見出し画像

それは、ただ脳の誤作動だ。

どうしてもうまくできないことがある。頭では分かっているのに、どうしてもうまくできない。いつも同じ壁にあたってしまう。

そういうとき、決まって自分を責めてしまう。そして、自分のキャパシティを超えてくると、周りに当たるようになる。

よくないと、いけないと分かっているのに、そうしないといけなくなってくる。せめて自分の中だけでとどまらせることができれば、まだマシなのに、一人では抱えきれず、オロオロしている。いつもあとで申し訳ない気持ちでいっぱいになって、また自分を責めてしまう。その繰り返し。


だけど、最近それを繰り返して繰り返して、その先に、分かったことがある。それはすべて自分の勘違いだということ。自分の思い込みだということ。

こういう状態に入ったときは、自分の脳が誤作動を起こしていると思ったほうがいい。エラーを起こしているのだ。プログラムがバグっていて、どんな値を入力しても、どんなキーを入れても「自分が間違っている」という結果して吐き出さない。

オレが悪い。
オレが間違っている。
オレは最低だ。
オレはひどいやつだ。
オレはひどい父親で
オレはひどい夫だ。
オレはどうしょうもない人間だ。

そんなことを吐き出しまくる、狂ったマシンになっている。そんな狂った状態に、どんな言葉を投げかけても、マシなものは吐き出さない。

だから、何も入力しなくていいのだ。誤作動を直そうと必死にならなくていい。そんなときは今すぐその場を離れる。場面転換をする。

とにかく目に見えているものを強制的に変えること。一人になること。冷静になろうとか思わなくていい。音楽を聴くなり、コンビニに行って好きなものを1000円分と決めて無差別に買って食うなり、絵をかくなり、散歩にいくなり、歌うなりする。できればなんでもいいからアウトプットすること。エネルギーを自分に溜め込まない。

そうすると、少しマシになってくる。思い出してくる。クールダウンしてきて、まともな思考回路が戻ってくる。

そしたら、「あれは、誤作動だったんだ」で済まそう。誰も何も悪くない。オレも悪くない。全く悪くない。オレのせいなんかじゃもちろんなくて、ただのエラーだ。それで済ます。

正気に戻ったら、これまで通り、思い出そう。


You love me 
You love me

My mother so
My father so

My wife so
My daughter so

My grampa so
My gramma so

My brother so
They love so

You love me
And I love me
You love me
Remember me

サポート頂いたお金は、商品開発の費用として、ありがたく使わせていただきます。