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生成AIのせいで、子どもが自力で宿題をしなくなる!?と言ってる大人に足りない視点/今週の気になるAIニュース、他/週刊教育・AI・育児日記 第19号
夏休みは、宿題をAIに任せるかどうかという議論がいろいろなところで見れました!!
結論!子どもに任せましょう!!
AIを完全にコピペしていたら、バレバレだから自分が書いたように工夫したら!?と声かけをちょこっとしてあげるだけで良いと思ってます!
というわけで、今週の教育×AIニュースです!
今週の気になる教育×AIニュース
①【海外ニュース】教育と数学におけるAIチャットボットの役割
AIチャットボットは教育分野で注目を集めており、特に数学教育での利用が増えています。Khan AcademyのAIチューターKhanmigoやOpenAIのGPTなどが代表例です。これらのツールは、学生の学習体験を個別化し、即時のフィードバックを提供することで学習効率を向上させます。しかし、過度の依存は基礎的な概念理解を妨げる可能性があり、教育者はバランスを取ることが重要です。倫理的な課題や複雑な問題解決能力の限界も考慮する必要があります。全体として、AIチャットボットは教育に革命をもたらす潜在力を持っていますが、慎重なアプローチが求められます。
AIチャットボットが子どもにとって、有効になる可能性はあると思います。なぜなら、教室に30人ほどの子どもがいて、教師が1人の場合、わからない問題があったときに教師の手が足りないことはよくあります。
そこで、教師に質問できないときは、AIチャットボットに聞くことができたら、そこで解決できる可能性があります。
ただ、なんでもかんでもAIチャットボットに聞くようになると、学校の意味って何?って思ってしまうので、子どもたちは、結局AIチャットボットだけじゃなくて、教師や友達に聞くことを優先すると思ったりするんですよねwww
②【海外ニュース】AIが授業計画と評価をどのように変革できるか
この文章では、AIが授業計画や評価をどのように変革できるかについて説明しています。特に、教師がAIツールを活用して授業計画を迅速に作成し、学習資料やテストを効率的に生成できることが強調されています。具体例として、MicrosoftのShiksha CopilotやMagicSchool.aiが挙げられており、これらは教師が短時間で質の高い授業計画を作成するのに役立つとされています。また、QuizletのMagic NotesやCanvaなどのデザインツールを使用することで、視覚的に魅力的な教育コンテンツを作成できるとされています。最後に、AIを使用して個別のフィードバックを提供し、評価プロセスをパーソナライズする方法についても言及されています。
授業のノートをアップロードし、そのノートを使って正確なフラッシュカードを作成できる。
— テキトー教師|AIを使ってゆとりを! (@tekitoo_T_cher) August 12, 2024
これ使えたら、めちゃくちゃ定着しそう!!
"また、 Quizletの「Magic Notes…
↑このアプリはめっちゃ使えそうですね!!もし、ノートからフラッシュカードを作成できたら、学習の定着度が飛躍的にアップしそうです。
あと、気になるのは、この記事にある個別のフィードバックを提供し。評価プロセスをパーソナライズする方法がもっと広まることを望みます!!
③【海外ニュース】AIは教育と学習の進化を促している
AIとテクノロジーツールが教育の革新をもたらし、学校および地区の効率を向上させています。Cambium Learningの調査によると、多くの教師と管理者はAIを用いて学習体験を個別化し、学生の成績を向上させています。しかし、データプライバシーやセキュリティ、教師のAIトレーニング不足などの課題も存在します。パンデミック後の技術採用は加速しましたが、依然として人材不足やメンタルヘルスの支援の不足が課題です。それでも、多くの教育者は前向きで、AIと先進技術の使用が増えることで教育職も進化し、新しいスキルや職務が求められるようになっています。
"教師は、教室をより効率的に運営するだけでなく、生徒の学習をパーソナライズして改善するためにAIを活用していますが、課題は残っています。"
— テキトー教師|AIを使ってゆとりを! (@tekitoo_T_cher) August 12, 2024
AI is forcing a teaching and learning evolution via @_Glasphttps://t.co/u7okcjEcLQ
教育AIのベストプラクティスが議論されていますね。
ただ、やっぱり、きっちりと保護者の同意や倫理面での指導、コントロール可能なAIを使うようにしているようです!
④【国内ニュース】生成AIのせいで「子どもが自力で宿題をしなくなる」と恐れる大人に欠けている視点 | ニュースな本 | ダイヤモンド・オンライン
この記事は、AIの普及が教育に与える影響について述べています。AIは教育の効率や質を向上させる一方で、画一的な教育カリキュラムの意義を低下させます。今後は、子ども個人の能力や適性に合わせた「寄り添い型」の教育が重要となり、AIがその補助をする役割を担います。しかし、乳幼児期の教育や実感を伴う教育は人間が担う必要があり、ここに新たな教育産業のチャンスがあると指摘しています。AIが普及する社会では、個性や身体性を育てる教育が重視されるでしょう。
AIで子どもが宿題をしなくなるというのは、SNSでもめちゃくちゃ見ますね!!
ホリエモンも動画をアップしていました。
ずっと言っていますが、そもそも宿題の内容が生成AIによって、簡単に生成されてしまうのであれば、AI時代の宿題として、「本当にこれでよいの?」という疑問を持っておいたほうが良いと思います。
ただ、学校の先生も忙しいので、いきなり、大幅に変えることはできないです。なので、AIを全面禁止にするのではなく、AIを使ってそうな子がいたら、こそっと
「どうやって使ったの?」
「すごいな!」
「どんな宿題だったらAIを使って面白いことができそう?」
てな感じで、子どもと一緒に宿題であったり、よりよい学びについて考えていったら良いと思ってます。
⑤【海外ニュース】AIが作成したクイズは教師の時間を節約し、生徒の成績を向上させることができる
この夏、AIを活用して頻繁に低リスクのテストを作成することで、教師の時間を節約し、生徒の成績を向上させる方法が議論されています。AIは、テストの作成と採点を迅速に行い、教師が頻繁にテストを実施することを可能にします。これにより、学生の長期的な知識の定着が50%向上し、自信も高まります。教師はAIを活用して、授業計画に合わせた多様で個別化されたテストを簡単に作成・調整でき、採点の負担も軽減されます。AI支援のテスト戦略は、教育の質を向上させる有効な手段として提案されています。
先日、quizletというアプリがノートから自作の問題を作れるようになったというニュースを紹介しました。
例えば、以下のnoteで紹介されているエビデンスは小テストの効果を結論付けています。
で、小テストって何がデメリットかというと、教師による問題作成と採点が大変なんです。。。
それをAIに任せることができたら、モチベーション高い子は、どんどんできるようになり、教師が手助けする必要のある子にだけ、対応できるようになります。
そういった意味では、生徒が自分で問題を作成できるようになると、教育的な効果としては高いなと思います。
活動報告
教育AI勉強会
8月はたくさんやってます!!とうとうコミュニティのメンバーも50人になって、中でのやり取りも増えてきたので、一旦募集をストップして、コミュニティの中での交流をメインでやろうかなと思ってますー!
以下のリンクも7日で切れるので、興味のある方は入会をお早めに!!
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動画
少しずつ再生数が増えてきましたwww
ラジオ
こちらもなんやかんやで続けておりますwww
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テキトー教師について
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
AIを学ぶコミュニティを作りました!!
日々の質問や情報共有だけでなく、月に数回の勉強会もやってます!
無料でやってますのでぜひ、ご入会ください!
ただし、そろそろ、募集を閉じようと思いますので、このリンクは7日でリンクを切ります!
僕がこのDiscordを作ったのは、AIを使う時間を習慣にしようと思ったのが理由です。発信、交流を強制することで、絶対触らないとってなりますwwただ、今のうちに触っておくことが大きな差になりそうな気がしています。
質問待ってます!
もし、もっと具体的に知りたいとか質問があれば、DMもしくは、質問箱から質問してください!