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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者の感想

どうも、ワイティー(@waithiii)です。

このnoteでは、ジュラシック・ワールド/新たなる支配者の感想を書いていきます。

ジュラシック・ワールド。一言で申し上げると、人間と恐竜がワチャワチャし、最後はなぜかティラノサウルスと別の肉食恐竜がド派手に戦っておしまいという、実にシンプルな映画です。

ちなみに、ジュラシック・ワールドは今回の作品で完結との話を伺いました。めでたしめでたしですね。

ざっと本作のあらすじをまとめます。

前作の終盤、クローン人間のメイジーちゃんは、自身と同じくクローンという境遇の恐竜たちに同情したのか、有毒物質が漏れ出た地下牢から恐竜たちを逃がすという、人類にとって最悪の一手を打ちました。そのため、恐竜たちは方方に逃げ出し、人類は恐竜と共存する世界になりました。オーウェンとクレアは、メイジーを匿いながら生活しますが、ある日バイオシン社の雇った密売人に、メイジーとブルーの子恐竜を誘拐されます。バイオシン社は、表向きでは恐竜と共存する社会の中で、恐竜の免疫から様々な治療法の研究を行っています。しかし、恐竜の遺伝子を組み込むことで、なぜか畑の作物を全て食い荒らす巨大イナゴを生み出してしまったのです。そのため、メイジーとブルーの子恐竜を攫い、彼女たちの特殊なDNAを利用しようと目論見ます。攫われたメイジーと取り戻そうと、バイオシン社が保有する恐竜保護区に足を踏み入れたオーウェンたち。バイオシン社内部では、巨大イナゴを焼却処分しようとした際、イナゴたちの生命力が半端なさすぎて、森に燃えた状態でイナゴたちが飛び去っていきます。その結果、森で火災が発生。バイオシン社は恐竜たちをドームに避難させ、研究施設を手放すことになります。ゴタゴタの中で、オーウェンたちは無事にメイジーとブルーの子と再会します。そして、3体の巨大肉食恐竜の謎の大迫力合戦に巻き込まれながらも、ヘリコプターで脱出します。


滅茶苦茶ざっくりまとめると、上記の内容です。
もちろん、登場人物や場面展開はもう少し存在します。

それにしても、全体的にツッコミどころ満載の映画でした。
私が簡単に思うツッコミどころについてまとめていきます。


・恐竜への対処がガバガバすぎる

びっくりするくらい恐竜への対処がガバガバです。
私たちの日常に恐竜が当たり前に存在することを想像できますか?

我々の社会では、小型犬ですらリードに繋いで散歩するのに、公園では野放しの小型恐竜が沢山います。恐竜との共存具合が半端ではありません。私なら怖すぎて公園に行けなくなりそうです。

流石に大型恐竜は、移動の際にケージに入れられますが、驚くほど簡単にケージを開けられます。「もっと頑丈にしないと駄目だろ..」というツッコミを禁じえませんし、あんなにでかい生き物をどうやってバレずに運ぶのでしょうか。実際、肉食恐竜が放たれたことで、街では何の罪のない人々が、ペロリと頂かれていました。あまりにもしれっと美味しく頂かれていたので、そのシーンだけでももう一度観ようかしら?と思ったほどです。全体的にセキュリティがガバガバ過ぎて目も当てられません。


・バイオシン社の社長が無能すぎる

とにかくバイオシン社の社長が無能すぎました。部下へのマネジメント、設備管理、社内セキュリティなどあらゆる点でグズグズでした。焼却処分しようとした巨大イナゴだけに、研究施設を滅茶苦茶にされてますからね。イナゴですよ?恐竜が荒ぶったわけでもないですよ?

そして、側近が裏切り者という間抜け具合。
研究者兼CEOというのは難しいものだと見せつけられました。

彼の失敗は自分以外の人間にマネジメントを任さなかったことなのでしょう。研究だけに注力すれば良かったんだよ。


・設備がザルすぎる

そもそも、恐竜を扱うかなり特殊な施設なのに、何であんなにセキュリティがガバガバなんだよ。誰でも入れるじゃねえか。そもそも、燃えた巨大イナゴたちだけに設備を半壊にされるって、ザルすぎやしませんか。職員の数が全然足りてない。なぜ、最後に社長が1人だけで移動してたんだよ。他の職員はいつのまに逃げ延びたんだよ。


・恐竜以外の生物への配慮がなさすぎる

恐竜中心の世界すぎるだろというのが最大のツッコミです。
この世の中には、恐竜以外の絶滅危惧種に溢れていますよ。

それなのに、恐竜中心すぎるだろ。
生態系が滅茶苦茶ですよ。

序盤に海でしれっとモササウルスに船乗りたちが全滅にさせられましたけど、ヤバすぎるでしょ。あんなもんが海をスイスイ〜って泳いでいたら、誰も航海なんてしなくなりますよ。モササウルスには海の王者シャチさんもビックリでしょうね。

他にも、トリケラトプスとアフリカゾウが並走しているシーンがありました。いや、あのシーンでほのぼのできるか!


他にも色々あると思いますが、私からは一旦以上です。

色々書きましたけど、面白い映画でしたよ!(嘘つけ)


stand.fmでお話しているので、ぜひ音声でもお楽しみください!


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