愛的な経済に心が揺れた話。東北のファンド/支援集団「MAKOTOグループ」のFounder 竹井さんとの再会。#ビタミン移動日記(1)
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愛的な経済に心が揺れた話。東北のファンド/支援集団「MAKOTOグループ」のFounder 竹井さんとの再会。#ビタミン移動日記(1)

お久しぶりです!タカナシです。
このnote「ビタミン移動日記」シリーズは僕らが出会った人や、僕らが感じたことの日記です。僕らの日記を通じて、素敵な人をがいることを知るきっかけになったり、まだ見ぬ可能性の世界線につながったらと、ささやかな思いを抱いています。

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今回は僕、タカナシの回となります。
実は、2021年から遊牧民のような生活を再開しました。
2015年〜2019年までアドレスホッピングという名で定住ぜず移動生活をしていたのですが、思うところがあり一度止めました。

再開した理由は、移動する目的がハッキリとしたからです、「会いたい人に会いに行く」と。出会った人達のことを伝えることを通じて、人が喜んでくれたり、新しい可能性の種が生まれたりと未来につながったら僕も嬉しいなと、そんな気持ちです。

今回は、東北のファンド/支援集団「MAKOTOグループ」Funderの竹井さんを訪ねた話です。

長文になってしまったので、気になるトピックからご覧ください!

※以降企業名を敬称略とさせていただきます。

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ローカルなファンドと支援の底にある愛的なこと

ファンドと聞くと、どんなイメージをもたれますか?
「スタートアップを資金やナレッジで応援する機関」、ざっくりこのようなイメージでしょうか。

今回は、ファンドの中でも東北地域でご活躍されているMAKOTOグループの皆さんに会いに行きました。(本当にお話できて良かったと心底思ったことを先にお伝えさせてください!)

なぜ東北でやっているのか?など皆さんの思いを、僕から他己紹介させて頂ければと思います。そして今読んでいただいてる方との出会いに貢献できたらなと思っています。

少し寄り道です、スタートアップは東京に集中しています、そこで活動をしていると東京主語の情報が多くなってしまうなと、すると物理的に離れている土地の生活者の方々をリアルに想像したり、1次情報に触れるのが難しいなと思うのです、僕もその一人でした。それで感じたのは多様なことを受容する力が弱くなってしまうのでは...と少し怖いなと思いました。

この日記を通じて、自分とは遠い場所の生活環境や歴史などに触れる機会になったり、そして各地域の方々には、僕という訪問者から見て感動したことや僕の他己紹介で、新しい発見があれば本当に嬉しいです。

今回は宮城県・仙台市へ。
訪ねたのは東北にコミットメントしてるファンドで支援集団「MAKOTOグループ」の竹井さん。現地で出会った人たちのことも含め日記にしたいとおもいます。どうぞ、僕フィルターを体験いただけたら嬉しいです。

東北にコミットすることは、3.11を抜いて語れない

「3.11の震災を抜いて語れない」
そう竹井さんは、僕に教えてくれました。

2011年3月11日に発生した東日本大震災のとき、僕は前職のオフィス西新宿にいました。甲州街道を挟んで立ち並ぶ高層ビル群は、目視でもわかるほどに揺れていて、自社のオフィスも2人でも持ち上げられない書類棚が崩れ落ちてきました。ここまで死を意識したことは後にも先にもありませんでした。そして、僕は社会のことに意識が向ける余裕はなく、自社のリスク管理など経営的なことで頭も手もいっぱいになっていました。

そんな震災状況の中、僕にとっては東北地方の被災地の映像(東北とくくってしまっていいのだろうか)に臨場感が持てず、映画を観ているようだった、というのが正直な当時の思いだ。僕は東北地方と心の距離が遠かった、そう思います。

一方、竹井さんは東北との心の距離が近い人だった、東北大学で勉学を、実際震災当日も東北の生活者としてそこに存在してらっしゃった。(竹井さんのご出身は埼玉だそう)

竹井さんと僕は、東北への心の距離も思いの深さが違うのは承知で、おこがましい事かもしれないのだけど、竹井さんやMAKOTOグループの方々、現地で事業をされてる12社の方々とお話させていただき、僕に湧き上がってきた感情は「誰かの役に立ちたい、その気持を重ね合わせたい」と思ってしまった、これが今回感じたことの根っこでした

なぜこう感じたのか?と問われると全くロジックではなくて、そう心が動いたとしか表現できないような感覚でした。竹井さんとお話ができた人には、きっと伝わると思います!としか言えない自分の語彙力がもどかしいです。

ここでMAKOTOキャピタルのご紹介をさせてください。
僕が説明するより、コーポレートの言葉を共有したほうが伝わるなと思いました。これで、少し僕の気持ちが伝わったらと。

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この文章を読んで、どんな感想を抱かれたでしょうか。
見て見ぬ振りもできることを、顕にする文章。
きれいに見せようという文章ではなく、一語一語思いがダイレクトに心を揺らしてくる言葉。

大事なものとはなにか?社会とはどうあってほしいと思うか?
それに対して君は動いてるのか?と問われるような。
3.11を抜いて語れない、竹井さんのその言葉が脳内をよぎりました。

「人間性と笑顔があふれる社会を作っていきたい、そのために全身全霊を捧げていくことを誓う」そう掲げる「ファンド」、そんなファンドが事実あるのです。

語弊があると怖いのだけど「ファンドにも愛はある」そう思ったのです。

「震災直後集まった同志は会って5分で握手、前提の説明が不要」

僕は竹井さんとサシご飯をさせていただき、パーソナルなことから東北の現状や今後の未来について色々と教えていただくことができ、僕が特に印象に残っている話をピックアップさせていただきたいと思います。

1)震災後、集まった同志は会って5分で握手、前提の説明が不要
僕らはビジネスで会う人に名刺を渡し、自分が何者かを説明することが当たり前になっています。しかし、震災直後、東北で何かやる人たちの間では、圧倒的な共通体験と思いがあり、言葉であれこれ説明する野暮さは存在しない、そんな仲間として受容し合う関係性があるそうだ。共通体験で生まれた思いでしか通じ合えない領域があるのだと感動しました。(現在は、震災直後と比べると、共通体験から生まれるミッションの一体感はだんだんと普通の状況に戻っているような感覚もあるそうです)

2)東北は日本のチベット、どこか神聖さがある
東北地方で生活をしたことがない僕はこれを聞いて興味を惹かれた。チベットのイメージは民族としてのユニークな文化がある、ざっくりそのようなことだとすれば、東北地域にどんな文化があるのか、教えてもらいながら、これからもっと感じてみたいと思いました。

3)自分が死んだあとに良くなればいい
僕はこの境地まで達することができてないのが自分でわかってるので、竹井さんのナチュラルに発せられるこの言葉の凄みを感じてしまった。この思いからMAKOTOグループのユニークな点が繋がるのかもしれないなと。通常グループ企業体といえば資本関係がなにかしらあって、連結決算などホールディングス化するのが念頭に浮かぶが、MAKOTOグループは違う、ビジョンを共有して各企業が自分たちの役割を担っていく、資本関係はあってもなくてもいい、まさに「トライブ」なのだ。これを実際に実現してるのはすごい、資本主義的な脳みそがベースだとしたら、実現は難しいことだ。愛ベースとして説明するしか筋が通らないと感じた要諦でした。

※トライブとは・・・もともとは部族を意味し、何らかの共通の興味や目的を持ち、互いにコミュニケーションの手段があることでつながっている集団を指す(「トライブ~新しい“組織”の未来形」セス・ゴーディン著、講談社)。 (引用元)

もちろん、他にも沢山話を伺ったのだけど、ここには書ききれないので、特に心に残った点を挙げさせていただきました。

そして、この翌日残った感情は「東北に心身ともにコミットしている生半可ではない姿に心から尊敬する感情と竹井さんが東北にいてくれてよかった」だった。

東北で事業されてる12社と壁打ちの機会をいただいたのだが、そのピュアな思いの事業の数々がこの土地で生まれ育っていく過程で、MAKOTOグループの存在しない世界線を想像したら「いてくれてよかった」、そう思わずにいられなかったのです、尊いと。(決して上から申してるつもりではございません)

ローカルでもあり、グローバルでもある、人のための事業12社

今回の訪問に際して、僕になにか貢献したいと思い、マーケでお困りの企業さんに壁打ちの時間を頂戴できました、ここで12社を他己紹介させてください。

東北の自然環境や歴史的背景の中で生まれ育まれる事業で、逆に東京では生まれない事業ともいえます。

わかりやすい資本主義的な指標、例えば市場規模や時価総額だけが価値ではありません。MAKOTOキャピタルが掲げる「人間性と笑顔があふれる社会を作っていきたい」この言葉を改めて記したいと思います

人間が幸せになるための経済、そのための共通指標はまだないのがもどかしいです、だから僕たちは見えない価値を感じる力や想像力を養う必要があるなともおもうのです。

「この人達が活躍する世界線はきっと良い社会だ」

例えば、そんな想像力を。

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1)株式会社クジラテラス 上神田様

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「人生を彩る、光でありたい」
岩手県久慈(くじ)市を拠点に、デザインもさることながら、災害を想定した高い性能へのこだわりと、お客様に寄り添いながらの家づくりが強み。
主事業と並行して「地域を照らす」想いを込めて、日本一の白樺林「平庭高原」を舞台として「HIRANIWA Project」で地方創生にも積極的に取り組まれてます。

▼タカナシ 日記
「人口3.4万人の町から、グローバル企業をつくる。かっこいい大人のロールモデルを地方からつくる。このビジネスはまっすぐ勝負!」こんなニュアンスのことをおっしゃっられて、かっこいいな!!と素直に思いました。売りたいより「伝えたい」という思いを強く感じました。藩を背負ってる藩主のような印象を受けました。
「HIRANIWA Project」では白樺を炭にしたプロダクトを開発。
岩手発×グローバルを視野に、多くの人が安全で健康な水にアクセスできる環境を岩手のプロダクトで実現されたいというお話を伺う中で、僕も存じ上げてなかったことを学ぶ。
炭はろ過能力が高く、それでいて炭がもつ天然ミネラル成分がとけ出すそう。お金があるなしに関わらず安全で栄養分を損ねない水を享受できる世界を、とおっしゃてたのが印象的でした。貧富によって水の質へのアクセスが変わる社会が当たり前となっていますが、上神田さんのビジョンを伺い、世界中すべての人が公平に水を享受できる世界線、圧倒的やさしき世界観。

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2)愛さんさんグループ  小尾(おび)様

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「生まれてきてよかった」を創り続ける。
人生最期の時をどのように過ごすか?ということは、とても大切なテーマです。酸素マスクをつけて、車イス、排泄は管を通して、食事は胃ろう…そういう状態で大切な人の最期を見送るのはとても辛い事。代表の小尾さんご自身、高校から母子家庭となり、最愛の母をそのような状態で看取とられ、自分の力のなさを悔やみ、親孝行しきれなかった思いを事業に込められた、とメッセージに添えれており、本当にその思いままの事業でした。

▼タカナシ 日記
震災後に東北の役に立ちたいと移住され、MAKOTO社で修行し独立されたそう。最初の5分でピッチをいただいたのだけど、人は役割を持って生まれてきたという話からスタートし、その言葉にぐーっと引き込まれてしまいました。とても目が澄まれていて、きれいな人だなーと、海ではなくて静かな澄んだ湖っぽい人でスーパーピュアとはこのひとのための言葉ではと感じました。小尾さんという人を知っていると企業スローガンだけで心が動いてしまいます。もし、家族や身近な人が介護施設のちからが必要になったら、愛さんさんグループさんに頼りたいとすら思ってしまった。印象的だったのは、僕との会話で入居者の方々をお名前で呼ばれ、高齢や障害者としてカテゴライズせず人として向き合ってらっしゃっる姿勢でした。仲間とおもえる射程圏が広い人だなと感じたのが印象的でした。👇この言葉どおりの方でした!!!
「私の生きている間に、差別や虐待、社会的弱者という言葉がなくなる事は無いかもしれません。しかし、愛さんさんグループが創る“村”では、その言葉が存在しない世界を皆で創ります。」

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3)株式会社UPTORY 歌川(うたがわ)様

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「好きな人と働ける社会を創る」
「共感」を見える化として登録者データベースを公開し、スキルシートとインタビューが見れることを強みとして、契約前に共感でミスマッチをなくす取り組みが特出する点です。リモートワークのエンジニアを中心にマッチング成立させている。すでに大手企業のリピート顧客もいらっしゃり着実に世界観に向かって実現されています。

▼タカナシ 日記
歌川さんという方は不思議な方で、相手(僕)が自然であれるあり方や距離感を持たれてて、人への寄り添い力というか、そこに「いる」ことができる人なんだなーと。だから、思想や事業への納得感も大きかったです。事業の前提に「人」の温度を感じるような。それを誰でもわかるように、共感採用をちゃんとデータで証明していきたいという思いの強さを感じました。エージェントという業態が持つイメージと違うなと思いました。ちゃんと思想があって、それを実現するための手段としてエージェントという仕組みを活用されてるんだなと。思想である「共感のデータ化」について、掲げてるだけではなくR&Dを進めて証明しようとされていたり、誰もが知るような大手企業さんにご評価されリピート顧客だったりと、実績を積まれてて実行力という点でも素直にすごいなーと思った。

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4)株式会社ラビプレ 三浦様・白川様

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りんご生産量、日本一を誇る青森県弘前市。豊かな自然に恵まれたこの地で育まれた農水産物の付加価値を活かした化粧品を発信したい。その思いが、『ラヴィプレシューズ』の原点となり、機能性が高く、安心してご使用いただける製品を開発販売されている。原料は自社農場のりんごなど限りなく国内産にこだわり、主要成分は、国立大学法人弘前大学をはじめとする研究機関と共同開発した独自の美容成分を使用するなどの哲学を持ち運営され、障害を抱える方々が安心して働ける環境を整備し、彼ら、彼女らの社会参加を支援する社会の一部を担うブランドでもいらっしゃいます。

▼タカナシ 日記
大学との共同研究されてることや、生産〜研究開発〜加工販売、そして雇用の分野まで三浦さんの哲学がベースになっていて、それを実現されていることが凄いなと素直に思いました。大学発ベンチャーのような気質の印象で、しっかりとした研究で良いものを製品にと誠実なメーカー様だと感じました。改めてコーポレート拝見し、三浦さんの幼稚園の施設長のときに子どもたちとバスで色々なところ訪ねたことで青森の自然や人など恵まれてる環境に気づいた、という一文で、この青森愛と製品はどこから生まれてきたのだろうという素朴な疑問が腑に落ちました。アウトプットの過程にある文脈や歴史をもっとお伺いする時間をつくればよかったなと反省も含め、次回お会いしたときに深くお話を伺いたいと思っています。


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5)石巻みなと商運株式会社 齋藤様

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「首都圏の食卓も支える石巻みなと」
昭和53年に創業以来、常にお客様へ優良な品質・最適なコストの物流サービスを提供することを目指し安定的に成長され、ローコストで環境への負荷が小さい車両の導入やデジタルタコグラフ・ドライブレコーダーを全車両導入して安全な運行管理を実現し、お客様の製品を安全に確実に運ぶ体制が整っておられ、2015年には、安全性優良事業所の認定を受け安全品質を満たす物流企業になられた、ザ・優良企業の石巻みなとさん🐟

▼タカナシ 日記
2代目社長の齋藤さん、とても尊い方でした(上からではございません)。2代目社長として事業を守りながら更に伸ばす過程で、社会奉仕を事業に組み込むご姿勢に、僕はまだまだ若輩者だなと痛感しました。
印象的なのが子供たちに還元していくようなことを考えられており、例えば18歳以降の人は急に世の中に放り出されて生きる術も知らなければ相談できる人がいない社会環境がある事を知って、自分がなにかできないかと。同社の強みである運送×鮮魚を活かして、人に寄り添うような新しい何か種が芽生える世界線を僭越ながら僕も応援させていただきたいと感じました。

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6)株式会社Co-LABO MAKER 古谷様

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「研究者が創る、研究施設のシェアリング」
研究施設では、実験場所や研究施設は投資に数千万以上の投資が必要なケースが往々にしてあります。一方で研究費の資金調達環は厳しい現状もあるそうで、経済的価値が図りづらい研究への資金獲得が難しい現状があるそうです。研究室が自分たちで資金調達する新たな手段として、ラボ・機器・実験受注などの機会をつくられる挑戦としてこのサービスを立ち上げる。このサービスの利用者メリットは、数千万の機材投資をかけず、実験場所や研究施設を活用できる点で、例えばR&Dで活用いただく想定も当てはまる。

▼タカナシ 日記
現役の東北大の准教授で起業家の古谷さん、研究者の業界構造への深い理解と、視点が圧倒的に研究者フレンドリーでした。これは古谷さんにしかできないなーと思ってしまいました。事業としてスケールを目指すことの大前提として、研究者のための環境づくりは未来をつくることと同義だと感じました。このサービスを活用した研究がバタフライエフェクトのように何か起きゆく可能性を考えると、なくてはならない社会的意義が強いサービスとしか思えませんでした。本当にここから未来につながる可能性はワクワクしました。

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7)株式会社Local Power 瀬戸様

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「ヒット商品、アイポッシュを開発したメーカーとしての強み」
アイポッシュ、検索してみてください、Amazon・楽天どちらでもレビュー数と高レビューが並びます。「赤ちゃんやペットのいつ環境でも安心して使える除菌消臭剤をつくりました」このスローガンどおり、誰にでもやさしいプロダクト。このようなヒット商品が生まれた背景には「地方が抱える社会問題をチャンスと捉え、社内外、地域内外のリソースを活用し、解決することを社の使命」と代表メッセージがあるように、地域に社会に寄り添う経営姿勢を感じます。

▼タカナシ 日記
僕が壁打ちで不完全燃焼だったことがまず反省です。相談いただいた内容は記載できないのですが、もっと現状に即した選択肢の提示はできたのでは、と終わってから悔やみました。僕がいただいた気づきとしては、既存企業のビジネスモデルやカルチャーが多様な中、自分の引き出しの扱い方を向上させようと思えた点です、この機会をいただき感謝しています。もし再度お話させていただく機会があれば、それらを学んで貢献させていただきたなと思っています。

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8)株式会社ZIG 小泉様、畑山様

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「リアルとバーチャルを融合し、新世界を創造する」
Patreon(パトレオン)の日本版という表現がわかりやすいかもです。さまざまな創作活動を行うクリエイターがファンとの間に継続的な支援関係を結べる、ファンベースやプロセスエコノミーの文脈にあるプラットフォームです。特筆すべきは、プラットフォーム手数料が無料な点(決済手数料のみ5%)で、ファンからの思いという形の支援金がクリエイターに届けられる点はスーパークリエイターリスペクト思想でユニークだと思いました。

▼タカナシ 日記
後にMAKOTOキャピタルの竹井さんから、シリアル起業家であると伺い、納得の嵐でした。海外事例の研究も抜かりなく、今後の追加機能もすべて想定済み、マーケ戦略も熟考されてらっしゃるのが理解でき、悲しいことに僕が出る幕はありませんでした....。僕が一番感銘を受けたのは、クリエイターへのリスペクト精神がベースにある点です。ミュージシャンの友人たちから聞く話で、クリエイターやミュージシャンが構造的に報われづらい環境に憤りを覚えることもあったのですが、お二人のクリエイターへのリスペクトがベースにあり、その思想あるプロダクトがクリエイターの経済面を支える世界観に震えました。
(そして、いつもお世話になってる朝日メディアラボベンチャーズから出資を受けてると聞いて更に共感が深かったです。)

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9)株式会社ホップジャパン 本間様

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「ローカル愛の循環を生み出すブルワリー」
東日本大震災の影響で一時避難地区となり、ほぼ休眠状態となってしまっていた福島県田村市の公共施設「グリーンパーク都路」を一部改修し開設した「ホップガーデンブルワリー」。自社農園でポップを栽培する1次産業から6次産業へのプロセスを1つの街で繋いでいく愛のリレー、そしてそれを経済に。ブルワリーの隣ではオートキャンプ施設、そしてグローバル水準のディスクゴルフのコースも併設するという、大人のテーマパークのような場所。

▼タカナシ 日記
本間さんは圧倒的な世界観をもたれており、それに触れることがとても楽しかったです。ビールへのこだわりを語ってもらうには時間が少なすぎたので、改めて機会をいただきたいとおもいました。そして、「ビールを誰に飲んでほしいか?」という質問への回答がまた心に刺さりました。「福島の人にまずは飲んでもらいたい」と。6次産業の先にある消費までローカルで経済がまわっている世界観のクリアさに感動しました。僕はマーケターのはしくれとして、このビールは見つかっていないだけ、発見待ちのプロダクトだと確信しています。

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10)株式会社ビューティーメンテ 井上様
エステサロンを経営されてる発展で、セルフビューティ市場の可能性を見据えられていて、コロナ以降の業界ならびに、お客様の行動変容が美容業界にも生まれてるそうです。僕も前職で美容業界に携わっていた経験から伺ったことがあるのですが、機械さえあれば技術力が必要ない施術もあると。セルフビューティ市場の可能性が楽しみになりました。

▼タカナシ 日記
井上さんが僕とは全く違う業界ご出身であったことから、逆に僕が新しい視点をいただいてしまった感じがあります。特にリアルなマーケ視点においては....色々とめっちゃ話したいのですが、突っ込んだ話になるので言えませんmm
僕には発想がなかったリアル施策や市場環境の話を伺った経験から、異能やキャリアの違う同士が一緒に事業を行ったり、企画を考えることの価値を感じることができ、とてもいい刺激をいただきました。

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11)THECLO 藤波様

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「仙台暮らす人同士で服の貸し借りをできるサービス」
服の貸し借りサービスは手段、世界観は町で当たり前に行われてたことをオンライン村のような場所で新しい体験を生み出そうとされています。その世界観を表現するには、東京のような個が集まる大都市ではなく、仙台というネットワークが残っているような場所がスタート地点である意味は大きいなと。

▼タカナシ 日記
何か起きるかもという希望を感じたことが印象的でした。一見、服のシェアリングと聞くと他にもありそうなサービスと思うのですが、思想から聞いてみると実はコミュニティ体験の軸が新しいなと思いました。自分たちの生活に想像もしてなかった新しい服との出会い、それを着たときの新しい気分、すべてセレンディピティによってでしか生まれない体験だったり、共有資産の感覚、例えば公園や図書館の本に近い感覚でしょうか。「みんな」の中に自分が入ってるという無意識の安心感、そんな人の感情をもデザインしていく未来にワクワクしました。

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12)株式会社MAKOTO WILL 菅野様

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「MAKOTOグループの地方創生担当」
主に創業支援や自治体側と民間の橋渡し的な役割を。その意は「まちの税収、雇用を支える地域の起業家を育てるため」創業支援をMAKOTO WILL社が行い、グロースに向けてはMAKOTO キャピタル社が資金を提供するなど、トライブ的なMAKOTOグループの伴走集団の一翼を担ってらっしゃいます。

▼タカナシ 日記
インターン生の質問の優秀さと理解力の速さに驚いたと同時に、彼らの上司ともいえる代表の菅野さんの任せ力と人柄感があってこそ感が、信頼される所以だと感じました。エンカレッジ的なコミュニケーションとはこういうことかと感じた方でした。管理というニュアンスのマネジメントの空気感がなく、上下の関係ではなく仲間感というか、とにかくカルチャーがすごく素敵だった。というのも菅野さんが元公務員で、震災以降にMKOTOに入社し事業に立候補したという異色の経歴、物腰の柔らかさと低姿勢、それを支える意志に心から敬意を感じました。


企業が評価される軸が多様な世界線へ

Jカーブ的なスケールを求められるスタートアップ業界で、業界の指標は固定はされてないにしても、資本主義的なスキームであることから共通する判断軸はやはりあります。

一方、社会はそれがすべてで回っているわけではないと、様々な土地で出会う人に接することで学ばせていただいてます。そして各土地の方々へ僕からも貢献できてるような関係をつくれるように、僕自身もアップデートしていきたいと改めて感じた仙台でした。

僕は移動することで、自分の価値観が変化していく感覚があります、それは単純な旅行ではなくて、そこで事業や生活されている方々と接する中で、自分の凝り固まった偏見を発見する経験を通じての出来事だと感じています。

今回、このような機会を与えてくださった、竹井さんをはじめMAKOTOグループの皆様、壁打ちに参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。これからも継続して貢献できる形を竹井さんと共にチャレンジしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。


最後に、

僕は「旅する善意」のような自分でありたいなと漠然とした動機があります、僕が動くことによって誰かに貢献できる余白があるなら、これからもそこに行きたいと思っています。

最近言われて僕の心にズシンときてる言葉が「地方がコンテンツとして消費されてる気がする」と。「地方」という言葉の持つニュアンス、そして「消費する」という態度、僕のこの文章に無意識にその片鱗がないか、と振り返り考えながら文章を書いてはいるものの自信があるかというとまだありません。ただ、消費はしないとい意志をもって、これからも各地の方々に会い、移動日記を発信していきたいと思います。

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ビタミンの第2のターンはスタートアップの支援家と呼ばれることが多かったです。そして、2021年後半〜ビタミンの第3ターンに入ったような気がします、旅人として授かった出会いを紡ぐ「出会いのデザイン」をテーマにアウトプットしてまいります。