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vol.42 草木萌動【手紙の助け舟】

こんにちは。喫茶手紙寺分室の西川侑希です。
少し寒さが和らいできましたね。みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。

この時期になると次第に春めき、やさしく照らす春の陽ざしに誘われ、木や地面から新しい小さな命が芽吹き始めます。景色もグレーや茶色から、ほんのりとした薄緑が感じられるようになり「春」を実感することも増えるのではないかと思います。
二十四節気の各節気をさらに3つの期間に分けた「七十二候」ではちょうど今の時期は『草木萌動(そうもくめばえいずる)』。自然が動き出す、希望にあふれたイメージですね。

出会いと別れの季節

春は卒業、入学、入社、異動など人生の節目を迎える季節ですよね。
これまででしたら食事会や旅行であいさつができましたが、昨今の状況でそれが叶わないことも多いと思います。メールやSNSでももちろんいいのですが、おすすめするのは、やはり「手紙」。手間もかかりますが、その分想いが伝わりますし、かえって新鮮に感じてもらえます。
これまでの感謝の気持ちや明るい未来につながるメッセージを手紙で届けてみませんか。ポストカードやグリーティングカードに2、3行で充分。
きっと喜んでもらえますよ。

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結びのことばをいくつか考えてみました。参考にしていただけたら幸いです。

・新生活が実り多いものになりますように。心より祈っています。
・新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。
・輝かしい未来をお祈りしています。
・いつでも応援しています。
・新しく始まる生活を心から応援しています。
・体を大切に、楽しい毎日を送ってください。

この春がみなさまにとって素敵な季節になりますように。どうぞお体を大切にお過ごしください。
それではまた。

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西川 侑希(にしかわ・ゆき)|喫茶手紙寺分室 note ライター
手紙文化振興協会認定 手紙の書き方コンサルタント
愛知県名古屋市生れの名古屋市育ち。広告代理店で営業職として勤務したのち、メーカーで商品企画と広報を担当。「文具店が開ける」と言われるほどの文具マニア。
1年間で手紙を書く枚数は500通以上。最近は読書と釣りが趣味。
Instagram  https://www.instagram.com/yuki__nishikawa/

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