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あなたが本当にこだわるべきもの

昨日は、なかなかショックな出来事がありました。

ぼくの器の小ささがバレてしまうので、お話しするのが、少し恥ずかしいのですが、大事なことに気がついたので、シェアしたいと思います。


夜、娘といつものようにお風呂に入っていたんですね。
ダ○ソーで買ってきた、お風呂用のスポンジおもちゃが、娘のお気に入りなので、それを大量にバサーっと湯船に入れてあげてます。
いつものように、遊んでいました。

そしたら、楽しくなっちゃったのか、とつぜん、スポンジのおもちゃを、ぼくの顔にバンバン叩きつけてきたんです。

「ちょっと、痛いからやめてよ〜」

バンバンバン!
「アハハハハハハッ!アハハハハハッ!」

「やだよ〜、やめてったら〜!」

バンバンバン!
「アハハハハハハッ!アハハハハハッ!」

「……………。」

前からちょいちょい気がついていたのですが、娘はぼくのことを、遊び相手だと思っているみたいで、奥さんにはやらないようなことを、僕にはふざけてやってくることがあります。

顔をむにゅ〜ってしてきたり、
クッキーをくれるフリをして、くれなかったり、
おむつを履かせてるときに、お尻丸出しで、わざと走り回っちゃったり、
そんな感じで、からかってきたりするんですが。

ま、それはいいんですが、
奥さんがやめてって言うと、ちゃんと「ごめんね」とか謝っているのですが、ぼくがやめてって言っても、やめてくれないし、謝ってもくれないんですよね…。
それがちょっと悲しくて。

昨日も、「いやだったよ。ごめんなさい、してほしいな。」と伝えても、シーン。
それどころか、逆にふてくされています。

それを見て、なんだか、一気に虚しい気持ちになってしまいました。

奥さんには、嫌われたくないからか、自分からすぐに謝るのに、ぼくには謝ってくれない。態度が全然違います。

そりゃ、母親と父親では、差があって当然だとは思ってはいたものの、ここまで歴然とした差があると、なんだか必要とされていないのかなとか思っちゃいまして。

こういうことになってほしくなかったから、
子育てを一番において、仕事も自分のことも合わせてきたつもりだったし、
一緒にいる時間も、できるだけ長くとるようにしてきたのですが…。

昨日は、それが全く報われていないような気持ちになりました。

「一生、こんな感じなのかな。」と考えると、さみしいし、なんだか馬鹿らしくもなってきちゃうというか。


器、ちっちぇ〜ですよね。
そんなことをモンモンと考え、しばらく、ふさぎ込んでいました。


そして、ふと気がついたんですよね。


ぼくだって、親に対して、冷たい態度をとっていた時期や、何なら無視をしていた時期だってあったなと。今、そのときの両親の気持ちを考えると、なんていたたまれなくなってきちゃうくらいです。

だけど今は、毎日メッセージのやりとりはしているし、週1でテレビ電話もしています。
いろいろあったけれど、両親ともに感謝してるし、大事に思ってます。

それを考えると、今このとき、目の前で起こっていることに、そんなに気持ちを振り回されなくてもいいのかな、と。

つまり、「結果にこだわらない」って、こういうことなんじゃないか、と思います。

結果にこだわらないというのは、
「どんな結果であっても受け入れる」ことでもなければ、
「プロセスを重視しよう」ということでもなければ、
「取り組んだこと自体がすばらしいと考えよう」ということでもなくて、

「何があろうが、どんなことが起ころうが、結局はうまくいくんだと信じること」なんだと思います。

最終的にはうまくいくんだと信じることができていれば、目の前で起きていることに、いちいち左右されなくなりますよね。


ぼくたちは、自分がうまくいっているかどうかを、結果という「証拠」をもとに、測ろうとします。

そうじゃなくって、うまくいくという前提に立てれば、結果にこだわる必要がなくなるんです。


そりゃ悲しさや、怒り、さみしさなど、いろんな気持ちも感じますが、それと、うまくいくかどうかは、切り離して考える。

それでも、結局、自分の人生は、うまくいくようにできている。
そう信じられることができれば、ずっとその気持にとらわれずに生きていけます。


ちなみに、このことに気がついてから、娘に対するわだかまりみたいなものは、一旦おいておき、普通に接することができています。

無償の愛ほどは、立派なものではないけれど、どんな態度をとられたって、やっぱりぼくは、娘のことが大事だし、一緒にいてうれしいですから。

もし、あなたが今、うまくいっていないと感じていることがあれば、
「結局、うまくいくんだ」と信じてみてください。
そして、どうせうまくいくんだとしたら、自分がいま、どうしたいのか、素直な気持ちを自分にたずねてみてください。

それが、あなたにとって、ほんとうにこだわるべきことなのです。

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