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SaaS、クラウドって本当に安く導入できるの?ハイブリッドクラウドの提案

こんばんは。

本日緊急事態宣言も解除の報告で発表され、明日から久々に出社という方も多くいるのではないでしょうか?

本日は、安価に導入可能なSaaS型のシステムを導入した後にとんでもない金額になってしまい、失敗した事例とその後の見直しで大幅にコストカットをした事例を紹介いたします。

現在は、昔と違ってSaaS型・月額利用型のシステムが当たり前のように導入されています。インターネット環境があればどこでも利用てきるメリットから導入企業は増加傾向にあります。

多くの提供側(ベンダー)は、月○○円、一人当たり○○円みたいな感じで課金制を取ってストックビジネスを得ている状況です。しかし、月・一人いくらというのは自社の環境や規模に合わせて考えないととんでもない金額を毎月支払い、得られる効果は従来の機能レベルに留まって無駄にしている企業様が多くあると感じてます。

例えば、一人数千円の月額利用料のSFA(営業支援ツール)を導入した。しかし、サーバーがいらない・システム管理者がいらない、利用料なので資産を持たなくて良いなど、良い印象を持って検討をされる企業様もいますが、自社の社員は何名いらっしゃいますか?また、SFAの機能は、そこから次の業務に繋げる為、販売管理に連動されるということで、管理部門の方も一応ライセンスを持たせるなんてことをしていると数千円が社員人数分掛け算となり、さらに12ヶ月となると年間のコストはどの程度になっていますか?もちろん、コスト面に余力のある企業様は良いですが、売上アップを目的に導入しているにも関わらず、システムが入ったからといって売上が上がるわけではなく(あくまで支援なので、間接的には影響がありますが・・・)、毎月莫大な費用を支払い続け、データは社内に残らずSaaS提供側に保有されており、サービス停止をすると今までの情報が残らないなんてご経験はないですか?当然、その効果を最大限に発揮し、費用対効果を出して運営されている企業様もあります。(そのあたりはまた改めて)

このようなお客様一度、社内の営業プロセス・提供製品・サービスを改めて見直すところからが大切だと考えます。私は経営コンサルではないので、直接的に売り上げを上げさせる提案はできませんが、その企業の文化や営業手法に合わせた仕組みを提示することはできます。さまざまな企業様にご提案をするとき、改めて企業様の営業手法や文化をお聞きし、そのうえでコストメリットを加えて提案を良くしますが、意外とSaaS型は初期に安く見えますが、長く追加続けるとコストもデータも取返しの使いない状態になっていることがよくあります。20名以下くらいのところで利用するときはSaaS型を提案することはありますが、それ以上または100名以上で一人当たりに月額が掛かる料金形態のものはおすすめしません。今は、簡単にデータセンターを契約して、自社オリジナルのプライベートクラウドなどを構築することができるようになりました。よって、利用料ではなく、買取型で良い製品をデータセンターにおいてしまえば、利用方法はSaaSのようなイメージで、コストは初期にある程度コストがかかりあとは自社資産として人数課金とならない形態ですと非常にコストメリットが生まれ、あっという間にSaaS型サービスとの損益分岐点を超える状態になります。※詳しくはお付き合いのあるシステム会社に聞いてみても良いかと思います。

また、別の事例では、これもSaaS型の勤怠・給与管理などは、人数×数百円みたいな料金形態の為、多店舗展開をしてアルバイトさん・パートさんが沢山いる業態には不向きとなります。

ごく一例ではありますが、「便利」「初期無料」「月数百円」などと聞こえは良いですが、上手に活用しないと毎月のキャッシュがどんどん減り、損益に大きな影響を与えてしまう状況になります。簡単にすぐに、初期が安くスタートできる為、中小企業様には受けるサービスではありますが、よくよく計算すると意外と先に記載した簡易データセンターを利用採用した方式の方が安くなることがありますので、一度整理してみてはいかがでしょうか? また、データセンターは一つのシステムだけではなく、仮想環境をいくつも立てることができますので、

すべてのシステムやデータ(電子ファイルなども)を移設することもできるので、まさにテレワークの時代にも活躍できる方法ではないでしょうか。

本日は、SaaS批判みないな感じになりましたが、使い方次第では非常に便利な部分や有効に働くことも沢山ありますので、そちらはまた記載をさせていただきます。




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