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わたしはわたし。
私はずっと日本人が苦手でした。
国籍上、私も日本人ですけど。
今からすごく凝り固まった、偏ったコトを書くので、気に入らないヒトは読まないでください。
日本人という枠への固定概念が、中学2年で止まっている私にとって、ドイツのインターナショナルスクールを卒業してから日本に帰国するというのは苦痛でしかなかったです。
本当に嫌だった。
あの頃から私の中の時計は止まってしまったのかも。
私にとっての日本人は、「私のコトをバカにする人種。集団意識の塊。右向け右。みんなと違うコトしたら怒られる。一緒にいたくない人種。」だったからです。
(もちろん、大人になって出会うヒトの幅も抜群に広がってこの概念は変わりましたよ。たまに引きずってるときもあるけど。それだけ子どもの頃の固定概念って強いんだなと感じてます。)
ドイツにいた頃は、「まず、あなたの考えを聞かせて」から始まって、「OK.あなたの考えは分かった。私の考えはこうよ。チョット合わないけど、あなたはあなた、わたしはわたしってコトで。」が成り立っていました。
だから、授業でディベートをしてまっっったく意見が合わなくても、授業が終わったら一緒にワイワイ学食にランチに行けたし、すんごくラクだった。
「日本人の中にいる日本人」ではなく、「外国人の中にいる日本人(=邦人)」のほうが合ってるなって肌で感じていた。
わたしがわたしとして意志を持って生きていたから。
わたしがわたしとして認められていたし、わたしも自分のコトを好きだった。
日本に帰国後も中2のイメージを持ち続けるコトで、「こんな環境に戻ってきちゃった可愛そうな自分」を演じるのに酔いしれていたのでしょう。
自称・悲劇なヒロインですね。
正直、気持ち悪いなと思うけど、そんな私も私です。
素直に認めて、受け入れます。
そうやってでしか自分を守る術を知らなかったのです。
今はね。
ドイツでの感覚をまた取り戻すべく、日本という環境で強く私らしく生きていこうと思えています。
最近、たくさんの出会いと刺激を受けて、いい加減、中2で止まってた時計がようやく動き出してる感覚があります。
ううん。動かしたい。心の奥底から動かしたいと思いました。
だって、素晴らしい日本人は本当にたくさんいます。
今、尊敬できるたくさんの日本人と出会っています。
ありがたいです。感謝です。
日本人で良かったなって思う瞬間がたくさんあります。
「出る釘は打たれるのよ」
そうハッキリと中学の先生に言われたコト、今でも覚えています。
ずっと心のどこかに刺さっていて、前に進むのを躊躇させていました。
今なら言える。
「打てるなら打ってみろよ。」と。
これからは悲劇のヒロインから脱します。
私の人生の主人公は、私でしかない。
幸せになるの。
私の大好きなヒトたち(もちろん日本人を含む。笑)を巻き込んで。
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