オンラインコミュニティですごい挑戦
こんにちは。手放す経営ラボ編集長のアヤコです。
普段は、ティール組織やホラクラシーと呼ばれるような進化型組織に関する情報発信をお届けするオウンドメディアの運営をしています。
メディアは2018年2月にスタート。進化型組織で経営している会社の噂を聞きつけては取材を重ねる日々を過ごしていました。
と、同時にメディアを運営している会社、株式会社ブレスカンパニー自体も進化型組織に組織改変を行い、事業運営を行うようになっていました。
普通の会社が進化型組織に変わっていく最中で、何をやったのか、何が起こったのかは、「ラボの裏側」というシリーズで当時の生々しい記録を綴っています。
オンラインコミュニティが生まれる
メディアを通じて情報発信していると、進化型組織に興味のある人がポツリポツリと集まってきました。
そこで、もっとインタラクティブに交流したい!という想いが募り、
2020年4月「コミュニティーを作ろう!オンラインで!」ということに。
オンラインコミュニティ「手放す経営ラボ」の誕生です。
もちろん参加者は社員数名からのスタートです。オンラインコミュニティーって何やったらいいんだっけ?という状態の人が2〜3人で頭寄せ合って色々企画を考えながら取り組んでいるうちに・・・・
なんと、1年で800人以上が参加するコミュニティーに。
▶︎コミュニティーでやったこと
・月に1回のトークライブ
進化型組織で経営されてる経営者さんを中心にユニークなゲストをお呼びしてイベントを開催しました。
・セミナー
進化型組織にまつわる勉強会的なセミナーを不定期で開催しました。
・日々の投稿
毎日のように「ちょっと質問」と題したディスカッションをFacebook上で行っていました。
例えば「ありがとう」とは?
とかの質問です。こんな何気ない言葉を考えてみると、それぞれの価値観が透けて見えてくるんですよね。コメント欄は100件を超えるやりとりとなるなど、想像を超える盛り上がりを見せました。
そんなことを積み重ねているうちに、会ったこともない人々との「繋がり」がどんどん太くなっていく気がしました。
オンラインコミュニティが勝手に進化し始めた
すると、オンラインコミュニティーのゆるい繋がりだけじゃ我慢できない人、想いが溢れちゃう人が出てきました。
そんな人たちには、Facebookを超えて、Slack上でいろんなプロジェクトを立ち上げて回していくようになりました。アプリを作ったり、イベントを企画したり、クライアントワークにも参加するようになったり・・・!
そうこうしているうちに、運営サイドだったはずのブレスカンパニーのメンバーとコミュニティ参加者との境界線が曖昧になっていきました。
マーブル状と表現すると分かりやすいかしら。
絵の具をポタッと落としたらじわ〜りと混じり合っていくような感じ。
主客一体とはこのことですね。
そうなった時に、混じり合うメンバー同士がさらにやりたいことにもっと首を突っ込んでもらって、もっともっとその人本来の能力をスパークしてもらえるような環境を整え直したほうが良いよね?
となりました。
コミュニティー型の会社?!
ここまでは社員の仕事!こっちは参加者の仕事!ってなんか境界線を引くことが気持ち悪くなってきたのです。
その根底にある思想は、私たちが開発した経営を進化させる実践書「DXO」です。
やりたい人がやったらいい。
全ての情報が透明化し、全メンバーが同じ情報を見られるように整えたら、「やりたい」という意思を持った人がやるのがいい。それが自然な姿なのだから。
この思想ですね。
というわけで、私たちは未だかつで誰もやったことがない(かもしれない)コミュニティーと会社組織の融合に取り組むことにしました。
もちろんDXOを使って。
DXOをチームに再インストールすることで、その環境を整えようという話です。
(一度ブレスカンパニーにはインストールしていたので、再インストールと言ってます)
もしかして、めちゃくちゃ難しいことにチャレンジしようとしているのかもしれない。いや、もしかしてめちゃくちゃシンプルで簡単なのかもしれない。
これはやってみないと分からないし、やった上で行動してみないと結果もわからないけれど、とにかく今の気分は「ワクワク」こんな感じです。
「コミュニティーと会社を融合してDXOを再インストールする」
プロジェクト名「sweet 19 blues」
※メンバーに天才19才がいるというだけで命名されました。
プロジェクトに意思を持ったメンバー9名
我々のチャレンジをシリーズでお届けします。