vol.60 猛暑お見舞い申し上げます【手紙の助け舟】
こんにちは。
喫茶手紙寺分室の田丸有子です。
二十四節気は「小暑」
今年は7月7日から7月22日までが小暑の期間です。
二十四節気の一つの節気をさらに三分割した七十二候では、小暑の初侯(7月7日〜7月11日ごろ)は「温風至る」と言います。温かい南風が吹き、蒸し暑さを感じるころ、という意味です。
今年は早々に梅雨明けしてからというもの、凄まじい暑さが続いています。”温風”なんて生やさしいものではなく「”熱風”至る」じゃないのかと思うのは私だけではないはず。しかも夏はまだ始まったばかり。小暑のうちからこんなに暑くてこの先どうなるのか思いやられますね。
暑さに耐える日々が続くと体にも疲れが溜まってきます。不調が起こりやすくなる季節に相手の健康を思いやり、自らの近況を伝える暑中見舞いの習慣は、日本人らしい心遣いの表れです。
今年の暑中見舞いに使えそうなフレーズを考えてみました。
・この夏はどんなお楽しみプランがありますか。
・塩をひとふりしたスイカにかぶりつき、水分・塩分補給しています。
・風鈴の音に涼を感じる今日このごろ、いかがお過ごしですか。
・仕事終わりの冷えたビールと枝豆を楽しみに今日も頑張ります。
・かき氷を食べすぎてお腹こわさないようにしてくださいね。
・朝顔がいくつ咲いたか確かめるのが毎朝の楽しみになっています。
・久しぶりに遠出して、海風山風に吹かれたいです。
・思い出に残るステキな夏になりますように。
ついつい暑さについて語りたくなってしまいますが、敢えて触れない表現を考えてみました。夏らしいポストカードに一言添えるだけで涼しげなおたよりになりますよ。
暑さについて書く時は、字面を見るだけで汗が吹き出しそうなこんな書き方はいかがでしょう。
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