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自分史コラム 不思議な万病治療法との出会い

久しぶりの投稿になってしまいましたが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか?
私はといえば、この2ヶ月かなりいろいろな自分史の出来事がおきて、なかなかゆっくりと執筆の時間を取ることができませんでした。
しかし、その分コラムを書くための題材はかなり蓄積できましたので、これからは追々ここで書いていこうと思います。

そのまず第一弾としてお伝えしたいのが、今日タイトルにも書いたある万病治療法についてです。

私は特に寒い時期になると、首や肩甲骨、右腕のしびれや鈍痛が慢性的に出ます。身体はジムでそこそこ鍛えていますし、それ以外は健康そのものなのですが、こればかりはなぜか何年も続いていました。
今年も例にもれずに、何日もその症状が出ていたのですが、この痛みの厄介なところは、症状が出ないときは全く出ないということ。
仕事で忙しく運動もあまりできないことから、肩甲骨の筋膜が固まったのが原因かな、などと推測しながら、なにもしない日々が続いていました。

そんな折、親しい友人の加藤大吾さんが、近所の藤野でこの治療法を活かした「だいご治療院」を開設されたと聞きビックリして早速予約。
医療従事者ではなかった信頼する友人の大吾さんが、この治療法を昨年1年間学び、今年になっていきなり治療院を開設したことに驚き、調べれば調べるほど、不思議なその治療法に興味が湧いたからです。

イネイト活性療法とは?

その治療法は「イネイト活性療法」というもの。
詳しくはこのリンクやだいご治療院のサイトを読んでもらえればと思うのですが、この治療法の最大の特徴は「根本原因を治療する」ということ。

調べたところ、発案した豊田先生の整骨院は、口コミで受付から30分で100人以上の人が来るようになったそうです。それも「身体の全ての異常を検出できて、その異常全てを治療し、改善させることのできる手技治療法」とか。
マジか!?!?というのが最初見たときの率直な感想です。

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加藤大吾さん(治療院オフィシャルサイトより)

大吾さんはもともとは大学の講師や、コーチングなどをしながら、山梨県でセルフビルドの家を建て、自給自足の生活をしていた時に知り合ったのですが、そのお人柄を信頼していたし、その大吾さんがこの治療法にそこまで真剣に取り組むなら、と受診を決定。
ドキドキしながらもご自宅の治療室へ向かいました。

え!?これが治療!?

まずは久しぶりに会った大吾さんと近況報告。
なぜこの治療法を学ぼうと思ったの!?という質問に、彼の知人からこの治療法を聞いて直感的に優れたものだと感じたとのこと。
豊田先生の弟子のような人たちがいて、逐次施術の知見を情報交換もしているのだそうです。
この時点でもまだどんなことをするのか半信半疑の私でしたが、その後症状を細かく伝えたあと「じゃあちょっと診てみましょうか」と診察がはじまりました。

靴下をぬいでベッドにうつ伏せに寝ると、大吾さんが両足首のあたりに手をかざしていろいろな質問をはじめました。
しかしその質問には私が直接答えるのではなく、足首から出る信号のようなものを彼が感じ取って記録をしていくというもの。

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診療イメージ(私もまさにこんな感じ 治療院オフィシャルサイトより)

その質問に大吾さんは独り言のように「イエス、ノー、ふむふむ」という感じで書き留めています。
私はうつぶせに横たわりながら、誰が答えているんだろう?という不思議さに驚くばかりでした。

そして約20分後。ちょっとウトウトしかけたころに「はい、治療が終わりました」とのこと。
調べていたとはいえ「え!これで治療は終わりなの!?」と改めて驚きを隠せない私に大吾さんは「そうなんです。不思議でしょう?」とニコニコ。
でもその笑顔に、確固たる手応えを感じているようすでした。

痛みには驚きの原因が

そこで改めて原因と治療の説明がはじまりました。
大吾さんいわく、この手の痛みの根本原因はなんと「脳」だとのこと。

脳に数年前の外傷から受けた傷があり、それを脳が完全に治療するのを怠けたことからきており、また脳内に微細な感染症があって、それも原因の一つだとのこと。
それに対して「脳が自己治癒できると答えたのと、感染症に関してはマクロファージ(食細胞)がそれらを退治するように指令を出しました」と。
最初に聞いたときは「脳が感染!?」と思いましたが、考えてみれば人間の身体には100兆を超える微生物がいるといわれているので、そのなかにそうした悪さをするのがいても全くおかしくないなと思い直しました。

また、その根本原因に付随して頚椎にもレントゲンで出ない微細な骨折や傷があり、そうした細かい原因が重なって痛みにつながっているとのこと。
また脳圧が少し高いとか、脳が0.2ミリ上に上がっているとか、聞けば聞くほどビックリな診断結果だったのです。

診断を受けて私は個人的に「この治療法は、身体の悪いところを脳にちゃんと認識させて、その自己治癒を促進するものなのだ」と確認したところ、大吾さんは同意してくれました。

私は免疫力の低下がすべての病の根源だと信じているのですが、本人の免疫力によって治療する時間も異なり、投薬を長く続けて体力や免疫力が弱っている人は、その分回数や期間が長くなるそうで、それも納得できる。

聞けばここにはガンの手術を受けた人も通っているとのことで、その方に診察結果を話すと「なんでそんなことまで分かるの!?」と驚かれるのだとか。「ガンのほうが見つけやすいです」と嫌味のない笑顔で答える大吾さん。これは本当にスゴイかもしれない…

不思議だ不思議だと思いつつ、大吾さんが確信をもって答えるその姿は、説得力があります。
ふと気がつけば肝心の痛みは確かに軽減されているのでした。
軽減されている、というのも、鎮痛剤で痛みを麻痺させるようなものとは全く異なり、身体が少しずつ治すんだからすこしは時間がかかるよな、というのも理にかなっていると感じるのです。
かくして初めての診療は驚きと不思議な感覚のうちに終了しました。

その後さらに驚きの結果が

診察を受けた日から、しばらくその痛みがないことに驚いた私はFacebookにこのことを書きました。
すると友人が「私も受診したんだけど本当に同じような感覚で、不思議と調子がよくなった!」と書きこんでくれました。

それだけではなく、埼玉に住む整体師の友人からは「私は大吾さんの1年前にイネイトを夫と受講して、二人で互いに身体の不調を治したほか、患者さんの治療にも活かしていて、みなさん柳澤さんのように不思議がりながらも利用してくれています」というメッセージが。

さらに私の書き込みを読んで後日診療してもらった友人は、同じく大変驚きながらも「診察後2日ほどは免疫がその治療に専念していたらしく、身体がすごくだるかったのですが、その後は確実に調子がいいです!スゴイですね!」と報告を受けたのです。

私一人だけならまだしも、こうした複数の友人らのコメントや反応によって、ますますこの治療法に対して深い興味をもつにいたりました。

ただ信頼している友人とはいえ、あくまでもこれらは各自の主観であり、私はまだ全てを確信するには至っていません。
その後1ヶ月を経過し、また少し痛みが出るようになってきました。
しかしそれは先ほど書いたとおり「脳がふたたび自己治癒モードをやめて怠けているのではないか」と感じているのです。
そこでまた近日、状況を聞くために予約を入れようと思っています。

それにしても、世の中にはまだまだ私たちが分かったつもりで分かってないことばかりなんだなと思うことが多々あります。ありすぎます。

もしこれを読んでくれた方で、興味をもってくれた方、身体の不調を感じている方がいたら、一度診察を受けてみてはいかがでしょうか。
決してコミッションをもらっているわけではありませんが、その場合は診察の際にこのコラムを読んだと伝えてくださいね(笑)

みなさんが効果を実感したり、不調を治したりすることができたら、それはみなさんの素晴らしい自分史体験になるし、それを共有することで、みなさん、大吾さんや私がつながっていけると思っています。
誰かさんの報告、楽しみに待っています!

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