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【独断と偏見】22歳一般男性が衝撃を受けたSixTONESの楽曲5選【前編】

こんにちは。クロちゃんです。


今回は私の趣味のお話です。


私、何を隠そうジャニーズのアイドルグループ、SixTONESが大好きな男です。

好きなものに男も女も関係ありませんが、彼らが作り出す雰囲気、キャラクター、センス、音楽に惹かれて推しています。

今日も今日とてSixTONESの楽曲を聴いていたらこのような記事を見つけました。

この記事を読んでいて居ても立ってもいられなくなったので、今日は完全に独断と偏見で私が衝撃を受けたSixTONESの楽曲について書いていこうと思います。



SixTONESとの出会い


発表の前に、彼らとの出会いについて少々。

出会いについてはいつか詳しく書きたいと思うのですが、黒船襲来と彼らの出会いは音楽でした。

いっぱしのミーハー邦ロック好きの私でしたが、彼らの1stアルバムである『1ST』を妹から借り、あまりの引き出しの多さに沼にハマってしまいました、、、、

このダイジェストの動画がもうぶちゃぶちゃに秀逸で、冗談抜きで100回は観てしまっているのですが、ダイジェストだけでも引き込まれる楽曲一つ一つの存在感やクオリティの高さ、ヤバいでしょ?????

ガチマジ名盤なのでぜひ聴いてみてください。この動画をイヤホンつけて観るだけでもしてみてほしい。


個人的に購入のおすすめは原石盤です。共通のアルバムのラインナップに加えて、彼らのジャニーズJr.時代の楽曲が収録されています。(今売ってるのかな?)

後述するのですが、SixTONESのJr時代の楽曲はめちゃくちゃもちゃもちゃ秀逸なので、心からおすすめします。


それでは発表です!!!







①Curtain Call

※1:58~少しだけ聴くことができます。



1曲目は、先ほど紹介した『1ST』に収録されているアルバム曲の『Curtain Call』です。


まず言わせてくれ、冒頭の好きな曲ランキングおいて、この曲が全34曲中23位なのはあまりにも低すぎる。


この曲はSixTONESの失恋ソングなのですが、SixTONESの楽曲に触れ始めた当初、私はこの曲を聴いてとんでもない衝撃を受けました。


というのも、私はSixTONESの存在自体はデビューしたあたりから知っていました。

そりゃ、あのX JAPANのYOSHIKIさんからの楽曲提供でデビューなんて話題性ありまくりなので、、、

なので、SixTONESの第一印象が『ロックやロックバラードを歌うワイルドな人たち』だったんです。KAT-TUNに近い印象かな。


現にアルバムを借りて上から順に聴いたときも、

『1ST』のリード曲であるゴリゴリのロックチューン『ST』
独特な疾走感と世界観が持ち味の『NAVIGATOR』
ゴリゴリのイケイケぶち上がりソングの『Special Order』
こちらも疾走感があるラウドロックの『NEW ERA』と、
なんだかロックやかっこいい感じの歌が続くんです。

確かにかっこいいし好みではありました。でも第一印象はこの時点で超えられなくて、意気揚々と『あ~やっぱりそういう系のカラーね~』なんて思ってた次の瞬間、


儚くて切なげなギターのサウンドが始まったんです。


そして歌い出し、松村北斗が儚い声で

 
『You and I 寄り添って歩いた誰もいない砂浜 他には何もいらない 確かにあの日 思ってた筈なのに How did this come about?』

って歌うんです。


今までロック歌ってた人たちどこいったん?????????



なんて思ってるうちに爽やかなサウンドともにサビのユニゾンが始まるんですけど、今までロックがメインだったからかここで初めて歌声がちゃんと聴こえたんです。
そして、彼らのユニゾンが自分にとって心地いいことに気付いたんです。

今までかっこいい曲が続いてた中でいきなり静かで爽やかな曲。ようやくしっかり聞こえた6人の声がそれぞれ唯一無二でスッと耳に入ってくるんですね。

そして、2番以降一人一人の歌声をちゃんと聴いていたら気づきました。


この曲失恋ソングやんけ...


当時彼女に振られたばかりの私には

『傷つくのが怖くて 気付かぬフリをした 随分昔に終わってたはず But why いざとなると涙が零れるのは何故? 君に伝えなきゃ「今までありがとう」』

という2番の歌詞がギャン刺さり。

何回も歌詞を噛み締めながらリピートしているうちに、ガチで涙が出たことを今でも覚えています。


この『Curtain Call』という曲は泣きたくなるような夜明け。爽やかさと切なさが入り混じったミドルチューンということで、見事に泣かされたわけです。


何に心を打たれたって、やっぱり6人の綺麗なユニゾンなんですよね。

『ST』や『NEW ERA』のようなラウドロックのユニゾンとはまた表情が違う、耳心地が良くてスーッと心に入ってくる彼らの歌声に泣かされたと言っても過言ではありません。

表現力と言うと陳腐な言い方かもしれませんが、そういった力に長けているのかなと、この曲を延々とリピートしていて思いました。


その後もアルバムを聴き進めると、

全編英詞のEDM調の楽曲である『Dance All Night』

クラップで盛り上がれる今の時代に合ったアッパーソングの『S.I.X』

ジャジーなチル系のヒップホップ『Coffee&Cream』

デビュー曲で彼らの真骨頂でもあるロックバラード『Imitation Rain』←ここにデビュー曲ねじ込むセンスも凄い

アルバムを締める命や絆を歌った壮大なバラード『Lifetime』


いや引き出しエグいな、、、、


これに加えてユニット曲やJr.時代の曲がそれぞれ収録されているのですが、曲に振り回されるのではなく、1曲1曲がしっかりとSixTONESの範疇の中にある印象を受けました。


いつの間にかアルバムの解説になってしまっていた、、、

当時アルバムに収録された楽曲の中で一番私の心を動かし、聴きながら枕を濡らしていたこの『Curtain Call』は今でも大好きな曲の一つです。だからこそ23位は本当に意外でした。ツアーでセトリ落ちしたことも衝撃でした。振り付けも大好きなのでまたやってほしいぜ。。。




② JAPONICA STYLE [English Ver.] 


続いては、彼らのジャニーズJr.時代の楽曲である『JAPONICA STYLE』の英詞バージョンです。

SixTONESのことが気になりだしてから、彼らのJr.時代の代表曲である『JAPONICA STYLE』と出会うまで時間はかかりませんでした。

彼らはジャニーズJr.時代からいい曲をもらいすぎています。

この『JAPONICA STYLE』を筆頭にJr.時代から音楽に力を入れてきたんだろうなと、デビュー後に知った私は思うわけです。

しかし、この曲の本領は英語詞のバージョンにおいて発揮されていると思います。


まず、初めて英語詞の『JAPONICA STYLE』を聴いたときに思った

英語うっっっっっっっっっっっま!!!!!!


私がガチガチのjpopしか聴かないのもあるのですが、1部のアーティストの中では英語のカタカナ読みや、英語を使わないことが常態化してきているように思っていたんですね。それって正直超ダセえと思っていたんです。

そんな中でも、動画の中でジェシーがメンバーに英語の発音を教えているシーン(2:14~)があったように、ネイティブのジェシーがいることをしっかりグループの強みとして、レコーディングでも英語を全く妥協しないところにまず衝撃を受けました。ここで今までのアイドル像が崩されましたね。


また、日本語と英語の両方のバージョンが存在することによって、歌詞の解釈が少し違うところもまた面白いんです。

例えばサビの1フレーズ

『俺たち Japonica style わびさび Japonica style 移り変わるよ綺麗に 風には舞い』

『Everybody,  Japonica Style Wabi  Sabi,  Japonica Style Everything will change but we keep rising,Rising to the sky』

ここめっちゃかっこよくて、あくまで個人的な解釈なんですけど、日本語では『世の中は変わり続けるね~』とだけ言ってるんですけど、英語では『移り変わる世の中でも、俺たちは変わらず頂点目指すやで~』ってことを言ってるんですね。

英語と日本語合わせて初めて『JAPONICA STYLEって変わらない日本の誇りを胸に移り変わる世の中の頂点を掴み取る姿勢』のことなのかなと解釈できたんですね。(あくまで個人的な解釈です。)


他にもAメロの

『何が起こるかは わからないなんてさ』

『Take a chance, Don't you ever step back, Nobody knows what's gonna happen』

『引き下がらずにチャンスを掴むんや!何が起こるかなんてわかんねえんだから!』って訳すことでより言葉の強みや具体性が増したりします。


ただそんな中でも、『夢、恋、桜、わびさび』などの日本人らしい美しい日本語は訳さず日本語のままな所も非っっっ常にセンスを感じるんですね。


要するに、

日本語の短い小節では表現できなかったJAPONICA STYLE本来の姿が英語によって浮かんでくるんです!!!


個人的に歌詞の解釈を延々と考えることが好きなので、日本語と英語の比較によって本来の姿が浮き彫りになるこの楽曲の二面性には本当に恐れ入りました。

それもこれも聴いていられる英語だからこそ。作詞や訳の方だけを褒めたいのではなく、この楽曲を高いクオリティでリリースできる実力がSixTONESにあるからこそ、日本語と英語でレコーディングする試みが実現できているんです。


ぜひ、SixTONESにはこの楽曲を引っさげて世界へ羽ばたいていってほしいです。


その前にこの曲の音源化をお願いします。ソニー頼む。



長くなってしまったので続きは【後編】で...




黒船襲来

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