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100年後の未来

わたしたちは「天竜人」。

昔、この記事に出会って世界中で起こっている
争いについて考えました。

少ない知識と経験で、
とりあえず色んな国に行ってみました。

結果はどの国に行っても、
誰かが何かと「戦い」、
「争い」は絶えませんでした。

バングラデシュに行ったときは、
空港から外に出た瞬間から
フェンス越しに
多くの人が叫んでいました。

ミャンマーに行ってみると、
一見発展している国に見えましたが、
幼い子ども、多分小学4年生くらいの子が
もっと小さな2,3歳くらいの子を抱えて
車のドアを叩き、モノを売っていました。

アメリカのシリコンバレーにも行ってみました。
知っての通り、最先端の国でした。

日本にまだテスラの車がほとんどなかったころ、
そこでは、多くの資産家が優雅にテスラに乗っていました。

いわゆる高級住宅街のあたりを通ると、
とっても大きな門があり、外からは家すら見えないほど、とても広く立派な家が立ち並んでいました。

すごい場所だ、と毎日驚かされていました。

しかし、ある時住まわせて頂いていた家から
少し離れている場所に一歩踏み入れると様子が違いました。

ゾッとする、モノ騒がしさと
薄暗いコンビニ。

シリコンバレーに長く住む、
案内人の方に聞きました。
「ここはどうしてこんなに雰囲気が違うの」

彼は教えてくれました。
「ここはお金持ちの家を掃除してくれたりする人たちが住んでいるエリアだよ」

このとき、わたしは圧倒的「格差」に落胆しました。

キルギスにも行きました。
人々も優しくて、平和な国だと思いました。

お世話になっていた、おじいちゃんがいました。

時々話してくれるおじいちゃんの話は
胸がギュッと締め付けられる、
「戦争」のこと。

実際に戦争の経験があるおじいちゃん。
民族の違いで絶えない争い。

世界中で起こっている戦争は、
日本にいるだけでは上っ面なニュースでしか
なかなか情報を得ることができません。

悲しいニュースや貧しい国の映像をみて、
1週間、長くて1ヶ月くらい覚えている人がいるかもしれません。
(もちろんずっと心に残っている人も)

それでも、やっぱり私たちの日常は何の変哲もない日常。

朝起きて、「おはよう」と言ったら
「おはよう」と返してくれる人が当たり前にいます。

身近過ぎる関係だからこそ、家族やパートナー、友だちとケンカします。

ひどい言葉も言ったりしてしまいます。

だけど、普通に明日がくるから問題ありません。

食べ物にも困りません。
勉強にも職にもあまり困りません。

働けなくても誰かが支えてくれます。
国が、家族が、友だちが。

だから、学校生活も嫌気がさしたりします。
会社にも、不満が溜まっていきます。

美味しいご飯が毎日食べられるから、
そばにいる人を攻撃する人もいます。

ストレスが溜まります。
ストレスの捌け口に、自分の地位を利用して
「イジメ」をしたりします。

「戦い」や「争い」は世界中どこでも起こっています。

1人が「平和」を願えば。
1人が隣の人に「優しく」できたら。
1人が他人の「幸せ」を祈ることができたら..

世界は大きく変わるかもしれません。

100年後の未来は明るいですか。
何を想像しますか。

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