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「あなたは何人(なにじん)?」そう問いをいただいた話。

旅で出会った素敵な人たちや、バイブスが合う人たちの共通点に「ピュア」さがあります(きっと自分たちが大切にしてることなんだろうなと)。なにに対してピュアなのかというと、自分の世界観や感性に対して、そんなニュアンスです。そして、自分の世界を大切にしてる人は、人の世界への敬意も自然体、その関係はとても心地良く、そんな出会いによって世界線が更新されていく日々に感謝しております。

そんなピュア性に心動かされてしまった方々が福島の田村市にもいらっしゃいます、「株式会社ホップジャパン」さんです。出会いは約1年前、東北でベンチャー支援やVCとしてコミットされてるMAKOTOグループさんに、(オンラインでの)出会いをいただき、まだ直接お会いしたことがなかったのですが会いに生きなよ!という位にタイミングが整い、早速向かいました。
このnoteが、ホップジャパンさんとの出会いにつながったらとても嬉しいです。

(まず最初に反省というか学びを....直接会うことは自分たちがおもってる10,000倍以上大事!!!でした。臨場感の共有は心が動く度のゲージがあるとしたら突き抜けます)

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(↑福島県は田村市、はじめて伺う街は冒険でワクワクします!)

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(↑到着〜、代表の本間さんがあたたかくお出迎えしてくださいました✨)

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(↑ホップジャパンさんのロゴは、これはホップです!なぜホップかは追々〜。)

さて、本題。
今まで、ホップジャパンさんを紹介するときは、3.11を契機に立ち上がったクラフトビールのブリュワリーで自家農園で栽培したホップや小麦をつかってクラフトビールをつくっている素敵な企業で.....というのが、僕らからの紹介でした。

それはそれで間違ってはいないのですが、現地でバイブスを交換しあったあとは変化しました。ホップジャパンという大きな舞台、その世界観をお伝えしたいなと思うようになりました。クラフトビールの役割は、僕らにホップジャパンという世界観を伝えてくれるメッセンジャーなのだろう、と感じました。

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(↑代表の本間さん。オンライン越しでいつも感じていたこと、本間さんの世界観から翻訳された言葉はシンプルで、いつも心が動いてました)

そんなホップジャパンの世界観を、仮に演目にした場合『We are地球人(仮)』がぴったりです。あなたは何人ですか?と聞かれたら僕らは、とっさに日本人と答えてしまう自分を発見しました。でも、宇宙をベースに生きていたら、僕らは地球人です、ここが変わると世界の見え方が変わってくるのでワクワクが湧き上がってきました、「地球人」と名詞をいただいたことで、僕らの中に地球人としてのアイデンティティが浮きあがってきたような感覚です。

地球人の視点で生きたらこんな世界じゃない?そんな視点が学べる舞台をつくろうとされてる本間さんのルーツ・人生のダイジェストを教えてくださいました。

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(↑お仕事中にも関わらず奥のオフィスに招いてくれ、ゆったりとお話してくれるその場は本間さんのムードで包まれました)

本間さんは子供のころ長屋で育ち、お水を汲みに行く役割もしたり、資源の大切さを身をもって学んだそうです(蛇口ひねったら水が出るって、本当は当たり前ではないんですよね、とてもありがたいことです)。

そんな本間少年が疑問におもったことがあったそうです、そのお水を家畜にも与えることになるのですが、家畜育てるということは、たとえば10人分の食べ物や水を家畜に与えて育てます、そしてその家畜を殺して人間が食べる、このプロセスを子供ながらに変だなと思ったそうです。(10人分の食料と水をそのまま人間がいただいたら動物を殺す必要がないわけですし....超シンプルな計算です)、そして本間少年はその違和感をスルーすることなくお肉を食べれなくなったそうです。(僕らも選択できるときはお肉はいただかなくなりました)

そんな少年は大人になり、電力会社に長年勤務し、原子力関連の視察案内なども何千(何万?)人とされていたそうです。その間、会社にあった福利厚生を活用して2年間シアトルに留学することに、そのとき経験したライフスタイルとその中に溶け込むビールカルチャーが、現在の本間さんの世界観に反映されてます。

『早朝から仕事して、早めに仕事を終えて近くの山登りやアクティビティをして鋭気を養って、クラフトビール片手に仲間とリラックスタイムを過ごしたり、ビールがあることで新しい人と出会ったり、そんなビールをモノとしてではなく、ビールをとりまくカルチャーが好きなんです。』

この話を聞いて、本間さんはクラフトビール業界の方ではなかったのに、なぜホップジャパンはクラフトビールなのか?という意味がつながったような気がしました。

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そして、本間さんが会社員を辞めるきっかけとなる、2011.3.11の東日本大震災が起こります、その日仙台にいたときのエピソードが心に残りました。

『街中が停電で真っ暗になって、マンションの上からは津波のあとが見えてものすごい惨状なんですけど、上を見上げると満点の星空があってこんな美しい夜空はみたことがなかった、このコントラストが....』と。

コロナ渦でもロックダウンによって光害が減って満点の星空が見えたことや、空気汚染が一時的に解消されてインドでは数十年ぶりにヒマラヤが見えたりと、記憶にも新しい出来事がありました。

(この話を聞いているとき、人間とは?自然とは?自分はどうする?といくつもの問いに揺さぶられました)

それを契機に、電力会社を退社し、2015.6月にホップジャパンを立ち上げられることになられたそうで、ダイジェストを伺ってる身としては、少年時代の経験からシアトルの経験、そして3.11。人生の点と点がつなげる大きなピースが3.11でもあったのかもしれない....と思わずにはいられませんでした。

その後、現在の福島田村市の地にご縁があり、紆余曲折ありつつも大舞台『We are地球人(仮)』の基礎が整った2022年、やっとやっと多くの方へホップジャパンという世界観を伝えるメッセンジャー「陰陽五行をテーマにしたクラフトビール」がお届けできるフェーズになってきたのが今です!

『ここホップジャパンでは、自然と循環のプロセスを体験できる場所にしていきたいんです、やりたいことはたくさんあってまだまだこれからですけど、同じ思いをもった人たちが集まる場になったり、きっかけの場になったり。僕は仕切りをなくしたいんです、仕切りがあるから摩擦がおきる気がしていて、僕ら日本人である前に自然とともにある地球人ですから』

そんな、本間さんの人生ルーツのお話や、地球人として自然と循環のプロセスを体験できる場所にしたいという思いを伺うと、なぜ麦もホップも自家栽培するのか?その意味も繋がってきました。

さて、みなさんホップみたことありませんよね?(僕らはなかったです)文章では退屈もしますので、ここからは写真を中心に僕らが経験したことのシェアです。

まずはホップ!ビールはお店で買えるもの、その背景に思いを馳せる機会は正直ほとんどありませんでした、生のホップをみて、ビールはそもそも自然の恵みから生まれているという(当たり前すぎるけど考えが及んでなかった)ことを学びました↓

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↑これを揉んでバラバラにした中には黄色いお粉が↓

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↑この黄色いお粉(?)に鼻を近づけてみると、ビールだ!!!と驚きました、クラフトビールの香りってこれだったのか、と。この黄色いお粉(?)はオイルをたくさん含んでいてクラフトビールにあるあの香りの元と教えて下さいました。生のホップなんて日本にあるんだ....というのが正直な感想でした。

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↑ビール醸造工房は想像より規模が大きくて驚きました、こちらで丹精こめて自然の恵みたちが変身してゆくのです🍻

ビールだけでも、いろいろと驚いていたら次々と新情報が飛び込んできます。

この地球の自然なプロセスを学べるように...そんな場となると日帰りではなくゆったりと時間を過ごしたいですよね、せかせかと自然に接するというのも変な話ですから(笑)写真撮り忘れたのですが、オートキャンプスペースがあったり、なんとキャビンなる宿泊施設も完備(今は完全紹介制のみです🙏)されていて、とってもきれいな建物と設備↓

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屋内には一部屋づつ畳の個室が✨

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そして、キャビン内はプライベートバスルームがありまして、超贅沢なホップ風呂という名付けてネイチャーセレブバス(←勝手にすみません🙏)なる体験ができます🛀

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冷凍した生ホップを贅沢にこれでもか!とガーゼ袋につめたものをお風呂にいれてモミモミ、すると一気に香り高い柑橘系の香りと、自然の緑の色が広がるではありませんか〜、完全脱力!心身ともにリラックスモードに切り替わり、お肌はオイルですべすべになりました、きっと美肌効果あり(個人の感想です、ホップさん&育ててくださった皆様への感謝の心が🙏↓

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↑香り伝えられないの残念なのですが、とにかくいい香り!!お湯の色すごくないですか?!自然の生命力の強さを感じます

そして肝心の役者、クラフトビール!!お風呂上がりにはタップルーム(←写真撮り忘れ)で更にリラックスタイムはいかがでしょうか?心と身体が緩んで人間性回復してるころに、丹精こめた美味しいビールで細胞が喜びそうです🍻(ビタミンお酒を引退してしまったので想像だけでほろ酔いです〜)

ビタミンでは、いつも瓶ビールをギフトにいつも活用させていただいてます、このビールというメッセンジャーがホップジャパンの物語まで伝えててくれたら嬉しいな....と思ってます🌏

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そしてみなさまにレコメンドです!ホップジャパンで醸造されたクラフトビールの中でも、↓↓下の画像右側、緑のラベル『木』これは田村市産のホップをだけをつかったシングルホップの挑戦的フレッシュホップビールシリーズです、めちゃくちゃ貴重です、ピュア性高しです!!

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お子様いらっしゃる方が引っかかるであろうポイント、大人は楽しめそうだけど、子供連れだと.....ご安心ください!キャンプサイトもありますし

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なんせ広大な敷地面積、キッズも走り回れてリフレッシュ確定です!

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ゆくゆくはお水やエネルギーの循環がホップジャパン内で見て学べるようにしたいと本間さん、これはキッズも大人も関係なく地球人として学びたいポイントです。

ここまでも情報量が多いのですが、いかんせん大舞台です情報はまだまだ、もひとつ参りましょ〜!

クラフトビールの前に、大自然の中で身体を動かしたら気持ちいいとおもいませんか、そんな方に朗報『ディスクゴルフ』で大自然の散歩です🥏

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フリスビーでしょ?と思った方、その気持ちわかります、僕らもそう思いましたが、もっと奥深きものでした、とにかく想像のはるか上をゆく面白さ!!風や身体の使い方、コースごとにある自然に生えている木など変数がとっても多くなかなか上手にいかない😂

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↑コース前に練習場でレクチャーしてもらいました、メンバーの方はハマりすぎてお休みの日に練習に来るんですって

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↑ハマりはじめるとこんな風にディスクが増えていくそうです(笑)アイアンとかパターとかドライバーとか色々あるんです、そしてなによりゴルフより軽量、これ大事な気がします!

コースでは高低差あるところもあり、山に向かってディスクを放つような気持ちいいコースがあったりします🗻

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↑躍動感(めっちゃ楽しんでました)

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↑広大な大自然のコースを、ディスクを放ちながら一緒に歩いているとリラックスしてきます、家族でも友達でも会社仲間でもどんな関係性にもいいムードが生まれるな〜と体感しました。

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いまはこの舞台づくりの序章だそうで、僕らは本間さんやホップジャパンのみなさんとお会いして、そのプロセスに参加させてもらいたいと思いました、超真面目で義務的なことって続きませんが、リラックスできて楽しいことは続きます、そんなゲンキンな僕らが直感的に楽しい〜!と思った雰囲気が伝わったら嬉しいです。

最後、僕らから本間さんへご提案したのは、クラフトビールのひとつに『地球人ビール』とラベルしてくださいと、もし地球人ビールが贈られてきたら、なにそれ?ってなるるのでホップジャパンの世界観を話すきっかけになるな〜と割とまじめにお伝えしたら、さすがの本間さん、少しのってくれました(笑)

なぜなら、本間さんの世界観を文章にしたものをいただきました、これを読んだら「地球人ビール」をメッセンジャーとして....と思わずにいられないのでした😌

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ホップジャパン公式サイト https://hopjapan.com/
クラフトビール購入はこちらから🍻 https://hopjapan.stores.jp/ 

■こちらの記事で本間さんやホップジャパンさんがもっと知れます👀
クラフトビールから循環型の社会を
試練に次ぐ試練を乗り越えて生まれた、サステナブルなビールとは? 本間誠さんインタビュー
グリーンパーク都路「ホップガーデンブルワリー」でHOP JAPANクラフトビールとディスクゴルフを楽しもう!

ぜひ映像からも👀福島テレビさんのご取材がアップされてました!

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(写真を撮り忘れたのですが、ホップ畑と麦畑も敷地内にありまして、時期になったらみなさんと一緒に作業できたら〜と本間さんおっしゃってて、密かにビタミンシークレット旅を企画したいなとおもっています😏)

・Photographed by タカナシ ダイスケ
・Writing by ビタミン








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