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自分を嫌わないでいれば

自分のことを、信じられるかどうかは、自分をどれだけ嫌いにならずにすんだかに比例する。

「自分を嫌いにならない」というと、強い自分でいるというイメージがあるかもしれないけれど、ぼくはその逆だと思う。

強い自分でいようとすると、実績を作ろうとしたり、経験値をつもうとしたり、目標を達成しようとしたりなど、いまの自分にさらに何かを積み上げようとする。

そのこと自体はとても素晴らしいことなんだけど、逆に言えば、積み上げられなかったときの自分を嫌いになってしまう。

強くいようとすればするほど、積み上げることへの意欲が増し、必要条件になってしまう。

意欲が強いほど、成し遂げられなかったときの反動は大きく、出来なかった自分をせめてしまう。

人間、うまくいかないときだってある。
だから、うまくできなかったくらいで、自分を嫌いにならないであげよう。

たとえ、自分が怠けていたとしても、しょうがないじゃないか。
そりゃ、憧れのあの人だったら、怠けなかったかもしれない。すぐに怠けてしまうから、いつまでたってもダメな自分のままかもしれない。

だけど、だけど、しょうがないじゃないか。それが自分なんだから。

ダメな自分だけど、嫌いにならないであげて。
「また次、がんばろうよ。」と許してあげて。

「最後のチャンスだぞ!」とか、厳しいこと言わないで、「できるまでやっていこうよ」とのんびり構えてあげて。

まずはとことん甘えさせてあげてほしい。

何があっても、嫌いにならないであげさえすれば、きっとのびのびやれるようになるはずだから。

そのときまで、自分を信じてあげよう。

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