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鬼滅の“彼”と、うちの茅早と。~キャラクターはこうして生まれた~

朝日みうです。
本日も読んでいただき、ありがとうございます!

今日は小説の裏話をお届けします!


間に合って、創作大賞!!

いよいよ創作大賞の〆切まであと20日となりました。
私はまだ7話で、起承転結の転が開幕したばかりです💦
起の部分で1万字、承に2万字かかったので、完結まであと3万字書くかもしれないという予想になっています。
少なくともあと1万字はマスト…というところです。

そんな状態でも何とか第7話、書けました。

以前は6日で2万4千文字書けていたので、そのペースに戻れれば何とかなると思いますが…。
とにかく、完結に向けて頑張れ、私。というところです。


主要人物のモデルは鬼滅の刃から。

この記事は、『鬼滅の刃 無限城編』が映画化するとのことで書いています。
というのも、映画で出てくるとあるキャラクターが、私の小説の主要人物である、何をやっても不幸な青年·茅早のモデルなのです。

灰色を知る

誰かは敢えてぼかして書きますが…。
彼は確かに悪人としての部分がたくさんあります。
でも、あまりにも運が悪かったな、と私は思います。

あんなことがなければ、ここまでならなかったかもしれないのに。
そんな風に思って。
白黒はっきりさせるだけでは難しい、灰色について考えさせられました。

とはいえ、彼がしたことを肯定するわけではないです。
でも、誰かが救ってくれていればよかったな、彼の周りは彼にとって相性が悪かったのかもな、と思ったりもするんです。

何度も言いますが、彼は運が悪すぎたと思います。
一般的な運の悪さもさることながら、彼にとって確実に地雷となることもあったし、そもそも彼自身が機能不全だったなと。
悪いことが重なりすぎた結果、ああなったのかなと思ったりもします。

彼はどうしてあんなに運が悪かったんだろうか。
それが宿命というか、彼の努力ではどうしようもないものだったとしたら?
そう考えた末に生まれたのが、私の小説『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』の世界であり、茅早の存在でした。

不幸が変えられなかったとしたら

茅早はあまりにも不幸な人物です。
平穏に暮らす事が出来ないくらい、彼のせいではないトラブルが頻発しますし、その不幸はそばにいる人にも波及するようで、助けてくれる人は誰もいません。
まるで何かに呪われているかのような状態で、彼自身も現実に絶望し、心を閉ざしています。

そこに現れたのが、何をやっても幸運な少女·あやめでした。
彼女に助けられて、茅早は久しぶりに人の温かさを知ります。明日への希望も持てるようになります。
けれど現実は非情で…、というのが茅早目線での物語の流れです。

茅早を救うことで、彼のことを理解してもらいたい

私のキャラクターは、このようにモデルがいることもあります。
その多くが、「もっと幸せな道があればよかったのに」と思う人たちです。

ほんの少しの狂いで、道が大きく変わってしまう。
みんなが幸せになる世界は、とても難しいけれど。
私が彼らから学んだことを、自分なりに再構築し、自分のキャラクターに落とし込むことで。
全く別の世界での幸せの可能性を創りたいなぁと思います。

そして、願わくば、私のキャラクターのモデルが、私のキャラクターをきっかけに再評価されてほしいなと思います。
特に茅早のモデルである彼に関してはそうです。
悪人、で終わるだけではなく、別の視点からも彼を捉えてくださる方が増えたら嬉しいです。
それが私ができる、彼を少しでも幸せにできる方法かなと思うのです。

自分のキャラクターを自分の子どもみたいに感じる私は、他作品のキャラクターにもそんな風に感じるのです。

結論:なら早く書こう笑

これだけ言ったところで、完結しなければ意味がないなと、書いていて痛感しました。笑
今日は早起きできたので、このまま執筆活動に入ろうと思います。

茅早を幸せにするために。茅早を通して、彼が少しでも幸せになれるように。
精一杯書いていきます。

以上、朝日みうでした。

#66日ライラン

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