ニュータイプ

ニュータイプになる!

書名:ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
著者: 山口 周
出版社:ダイヤモンド社
発行日:2019年7月4日
読了日:2019年9月16日
ページ数:352ページ
9月 :8冊目
年累計:104冊目

こんばんは!
前から読みたい!って思っていた本書。
やっと読みました。

これはすごく良書。今年のおすすめの1冊である。

令和に必要な思考、生き方が満載で
古い考え方ではもはや生きていけないと感じるくらいです。

24つのニュータイプが紹介されているのですが
印象に残ったものをピックアップ。

✅クソ仕事をやめよう

この”クソ仕事”という表現がすごくユーモア溢れる。
目的や意味を明確化することのない働き方改革や
仕事量や長時間働くことを追求するのはオールドタイプである。
ほんと、世の中この稟議書いるの?
この押印いるの?
なんで会議のための事前調整いるの?
クソ仕事多いですね。
やめましょう!

✅問題提起の重要さ、難しさ

これは仕事していてすごく実感します。
何か問題や課題があって、それを解決するのは得意です。
特にエンジニアの場合はどう実現するか?(HOW)
は得意な人が多いと思います。
今の時代、色々な問題は解決されつつあり
これからは新しい課題を提起(WHAT)する事が必要。

あるべき姿を構想して、現状とのギャップを把握して
そのギャップを埋めるべきイノベーションを起こしていく。
う〜ん、必要だなって思います。

問題発見力 > 問題解決力

ですね。

そうはいっても、イノベーションを起こそうと思って
イノベーションを起こした人もいない。

イノベーションが目的となるのもよくないですね。
結果として、課題を解決する手段が
イノベーションだった
という後付かなと思います。

そういう意味では

課題の設置とその解決

が大切ですね。

こんな面白い事があるけれども
なんの意味があるのかわからない。
ではダメですね。

✅リベラルアーツ

今までは”教養”だと思っていましたが
実は「リベラル=自由」「アーツ=技術」なので
”自由をになるための技術”という事になります。

目の前の世界の常識・前提などを疑い
一度引いた立場で相対化してみる。
相対化ってのは世界を広げてみるという事です。
時に自分の目のレンズを変えて見てみる事。

つまり「問う・疑う」ための技術である。
そして、疑った結果、新しい問題の提起すること。
これがリベラルアーツ。
常識が常識でなくなってしまう事が
イノベーションへの第一歩です。
まずはこうした思考をできるかどうかが大事ですね。

でも、全ての常識を疑っていると時間がないので
☑︎疑うべき常識とそうでない常識
を見分ける選球眼を持つ事が重要です。

常にWHY?今の姿はあるべき姿なのか?
と考え続ける事は大切ですね。

本を読む事でインプットは増えます。
そこでWHA?問いが生まれると思います。
そこから学びが生まれてくる。

読書っていいですね💫
(ちょっと強引につなげてみたw)

あと気になった点を箇条書き❗️

☑︎未来予測は原理的に不可能
☑︎テクノロジーの進化にブレーキはかけられない
☑︎ヒトの能力はリーダの「意味」の与え方によって増減する
☑︎そもそも何を作りたいのかを考える
☑︎世の中にどういう変化をもたらしたいのか考える
☑︎WHAT(目的)、WHY(理由)が必要
☑︎ビジョンには”共感”が一番求められる。
☑︎機能的価値よりも意味的価値を重視する
☑︎キャリアの「バーベル戦略」
☑︎逃げることの大切さ
☑︎リーダの役割は問題を設定すること


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