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私の好きな音楽の癖遍歴

私の音楽の趣味にはおおよその偏りがある。
音楽に詳しい先輩曰く、「オルタナティブで転調されてる単純じゃない曲」を好きな曲にアップすることが多いらしい。わかんないけど。

絶対に忘れられない、記憶に残る、これがターニングポイントだって曲、並べてみる。(大学入るまで)

誰か私の好きな音楽にある共通事項教えてください。何が好きなんだろう。言語化したい。


2007年くらい
ブラックアウト / ASIAN KUNG-FU GENERATION

初めて買ったCDはau「LISMO!」のタイアップ曲が入ってるやつ。懐かしい。わかるかな。
CMの曲入ってるやつ。これのアジカンとYUIのCHE.R.RYとレミオロメンのsakuraがすごい好きで、父に頼んで買ってもらった覚えがある。
10歳にして、このCDを与えられた私は子供ながらにアジカンに圧倒されて、歌詞を何度も読み返して、「まな板の鯉はその先を思い浮かべては眠る」って怖。すご。よくわからん。わかりたい。とか、「ただ立ち尽くす僕の弱さと青さが日々を駆け抜ける」て脆すぎるとか思いながら聞いてた。10歳のくせして、理解したかった。
サビへ入る切り込み方とかサビの盛り上がり方とかも本当好きだったなあ。


音楽がもともと好きだった私は、合唱部とブラバンに小学生の頃に入り、延長で中学は吹奏楽部に打ち込む。楽しかった。演じる側の楽しさを知った。
自分が努力して、伝われって思いながら演奏して、気持ちを乗せる雲を大きくするために技術を磨くのってこんなに楽しいんだって思った。それが2008年の小5から2012年中3まで。


2012年
Just the way you are / BrunoMars  

携帯とか持ち始めてYouTubeで見たグラミー賞でBruno Marsを知る。「Doo-Wops & Hooligans」というアルバムがどうしても欲しくて自腹で買った。衝撃だった。聞いたことない音。曲が物語に感じた。曲ごとに印象が全く違うサウンドと、なんか聞いたことない声。響き。
ここから洋楽沼に落ちて行く。テイラースウィフトとか、ケイティーペリーとか、ワンダイレクションとか外国の子どもとおんなじぐらい聞いた自信ある。
洋楽ってなんで必ず通るんだろう。やっぱ初めて触れると衝撃なのかな。


2014年くらい
ミュージック / サカナクション

父の車に乗ってる時に流れてきたサカナクションが忘れられない。今も切り替えたい時とか、感傷的になった時、気合い入れたい時、とに書く落ち着きたい時とか聴いちゃう相棒の曲はサカナクションのミュージックだ。
今まで歌詞が歌の主人公だと思ってた概念が大きく崩された感じがした。「あ、自分は曲のリズム感を楽しむ方が好きなんだ」って自覚した覚えがある。
あとシンセとかテクノな感じが斬新でオシャレに酔った覚えがある。ここからずっと好き。
好きな歌詞は「振り返った季節に立って思い出せなくて嫌になって」です。思い当たる節多い。


2015年
SUN / 星野源


大学受験期。休憩のたびに聞いてた。星野源。
「夢の外へ」とか知ってたけど、誰の曲かなあって思う程度で調べ切れてなくてちゃんと知ったのは高校3年の時だった。
こんな明るいのにちゃんと聞くと暗い。湿気ある。
曲を作る人の考えとか価値観とかに触れたいと思うようになった。人が曲を生み出す歴史には何があるんだろう。知りたい。
星野源の沼に今も溺れている私はYouTubeの見すぎで大学の前期試験に落ちました。敗因は自分の甘い心。


こうして大学生になった私は、みんなと同じように邦ロックにどハマりし、フェスを渡り歩き、誰よりも早く流行りそうなバンドを見つけたがるようになる。

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