女子サッカー・寺脇鮎李選手インタビュー第二弾！　～寺脇選手にこの三か月間のクロアチアでのサッカー生活について聞いてみました。そして、あの選手の引退についても～　聞き手 / HIROHIRO (2021.12)

Teck-Teck World

2021年12月18日 11:57

今回は、寺脇鮎李選手インタビュー第二弾です。前回インタビューから三か月間、クロアチアサッカー界で活動してきた、その感想をお聞きします。

前回インタビューはこちら（https://note.com/teckteck/n/n3953d6eae20b）

Q1（HIROHIRO）
まず、クロアチアでの三か月間、大変お疲れさまでした。９月はクロアチアに到着してから、２６日にすぐにスタメン出場でしたね。久しぶりにチームメイトと出場した感想はいかがでしたか？　ブランクや、違和感など感じましたか？

A（寺脇選手）
到着して１回だけチームのみんなと練習してすぐ試合でした。

入国前から監督から２６日の試合の準備はできてる？と聞かれていたのでスタメン出場の準備はできていました。

みんなとまた試合に出れることは嬉しかったですが、このデビュー戦、あまり良いデビュー戦ではありませんでした。

コンディション面では一時帰国時にボールを蹴る環境があったので問題はなかったですが、チームとして１部常連のチームと自分達の差はこんなにもあるのかと痛感する試合になりました。

前半だけで６失点したこの試合、衝撃的でした。

　～歴史を作った～

Q2
しかし、１０月３日には早速のゴール！　１部で初めてのゴールの感想はどうだったのでしょう？

A
正直、前半２分という早い段階での先制点だったことやあっさりしすぎたゴールだったこともありあまり嬉しいという感情はゴールを決めた瞬間はなかったです。

試合後みんなでカフェに行った時にコーチから「このチームの１部リーグ初得点だよ。歴史を作ったね」と言われてやっと実感が湧いたし嬉しい気持ちが込み上げてきました。

Q3
シーズン途中、足の怪我をなさいましたが、具合はどうですか？

A
良いとは言えないですね。

怪我してから現地で検査する予定だったんですがコロナの影響でなかなか予約が取れずチームドクターに診てもらいトレーナーに治療してもらっていました。

帰国前には軽いトレーニングなら合流できるくらいになっていたんですが帰国後、腫れや痛みがまた出てきたので、隔離期間が終わったら病院で診てもらい後期に向けてしっかり治療しようと思います。

(以下は治療中の寺脇選手)

（クロアチアの風景）

Q4
ぜひ、これからのクロアチアでの目標をお聞かせください。

A
前期５得点を目標にしていましたが達成できませんでした。

しかし後期も５得点を目標にしたいと思います。また、後期が終わった時点で上位のチームから声をかけてもらえるようなプレーをしたいと思います。

Q5
最近気に入ったクロアチア料理は何でしょう。

A
Salmaです。

日本でいうロールキャベツです。キャベツの中はお米入りの肉団子です。不思議ですがとても美味しくて好きです。

(下の写真が寺脇選手お気に入りのSalma)

(以下の写真は、寺脇選手が味わったクロアチア料理の数々)

～いつまでも自分の憧れ～

Q5
ところで、、、最近、男子サッカーの大久保嘉人選手が、今シーズンで引退なさいました。寺脇選手のTwitterは、大久保選手の記事でいっぱいですね！
大久保選手のどんなところが特にお好きなのでしょう？
大久保選手の魅力を教えてください。

A
単純に顔がタイプなのと私生活とサッカーの時のギャップが良いですね。
プレースタイルも好きです！

大久保選手が好きになったのは高校の時です。
彼の本を読んだことがきっかけです。
正直それまではあまり興味がなかったです。
しかし本を読み、彼にはまってしまいました。

プレー面でも小さい身長でもヘディングで点を取ったりボールをもらう前のマークを外す動きだったりどんどん彼のプレーを見るたびにとても好きになりました。

引退会見で自分で言っていましたが、荒いプレーに関しても自分らしさだと。

そうやって軸を持ってブレずにやれたから３年連続得点王やJ1通算最多得点を取れるんだなと思いましたし尊敬するしいつまでも自分の憧れで大好きな選手です。