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36歳女性。未経験だけどベンチャー企業でできた能動的広報活動

Tebiki社の熊谷です。
35歳でベンチャー企業への転職を決意。36歳の2021年1月にコーポレート部門の社員としてTebiki社に入社し早8ヶ月。総務、経理、採用、広報など様々な業務をしながら、会社の急成長を実感する毎日です。
その中で今回は、Tebikiでの広報活動をご紹介したいと思います。

広報活動への挑戦

前職までは広報とは関係ない仕事をしてきましたが、ここTebiki社では手を挙げた人が部署の括り関係なく仕事を任せてもらえます。「新しいことに挑戦しよう!」と意気込んでやってみましたが、何から手を付けていいのかわからないところからスタートしました。とはいえ、総務と経理を兼務している状態で、どうやって、なるべく時間を割かずに広報活動ができるかが前提にあり、課題と不安での挑戦でした。

広報活動の手本は存在しない?

始める前に広報活動のノウハウ本を読んでみましたが、大手企業の話ですでに広報するためのネタがそろっている状態であったり、YoutubeやFacebook、ブログなどを使った活動など比較的規模やバスるのを対するようなであったりとオードソックスな、これをやれば効果出るみたいな教科書的なノウハウ本にはたどり着けず。

自分なりに考え、自分が個人または会社のアカウントでSNSをゼロから始めるにはコスパが悪いので、拡散力のある新聞社やtebikiのターゲットである業界に影響力のある業界紙/専門誌に取り上げてもらうような活動を中心にしていくことに決めました。

やったこと①記者リストの作成

単純に取材しませんか?では記者も毎日たくさんのメールをもらっているだろう、その中から私だけキラリと光るにはどうしたらいいのか?記者目線でどういう件名でメールを送れば、目に留まるかを中心に件名や文面を一生懸命考えました。一つの答えとして、「時事的であること」、「ニュース性があること」に狙いを定めて、なるべく盛った会社概要を用意して、動画マニュアルは「これから流行る!」を感じさせるような件名や「コロナ禍でニーズが高まる!」のような記者視点で取材したいような件名で、tebikiのターゲットである新聞社を中心にお問い合わせフォームから扉を叩きました。

その結果、いきなり10社くらいから取材を受けることに繋がりました。この取材記事からも何件も商談に繋がり、一定の成果を上げることができました。取材には繋がらなかったものの興味を示してもらった記者も含めて30社近くもの記者リストの作成が完成しました。

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やったこと➁別の入口から入場する

次に、より広報効果を高めるため、大手の業界紙や新聞社に狙いを定めました。なかなか相手にしてもらえないベンチャー企業が大きなところから取材を受けるためにやったことは、自社のお客様の中で大手のお客様を盾にして突撃すること。
業界紙のお客様は、その業界に大手企業であることが多く(広告の発注元であったり、取材相手であったり)、動画マニュアルでの効果をテーマに業界紙に一緒に取材を受けませんか?と誘い、大手の名前を片手に再度アプローチを仕掛けてました。

その結果、大手の業界紙からもいくつか取材を受けることに成功し、取材記事が読者の目に留まり、いくつもの商談に繋がりました。

やったこと③ウェビナーに招待

Tebiki社のウェビナーはtebikiを利用してもらっている企業にもゲスト出演という形で業界紙のお客様が登壇されます。今度はこれを武器にウェビナーに参加しませんか?ウェビナーの内容や感想も記事にしてもらってもOKです。ゲスト出演された企業にも取材したい場合は繋げることなどをアピールしながら記者をウェビナーに集めました。

その結果、ゲスト出演してもらったお客様に取材の申し込みがあり、その記事の中でtebikiも紹介してもらえました。

やったこと④こっちから記事を提供

記者も業務多忙時期や取材のネタがなかなか見つからないとき、その業界における商品/サービスの導入効果やその特性など記者が執筆しにくい事柄を記事にしたいときなど、またに記事執筆を外部に依頼することがあるようです。そのことを知ってからは記者にはTebiki社で記事を提供できることをアピールした上で、記者とコミュニケーションを密にしておき、必ずそのタイミングを拾えるようにしておきました。

その結果、業界紙に当社を視点としたその業界の課題とtebikiによるソリューションをまとめた記事を寄稿することができました。その実績をもとに他の業界紙にもどんどん寄稿できることをアピールして次に繋げていこうと思います。

やったこと⑤ネタがないなら作ってしまえ

もうネタがそろそろ尽きたので、もう作ってしまいました。自社の業績などの中から公開できるKPIを自分で作ってリリースを出して、手作りの記者リストにお知らせを出しました。ネタ作り第1弾は「動画作成数2万件突破!」。導入企業数や売上はまだ非公開なので、出せる数値の中で世間の方々に一番わかりやすい数値を自分で探して作りました。

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自社のマーケ部門からアドバイスをもらいながら省エネで最大のパフォーマンスが出たんじゃないなかと思います。

次は何をネタにしようかな…。


Tebiki社では広報担当を募集しています!

デザイナー/マーケター/営業CSなどの他チームと連携しながら、幅広い業界にアプローチするための、攻めの広報/PR戦略の立案と実行をお任せします。

マスメディアに加え、製造/物流/介護/美容/飲食などの各業界に存在する業界誌への取材誘致・対応等、マーケティング担当と一緒に各メディアを攻めていただきます。





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