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「退職希望だった彼が残ってくれた話」から2年と1ヶ月

3月に「退職希望だった彼が残ってくれた話から2年」という記事を書きました。

2年前の3月に転職を申し出てきた部下のC君を慰留し、今も残ってくれています。

「慰留して正解でした」といった内容でした。


「実は…、4月末で転職します」

そこから1ヶ月。
4月末のゴールデンウィーク前に、C君から報告がありました。

転職は3月末だけじゃ無いのですね…。

記事を書いた3月には、そのような雰囲気は全く感じていませんでした。

その1ヶ月後のまさかの申し出。

かなりショックでした。
そして、全く感じることができていなかった自分がとてつもなく恥ずかしくなりました

正直、「3月に書いた記事も消してしまおう」とも思ったのですが、自分への戒めとして残しておくことにしました。


「3人に1人は入社3年以内に転職している」

統計からも、このように言われている時代です。

これまでは「そうは言っても、仕事に魅力を感じてもらえれば続けてくれる」と考えていましたが、そんなに甘く無いですね。

これからは、「新人の3人に1人は転職して当たり前」という前提で育成するようにしようと思います。


乗せられてるだけじゃない?

ただ、改めて感じることもあります。

転職したC君は、2年前は「デジタル・マーケティング会社」への転職を希望していました。

そして今回は、「コンサルティング会社」。

「なんだかなぁ」って感じですね。「2年前の思いを捨てきれず…」と言ってくれれば、笑顔で送り出せたのですが…。

若者も企業も、「転職エージェント会社にいいように乗せられているだけじゃないのかなぁ」と思うのは私だけでしょうか…。

まぁ、「私の会社も私自身にも、一緒に働きたいと思ってもらえる魅力が無かった」ということですね。


ありがとうございました。

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