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車のトラブルが多い人生を送ってきました-車屋失格-③

大学生活が始まっても

自宅と大学の往復ばかりしていた
自分がようやく大学1年の夏に
バイトをすることにした。

周りの友人は高校を卒業して
バイトを始めていた人がほとんどだったが
受験中で勉強をすることばかりで
自由な時間がなかった反動か中々やる気が起きなかった。

しかし、大学生になりバイクが乗りたかったので
そろそろ免許代でも稼ぐためにバイトを探し始めた。

大学のお昼休みに
周りがどんなバイトをしているか
売店で買ったパンを食べながら友人に話を聞いみた。

「みんな何のバイトしてんのー?」

「コンビニだよ!時間の融通聞くしいいよ。」

「居酒屋はまかないでるから飯代浮くよ!」

「なるほどねーー」と言いながらも
自分の中では「ありきたりだな〜」と思っていた。

「あっそういえばタウンワークがあったな」
「持って帰ってバイト探してみよう!」

当時はスマートフォンもない時代なので
バイトの求人を探すにはほとんどフリーペーパーに
掲載されている情報を元に探している時代だった。

雑誌に書いてある内容は基本ありきたりな
バイトがほとんどだった。
なので、期待もせずページを読み進めていくと
突然自分の興味を引く文字が見えてきた!

”オープニングスタッフ募集!!”
”高時給!!”

この文字にビビッと来た自分は
アルバイトの説明会の日を調べて実際に行くことにした。

某有名遊戯施設についたが
まだオープンをしていないからか入り口は
薄暗い雰囲気で入りにくい状態だった。

「アルバイトの説明会はこちらです!」
そう言葉が聞こえる方を見てみると
若い男性の人が声を出しているのを聞けて
安心して建物の中に進んでいった。

説明会に着いて周りを見渡すと
年齢も自分より若い高校生の子から30代の人だろうか
性別も年齢のバラバラな人が約50名ほどいた。

その中に自分も混ざり少し待っていると
支配人と呼ばれる40代後半ぐらいだろうか
いかにもThe 社会人に見える人が話し始めた。

「この施設には多くのスタッフが必要です」
「みなさんがどの仕事をしたいか教えてください。」

そう言って施設の業種の説明をしていると

「ボウリングの整備や清掃業務・・・」

その言葉を聞いた瞬間
「うん?何だその仕事は・・・面白そう!」
とその言葉を聞いた瞬間に
ボウリングの整備の仕事をしようと決めた。

ありきたりではない仕事を見つけることが出来て
自分はボウリングの整備のバイトをしてみようと決めて
その日に履歴書を渡して帰った。



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