発達障害

発達障害

書名:発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
著者:本田 秀夫
出版社:SBクリエイティブ
発行日:2018年12月6日
読了日:2019年12月28日
ページ数:224ページ
12月 :10冊目
年累計:125冊目

発達障害、2冊目。
この本での新たな発見が3つありました。
下は最初に読んだ本の書評。

①「選好性の偏り」

障害と診断されてしまうと確かに病気となるのだけど
その前に、偏りがあるよねっていう考え方。
定型発達の人もそうだけれども趣味趣向とか
物事の見方だって人それぞれ、偏りがあるよね。

②「重複」

そして、ASDやADHDなどの個々の特性だけ持った人よりも
それが混じり合って両方の特性を少しずつ持つ人も多い。
この重複がよりわかりにくくしている。
一つだけでなく、複数掛け持ちだよって事。

③「強弱」

これも先ほどの本でも語られていたけど
1か0とか黒か白で分けられない。
また、この特性自体があるからといって
即障害というわけでもなく、生活に支障が出ると
特徴が現れてくる。

定型発達の人との境界線はどこなのか?

・「オタク」とASDはどこが違うのか?
・うっかり屋とADHDはどう違う?
・LDは勉強が嫌いなだけじゃないの?

問われると、確かに似てはいるけど
少し違うよなっていうところがあると思います。

そうした違いをわかりやすい例を示して
説明してくれています。

また、発達障害の特性があるとわかった場合の
対処法も書かれていました。

その特性に合わせて環境を変えるという事。

環境調整

確かにそれって大事だよね。

生きづらさを感じてる人は令和も多いですよね。
私も生きづらいなぁって感じる事もある。
環境を変えたり、自分が楽になる道を選ぶ
そういうのが大事かもしれない。

そして、最後に

「ふつう」は多数派、「発達の特性」は少数派。

すごくしっくりくる。
何事もそうだけど、よく聞く「普通」っていうのは
そういう考え方や行動をする人が多いって事だよね。


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