おじいちゃんビジネスマンの哀愁
お世話になってる会社の社長が昭和のビジネスマン
先日取引先と請求書の額面が通例より割増になっていて、その件について電話で取引先とやり合っていた
向こうは
「今まで安定していただけで値段は流動的なものです」
「あらかじめ説明はしていました」
こっちの社長は
「今までこの値段でやってきたからそのつもりで注文書作ってた」
「これだけ付き合いがあるんだからどうにかしてくれ」
「いいか、営業ってのは助け合いなんだよ、助けるときは助ける、もらう時はもらう(?)」
「じゃあ今まで俺が思ってた関係性じゃなかったってことだな」
「だったら最初から言っておけよ(?)」
「お前に言ってる営業と俺の言ってる営業は意味合いが違うんだよ(?)」
(今から赤字補填のためだけにお客さん人員注文書全部作り直すのめんどい、てゆかこいつガキのくせにナマ言ってハラ立つ)
途中からピキり出して最終怒鳴り散らかしてた
いますよね、怒り始めてのってきちゃって必要以上に怒鳴ってフラストレーション発散して気持ちよくなる人
結局向こうの社長が出てきてナシついた感じでした
クールダウンした社長は終始「最初から言ってくれよ〜^_^」「言い方が分かりずらいよ^^;」で滑稽です
いやおじいちゃん、わかるよ
若造に対等かそれ以上の立場で主導権握られたからピキったんだよね
だからせめて高圧的にマウンティングしてイーブンに持ち込んだんだよね
今時の難しい業界の実情と若者の感覚理解できないよね
自分の常識が通用しなくてイライラしちゃったんだよね
怒ったら引っ込みつかなくなっちゃったんだよね
昔はそれでうまく仕事して成り立つもんだったんだろうけど今は結構ドライな取引が多い
いまだに談合があるのだって理解はしてるつもりだけど結局は今の業界のしきたりに合わせないといけないと思う
結局そこの取引先なくなったらじゃあ次どこだってなっちゃうしリスクある
向こうの社長出てきたらさすがにこっちの社長も権力に負けるし
そしてその怒鳴り散らかしてる様子をみてオレ含めて社員下請けが嫌な雰囲気を感じて寄り付かなくなる、孤立していく
オレなんてnote書いて嫌な感じを発散してる
しかも疲れてなんかおとなしくなっちゃったし周り誰もいないし
孤独が一番の不幸だと思ってるから
人のフリ見て我がフリなおせと自分に言い聞かせた
ただ孤立してるおじいちゃんはかわいそうなのでお昼ご飯に誘って食べた
もちろん奢ってもらった
ここは昭和のいいところ
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