【就活】MARCH22卒NNTの徒然就活記② 劣等感との戦い(後編 就職活動)

こんにちは。クロちゃんです。

このnoteは前編を受けての後編です。まだご覧になっていない方はぜひ前編もご覧ください。

​MARCH22卒NNTの徒然就活記② 劣等感との戦い(前編 大学受験)

劣等感との戦い~就活編~

そんなこんなで2020年10月。3年生になった黒船襲来は学歴コンプレックスなんて忘れていました。

ゼミのプロジェクトが一段落したことと、当時付き合っていた彼女との別れを機に、就職活動を本格化させました。ここからは時系列で黒船襲来の恥の多い人生を振り返っていきたいと思います。(説明会や面接は基本的にオンラインでした)


10月~2月:自己分析を怠り、とにかく名の知れた大企業や興味のある分野(カメラメーカーや音楽、エンタメ等)の説明会やインターンに数社エントリーし、合否で一喜一憂を繰り返していました。浪人の時と何ら変わりません。

自分の興味の他にも、『とにかくホワイトな職場がいい』という希望から化学メーカーを第一志望の業界に据えて1社だけOBOG訪問をしました。後にも先にもこの1社だけです。完全に就活を舐めていました。


3月:インターンや説明会を受けていた企業にエントリーをしはじめました。選考慣れの意味で受けた某人材大手の会社の選考が初めてながら面白いほどうまくいきます。が、4次面接で落とされていまいました。

今思うと人材会社が面接の場数を踏ませるためにあえてやってくれていたことだったと思います。しかし、ここでさらに就活を舐めます。完全にどうにかなると思っていました。


4月~5月:エントリーしてESが通過した企業の面接を受け始めました。その中でも、行けたら楽しそうだな~と思っていた某エンタメ大手企業のGDを通過し、就活生4:人事2のグループ面接をしました。ここで挫折しました。

周りの就活生の受け答えの素晴らしさ、業界に対する知識と愛の深さ、そもそもの地頭の良さ、自分以外への人事のリアクション、全て劣っていると感じてしまいました。周りがすごすぎて『へぇ~』ってリアクションを取ってしまっていました。今思うと自己防衛反応だったと思います。あまりにも人事の食い付きが違いすぎて泣きそうだったし。

当然のようにそこからはお祈りをくらい、就活がどうにかなると思っていたことを叩き直されるどころか、打ちひしがれてしまいました。


6月~7月:当初第一志望にしており、唯一OBOG訪問をしてESの相談までしていた化学系のメーカーにESで祈られました。雲行きが怪しくなるどころか土砂降りです。

ここから興味だけではなくしっかりとした志望理由が必要なのか!と考え(それだけじゃダメなんよ...)、過去の原体験から広告・マーケティング・PR業界に志望業界を絞りはじめ、大企業ではなく中小企業やベンチャー企業受け始めました(グループ面接がトラウマになっていたこともあった。)


8月~10月:自分と一緒に就活をしていた友達二人は内定をもらっていました。劣等感がピークになりました。また、業界を絞ったもののなかなかうまくいきません。理由としては

・いきたい!だけで企業が採用してくれるはずがないから。

・業界理解が足りていないから。

・自分をついついよく見せようとしてしまい、等身大の自分を見せることができていないから。

・自分の強みをどう活かすか、その企業でどうなっていきたいのかが明確じゃないから。

だと10月現在の黒船襲来は考えています。株式会社黒船襲来の人事の視点で考えることができていなかったんですね。内定ないからこれらが原因なのかもわからないけど。

なので現在は、自分の強みやそれを活かせそうな業界はどこなのか、就職活動初期にやるようなことを時間をかけてやっています。

23卒の子たち、自己分析は割と大事だ。

また、ここまで劣等感を抱えながら就活をし、それが『自信のなさ』として現れていたのだと思います。思えば元カノと別れた原因もそれでした。


劣等感と考えすぎちゃん

劣等感と考えすぎちゃんの相性は最悪です。

実は今、順調に選考が進んでいる企業があります。介護・福祉業界の企業です。上記の反省を踏まえて面接に望んだ結果、自分の真面目さやユーモアがあってぼちぼち明るい所を買ってくれているのだと思います。

ここに限らずとも、『今後この業界を中心に受けていけばきっと受け入れてくれるだろうな』と就職活動をしていて初めてこんなことを思いました。


しかし、私はその業界に行きたくないのです


いや、内定をもらってから言えよ!』とか、『内定貰えれば少しは劣等感を払拭できるんじゃないのか!』とか自分でも思うことはあるのですが、

・黒船襲来は体力がなく、こういった力仕事が多い現場は続かない。

・共感力が高く、従業員が強いストレスを抱えがちな現場には耐えられない。

・土日で休みたい。

などなど、、確かに性格的には向いている仕事なのかなと思うのですが、働いていることを想像したときに、自分が幸せになっている姿を想像できないんですね。


そう、黒船襲来はいろいろと考え込んでしまう人間なのです。

人が簡単に踏み出せる1歩を踏むのに人の倍以上の時間が必要なのです。


踏み出した結果がうまくいけばいいのですが、必ずしもそうではありません。そうなったらまた最初からやり直し。ここも就職活動が長期化している原因なのかなと感じています。

こうして考えている間にも劣等感は黒船襲来を蝕み続けているのです...


劣等感との付き合い方

前編で申し上げたとおり、他と比較して劣等感を抱いてしまっている人は無理になくそうとしなくていいし、上手に付き合っていくことが大事なのかなとここまでを振り返って思います。自分のようなついつい考え過ぎちゃう人も同様です。

一緒に就活をしていた友人二人に抱いていた劣等感はもうすでにありません。時間 is GOD

とはいえ、今は『MARCHの学生なのにまだ内定もらってないの??』的な劣等感に苛まれています。(神がかり的な伏線回収)

不快になられる方がいらっしゃると思いますが、Fラン大学生NNTって巷で見かけるじゃないですか。でも自分は波はあれど1年間就活を続けていて、そこそこの学歴を持ってしてNNTなわけですからね。(なんの話)

ですがこれも時間が解決してくれると思いますし、やっぱり変に向き合いすぎないことってすごく大事です。

なので、今劣等感を抱いているNNTの皆さん、NNTだけじゃなくて劣等感を感じてしんどい思いをしている方、つらい時期が続きますが頑張っていきましょうね。



結びに

長く拙くなってしまいましたが、改めて自分のやってきたことをざっくりと整理することができましたし、こういう人間がいるってことの記録にもすることができたのかなと思います。

この記事を見て安心するもよし、危機感を覚えるもよし、親近感が湧くもよし、なにかのきっかけになってくれれば黒船襲来は幸せです。(そもそも見てくれてる人がいるのかもわからないけど)



黒船襲来

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