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【エッセイ】日々是好日

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ふと思ったこと。
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2020年4月の記事一覧

【日記】見えない、は怖い。

今日は、精神科の先生に自分の状況を伝えるためのメモを書きました。 * 今通院しているA病院の先生が「B病院の先生は発達障害にも長けているから」とB病院を紹介してくれました。だからB病院に移ることにしたのですが... わたしは今、外に出ることができません。生身の人間を見るのも怖いような状態なので、病院に行くこと自体がつらいのです。 それに加え、「行ったことがない場所」や「知らない場所」はわたしにとってものすごいストレスです。B病院は一度も行ったことがありません。先生のことも

1週間「ピッタリ140字」を続けた結果。

「言いたいことをピッタリ140字にまとめる」 これを1週間続けた結果、あることに気がつきました。 * この1週間、「つぶやき」のみ投稿をしました。 実は、その「つぶやき」において、ささやかなチャレンジをしいたんですよね。その名も、 ピッタリ140字チャレンジ! 思いつきで始めたのは良いものの、これが案外むずかしい。言いたいことを140字ピッタリに収めるのって、結構手間がかかります。 字数の増減のために言い回しを変えてみたり、類語に置き換えてみたり。あるいは、不要な

【日常エッセイ】近所には、夜の女王が住んでいる。

うつうつとした気持ちで部屋に入ると、どこからともなくアリアが聞こえてきた。 * 『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』 が聞こえてくる。 モーツァルト作曲のオペラ、『魔笛』。その劇中で、夜の女王が高々と歌うあのアリアだ。 歌声の主はおそらく、ご近所さん。音程もリズムも自由奔放。スタッカートの調子で、ルンルンと弾むように歌っている。 このアリアが『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』なんて物騒なタイトルであることを忘れてしまうくらい、明るい歌声だ。 歌い

眉が太くなった。

「わたしの顔、雰囲気が変わった」 と、ここ最近感じていたのですが、理由がわかりました。 眉が太くなったからだ。 * 眉がね、以前よりも太くなったんですよ。 手入れをしていなかったから。 最近、あれもこれも億劫なんです。 無気力で、一日中ふとんの中でジッとしている日も多いです。 だから、眉の手入れなんて超面倒くさいんですよね。手入れしなくたって生きていけるのに、どうしてわざわざしなきゃいけないの?なんて疑問すら湧いてきます。  でも、ちょっと嬉しい。もう少し眉が太け

「最期まで聴力は残る」は本当か。

ふ、と気がつくと、そこは真っ暗闇だった。 光も音も、人の気配もなにもない。 でも、不思議と怖くはなかった。 むしろわくわくするというか、好奇心すら湧いている。 この異様な状況下で、のん気なものだ。 わたしは一歩、踏み出そうとした。 向こうには何があるのだろう、と気になって仕方がなかったから。 その時だ。 「ゆかり!」 母の声が聞こえた。 母が、何度も何度もわたしの名前を呼んでいる。 ああもう、はいはい。 わかったわかった。 今、そっちに戻る

「なんで敗"北"なの?"北"の理由は?」 なんて疑問がポッと浮かんでしまったばっかりに、今日は一日中そればかり考えてしまいました。 ググればすぐに解決しますが、あえてそれはしません。だって、答えがすぐに分かったらつまらないもん。 もう少し自力で考えてみます。考える作業は好きです。

例のウイルスを討ちたい。

私は大河ドラマ『麒麟がくる』が大好きです。 オープニングが流れると、思わず前のめりになってしまいます。 今気持ちが落ち込みがちで、元気がちっとも出ないのですが、日曜日夜8時だけは元気になれます。からっからに渇いた喉を潤す水のような存在なんです、『麒麟がくる』は。 そんな『麒麟がくる』にも、ついに新型ウイルスの影響が出ました。安全を考慮し、撮影を今日から4月12日までの間休止にするそうです。 ただ、不幸中の幸い。関係者の方々に感染者はおらず、健康状態も良好とのこと。大事が無く