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国立大学進学ための戦略(工業高校3年生向け 工業高校生、専門高校生)

今回は国立大学進学に向けて工業高校3年生のスケジュールを紹介したいと思います。部活動最後の年で忙しいと思いますが勉学も手を抜かずに取り組むと未来が切り開けます!
一回で志望校に受かることがベストですが、そうでない場合があります。私が考えた戦略として工業高校生は高専編入試験と総合選抜、推薦入試、職業能力開発総合大学校で合計4回受験するチャンスがあります。


今回の戦略では一般の大学受験は全て省いて記載をしています。


4~7月:中間と期末テストに全力を!+高専編入試験

 総合型選抜および推薦入試では評定平均が非常に重要となります。評定平均は高校3年間の評定を3で割ったものになります(厳密にはもう少し細かい計算があります..)。ここで重要なことは3年生の成績は夏休み前の期末テスト結果で決まってしまうことです。そのため、総合型選抜や推薦入試で進学したい大学の評定平均の足切り以下になってしまうとその時点でその大学を受ける資格がありません。そのため、本気でテストに取り組んでみてください。また、普通科目以外も成績に入るため手を抜かずに5または10をとるように全力を出してみてください。
 そして、重要なのは高専の編入試験です。国立大学進学がダメだった場合保険として高専編入をいれてみてください。高専から国立大学または大学院への進学は非常に多いです。また、私立理系行くよりは学費も抑えることが出来るため、おすすめです。高専は各学校ごとに入試日程がことなります。そのため、各高専のサイトをチェックしてみてください。高専は日程さえかぶらなければいくつでも受験可能です。また、国立大学が受かった場合は高専の入学辞退をすることが出来ます。
例:
東京工業高専 令和6年度編入試験
試験日:令和5年7月25日
合格発表:令和5年8月2日
※令和6年度を参考に出していますので注意してください

7~8月:オープンキャンパス+総合型選抜および推薦入試の勉強+高専編入試験

自分の行きたい大学のオープンキャンパスに行きましょう!。入試の面接の際に話としてオープンキャンパスで話した先生の話や研究に触れることによってより高い好感度をもってもらえます。また、進学した際に自分がどんな環境で学ぶのかを知ることはとても重要です。ぜひ行くことをおすすめします。
また、あっという間に9~10月になり、総合型選抜が始まります。そのため、筆記試験の対策をみっちりとやっておくことをおすすめします。ここでさぼると一生の後悔になります。ぜひ有意義な夏休みにしてください。

東京工業高専 令和6年度編入試験
試験日:令和5年8月22日
合格発表:令和5年9月1日
※令和6年度を参考に出していますので注意してください

9~10月:総合型選抜+高専編入試験

総合型選抜がいよいよはじまります。総合型入試に向けて準備をしてきたとおもいますがここで気を抜いたら水の泡です。さらに気を引き締めて勉強を行い、入試にのぞんでください。また、面接練習や小論文は先生や進路指導の先生に頼んでしっかりとみてもらってください。自分で気づけないところがいくつも出てくると思います。
推薦入試の人は勉強を本番まで継続してください。出題される範囲の教科書の範囲の公式や基本問題はすべて頭の中に入っているぐらいにしましょう。

11~12月:推薦入試+高専編入試験

推薦入試が盛んにおこなわれます。総合型選抜と同様に面接練習や小論文は先生や進路指導の先生に頼んでしっかりとみてもらってください。本番当日まで勉強は休まずに続けてください。最後の追い込みが本番に差となります。

小山工業高専 令和6年度編入試験
試験日:令和5年11月11日
合格発表:令和5年11月17日
※令和6年度を参考に出していますので注意してください

1~2月:職業能力開発総合大学校入試

最後の入試として職業能力開発総合大学校があります。入試科目は3科目であるため、しっかりとこれまで勉強をしていれば合格をつかむことが出来ると思います。

職業能力開発総合大学校 令和6年度入試
試験日:令和6年2月14日
合格発表:令和6年2月28日
※令和6年度を参考に出していますので注意してください

以上が工業高校生の3年生に向けた私の戦略です。最後の高校生活全力で楽しんでください!!


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