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人事が自由な働き方を選べる世界を創る|新規事業HRBIZとは

「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間を紹介しています。テックビズで活躍するメンバーは、どんな理由で入社を決め、どんな思いで働いているのでしょうか。

今回は、テックビズが新しく立ち上げた新規事業「HRBIZ」の立ち上げメンバーである藤村さんと三澤さんのインタビュー記事をお届けします。

藤村 大輔(Fujimura Daisuke)/  人事・PR部、HRBIZ責任者
新卒では大手商社に入社し3年ほど営業職を経験した後に大手人材会社に転職。人事としてのキャリアをスタートする。その後、日本たばこ産業株式会社(JT)で人材の育成やタレントマネジメントに従事。現在は2022年2月からテックビズにジョインし、人事・PR部の責任者として採用や人事制度を担当しつつ、新規事業のHRBIZの責任者として活躍中。

三澤 知史(Misawa Tomofumi)/  法人統括部、経営企画部、HRBIZ
同志社大学を卒業後、大手人材会社の大阪支社の立ち上げに携わる。2021年2月からテックビズにジョイン。入社後半年で法人統括部の責任者となり、2022年11月から新規事業のHRBIZの立ち上げを行う。


フリーランス人事に対するトータルサポート|HRBIZのサービス概要

ーー新規事業「HRBIZ」のサービスの概要をお伺いしたいです。

藤村:HRBIZは、人事領域の課題解決に特化したフリーランス人事のシェアリングサービスです。人事の人材不足などの課題に悩む企業とフリーランス人事のマッチングを行っています。

また、HRBIZの特徴は採用だけに特化するのではなく、HR領域の幅広い課題にも対応していることです。

受け入れ側の人事の課題は、採用だけでなく、制度や組織開発、そして人材育成など、多岐にわたります。それらの課題をトータルで解決できるようなサービスに成長させていきたいです。

ーーHRBIZの強みとは何ですか?

三澤:HRBIZの強みは、3つあります。

1つ目:人事領域の知見があるコンサルがヒアリングを行うため、高品質な提案を受けられる

2つ目:人事経験が3年以上の登録者数が多く人事様な人事領域の課題解決を提案できる

3つ目:人事だけでなく採用広報やライティング領域の人事人材も登録している

HRBIZでは、人事経験が豊富な人材が数多く登録しています。そのため、採用代行だけでなく、幅広い人事領域の課題をピンポイントで解決できるフリーランス人事も多く所属しています。

藤村:また、人事課題を広く捉えている人事責任者の方々と実際にお話をして、「やりたいけど、やれていないこと」を丁寧にヒアリングしています。単にスキル面のマッチングだけでなく、組織のソフト面もヒアリングして、カルチャーにフィットできる人材を提案しています。我々はこのサービスを通じて企業の組織課題を本気で解決したいと考えています。

ーー実際に、どのようなフリーランス人事の方が登録しているのですか?

藤村:30代前後の人材が特に多くなっています。人事の経験が3年以上で、戦略作りから実務実行まで一気通貫してできる方が豊富です。さらには、人事責任者レベルの人材だけでなく、採用広報経験者やライターなど、多様なスキルを持った人材と協業し、幅広く人事課題をカバー出来る体制を構築しています。

既存サービスとのシナジーを生む新規事業|HRBIZを立ち上げたきっかけ

ーーHRBIZ立ち上げのきっかけをお伺いしたいです。

藤村:テックビズに入社してから現在も人事部の責任者を務めているのですが、テックビズにおいて自分自身が人事部の人材を採用する際にとても苦労したんです。責任者をやっている傍らで、テックビズに成長フェーズに見合う人材をこだわって探すのが非常に困難でした。

そもそも人事に特化した人材サービス自体が少なく、人事人材の母集団形成が難しかったんです。また、人事として一緒に戦略立案~実行まで試行錯誤してくれる人材を採用したかったのですが、人事としてのスキルマッチ、加えて自社とのカルチャーマッチという観点で、適切な人材を見つけることに苦戦していました。

ただ、この人事の人材探しに苦労したことがきっかけで、HRBIZのアイデアを着想したんです。

そのタイミングで中島さん(代表)から新規事業立ち上げのお話があり、自分からHRBIZの構想について提案をし、そのまま責任者として事業を進めることになりました。

三澤:2022年2月頃、中島さんからベトナムでの新規事業の話をいただきました。しかし、うまく自分事化できなかったんです。

そんなもやもやを抱えていたタイミングで、藤村さんが新規事業のHRBIZを立ち上げるとのお話を聞き、一緒にやろうと決意しました。

もともと、中島さんの「事業をするなら自分が熱中できるほど好きかどうかが重要だ」という言葉がずっと心に残っていて。

私自身も今まで複業などで人事として活動する機会などもあり、まさに熱中できる分野だと思ったんです。さらに、私も人事の領域には課題を感じていたこともあり、すぐにやると決断しましたね。

ーー2022年は既存事業の「テックビズフリーランス」の基盤が整い始めてきて、新しい事業を動かせるようになりましたが、新規事業ではどんな1年でしたか?

三澤:テックビズは、稼働人数が1700人を超え、業界でも上位に並ぶ規模に成長してきました。まさに、新しい事業を展開する基盤が整った1年だったと思います。中島さんとも、新たなチャレンジに踏み切りたいと、よく話していましたね。

さらに、HRBIZは既存の「テックビズフリーランス」と親和性が高いと感じています。「テックビズフリーランス」で培った資産を有効活用できると思っています。

ーーHRBIZの立ち上げるにあたって苦労した点はありますか?

藤村:現在も苦労の連続の日々です。人事領域ではフリーランスが活躍するイメージがまだ醸成されていないと考えています。なので、人事の雇用や契約形態の考え方から伝えていく必要があります。

企業によっては「人事の立場にある者は正社員であるべきだ」という考え方が強い場合もあり、その考えを変えようとするのは難しいと感じています。

ただ、今は働き方が多様化しており、人事も契約形態に縛られずに活躍する時代がくると僕たちは信じています。だからこそ、今のこのフェーズで挑戦する意味のある事業だなと思っています。

社内の孤独と戦う人事部|日本企業における人事の課題

ーー日本で活躍する人事の方は、どのようなキャリアの悩みがあるのでしょうか。

三澤:3つの課題があると考えています。

1つ目は、人事のノウハウが企業ごとに独自色が強く、教育が難しい点です。クリエイターやマーケター、エンジニアなどの職種は、教育サービスなどが多く展開されています。人事の領域でも教育サービスは増えつつありますが、まだまだ属人的な領域なので、日本全体で人事の人材不足も課題になっていると思います。

2つ目は、人事同士の情報交換やコミュニケーションの場が少なく、自社のことしか理解していない人事の方が多いことです。情報交換をすることで、他社に情報が漏れる危険性を感じているかもしれません。その一方で、情報共有や協力し合う文化がないことが寂しいと感じています。みんなで協力して、改善していく文化があれば良いなと思います。

3つ目は、人事は評価がされづらく、キャリアアップが難しい点です。営業職などと違って実績がわかりづらいので年収が上がりにくいです。人事は企業にとって価値が高い職種と思ってもらえる、一種のブランディングが必要だと感じています。

ーーでは、企業での人事の課題について、どのように捉えていますか?

藤村:自社の人事組織の課題を理解しつつも、柔軟に人材を取り入れられていない企業が多いのではないでしょうか。「適切にマネジメントができるのか」「下手をすると自分の役割がなくなってしまうかもしれない」という恐れや、弱い感情に適切に向き合えていないのかもしれません。

また、フリーランス人事が組織に参画した場合、マネジメントできるか不安に思う方もいます。

私も人事経験があるため、この気持ちはとても理解できます。しかし、本当に怖いのは中長期的に人事課題が解決できず、自社の競争優位性が失われてしまうことです。

新しい働き方で人事の市場価値を上げる|HRBIZで人事はどう変わるのか

ーーHRBIZで人事の働き方をどのように変えていきたいですか?

藤村:HRBIZを活用すると、人事の方はより前向きな人生を送れると考えています。

企業で正社員として働いている人事の方は、自分たちの環境がすべてだと考えがちです。そのため、自分の存在価値を見失ったり、適切に捉えられなくなってしまいます。

HRBIZは、新しい働き方の選択肢を提供し、人事としての市場価値を上げることにフォーカスしています。

もちろん、新しい働き方を選択することには一定の責任も伴うかもしれませんが、その責任は前向きなものだと捉えています。人事一人ひとりの働き方に注目し、新しい働き方を提供して、人事業界を変えていくことがHRBIZの介在価値ですね。

ーーHRBIZの今後の展望や、長期的な目標などの夢を語っていただきたいです。

藤村:直近1年間、人事の人材不足に関する課題解決の方法を模索してきましたが、私たちだけでは人事業界を変えられないと思います。類似のサービスとある意味で協力し、人事領域を変えていくことが重要だと感じています。

長期的な視点で「人事関連の業務に従事する方々の生きる世界をより良くしたい」と思っています。

三澤:ITフリーランス向けのプラットフォームを展開するテックビズが立ち上げたHRBIZならではのムーブメントを見つけ出したいと考えています。「テックビズフリーランス」のように、新しい働き方をHR領域でも提供していきたいです。

また、人事の人材不足を解決するには、人事一人ひとりを際立たせる必要があると考えています。HRBIZは、人事の新しい働き方の火種になれると信じています。

テックビズの新規事業に対する文化とは

ーーテックビズの新規事業に対する文化や、やりやすさについて教えてください。

三澤:他の企業と比較すると、テックビズは新規事業にチャレンジできる環境も風土も揃っていると思います。

まずは、テックビズでの自分の役割を満たすことが必要です。そして、自分が熱中できる分野の新規事業を、代表などに根拠を持って提案すると、前向きに応援してもらえる文化があります。

失敗に対しての指摘はありませんが、テックビズでは何よりも「熱意」を重要視しています。成功や失敗に関わらず過程を見てくれるので、熱い想いがある方は、ぜひテックビズで一緒に働きましょう。

おわりに

テックビズの新規事業であるHRBIZは、人事領域において新しい働き方を提案し、人事の方々が正当に評価される社会を目指しています。

基本的にHRBIZは三澤さんと藤村さんの2人で展開していますが、テックビズとHRBIZの理念に強く共感していただいた方は、エントリーフォームからお気軽にご相談ください。

テックビズには、まだまだ熱い想いを持って働いている方がたくさん在籍しています。次回の「TECHBIZ STYLE」お楽しみに!

また、会社についてより詳しく知りたい方は下記の採用ページをご覧ください。


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