普通とか、よくわからない。〜餃子の王将編〜
私は、いわゆる普通とはちょっと違います。
頑張って普通のフリをしてはきたけれど、
それでも、どうしてもなりきれません。
この時期の花で例えるなら、スイフヨウかもしれないです。
朝は白いけれど、午後になるとピンクになってしまう花。
なんだか私は、本当はピンクなのに、白いふりをしようとして結局失敗しているような感じがしています。
もしくは、他の人を海の魚に例えると、私は川魚かもしれません。
川魚は、少しずつ慣らしていけば海水でも暮らせるようですが、元々の生息地ではないので、とても苦しい気持ちがあるのです。
更に川魚は、水質によって住める川が異なります。
後述しますが、私は普通に暮らしているだけでもかなりのストレスがあるので、適応できる水質で、かつ自分だけのお気に入りの場所があるところ(『木漏れ日輝く山奥の小川で、花の香りがして、ゆっくり休める岩陰がある場所』をイメージしています)を見つけなければいけないのです。
そんな私は日々、「読み手に共感してもらえる文章」を書くことについて悩んでいます。
明らかに私は、普通とは違う感覚持ちなので、
『共感していただく』よりも先に、『理解していただく』プロセスが必要になるのです。
ここからは、母と行った餃子の王将での出来事を例に、私の頭の中の一部を共有させていただきたいと思います。
いわゆる“普通の人”なら、お店の中でも母との会話だけに集中できるはずです。
でも私の場合、母との会話の内容を聞くこと、母の表情を見ること以外に、周囲のあらゆる情報が頭に入ってきます。
こんな感じです。
いかがでしたでしょうか。
書いてみるとだいぶカオスですね。
これが普通ではないのだと、つい最近知りました。
そもそも、これだけの情報が頭に入ってきているという事自体、私にとっては当たり前すぎて、その量の膨大さに気づいてもいませんでした。
そして、この「たくさんの情報を無意識に受け取ってしまう」という異能力(というと聞こえがいいので、今後はこの言葉で「普通とは違うこと」を説明します)が、働いているときにどれだけ影響を及ぼしていたか、本日になってようやくわかりました。
これまで私は、「勤務中、なぜか苦しくなったり突然眠くなったりするので、ビタミンドリンクとコーヒー2Lで耐えてきた」と思っていました。
でも実際は、「職場の環境音や人の様子にストレスを受けて、気絶しかけていた」のでした。
私は無理しすぎるなどでストレスがかかりすぎると、急に倒れて寝てしまうのです。
筋トレ後にマシーンから降りて、休憩所で倒れてしまったこともあります。
寝ているというより気絶に近いと、個人的には思っています。
それが勤務中にも起きていたと、今日ようやく理解したのでした。
周りの環境から相当なストレスを受けていたとは、思ってもみませんでした。
そんな、普通ではない私が、それでも共感していただける文章を書くには。
大きなテーマを設定するといいのかな、と個人的に思い始めました。
例えば、先ほど書かせていただいた『職場でのストレスがきつくて、気絶しかけていた』というのは、かなりマイナーだと思います。
でも、この経験をもっと広い視野で見たら、『自分に合う仕事をする』『生きづらさを軽くする』というテーマになるのかなと思っています。
その方が、きっと共感していただきやすいですね。
文章全体のテーマは広めに、個人的な体験談で私らしさをプラスして。
普通ではない私でも、「なるほど」「確かに!」と思っていただける文章を書けたらいいです。
今後も、普通ではないからこその気づきを書いていきます。
よろしくお願いします☺