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書くのは好き。でも、いつか商品も作り売りたい。その為の起業とメディア。

時には商品が作りたくなるんです

 クリエイターさんと色々お会いすると気づきがあって、自分もこういうクリエイターさんと一緒に「商品を作ったり」「売ったり」をしてみたい衝動に駆られて、自分の最終目標は、メディアをやりながら商品を販売するってことなんですよね。

 え?通販、やりたいの?って言われました。こんな話したら。通販がやりたいんじゃ無いんです。ものづくりがしてみたいんです。でも、ものづくりだけではマネタイズできないから、通販を絡めてやってみたい、ということになんです。

 元々、ライターをやりながら、キャラクターブランドを立ち上げ、ライセンス窓口をやり、メーカーとやりとりして、自ら雑誌モデルとジュエリーの企画・販売も関わってきたから、どうしてもそういう気持ちはあるんだろうと思います。そこに嘘はない。何かを表現して、生み出すことの価値。

商品づくりは簡単ではない

 でも「やっぱり商品を作るって簡単ではない」ってことに気がついた。作れば売れるわけではなく、売れるための土台。それは誰に対して、どれだけの価値を以て、どれだけの対価を得ることで、ビジネスをやっていけるか、を抑えない限りは売れません。

 以前、僕は例えば、ペットのペアアクセというジュエリーシリーズを作りましたが、あまりヒットに恵まれませんでした。気づいたのは、「まず商品ありき」で考えるとうまくいかないってことなんです。面白いかな、って思ってそこから始めたのがペットのペアアクセ。

 でも、そういう場合、概してお客さんのイメージができていない。すると、作ってからそれ用の仕掛けを改めて考えて、販売して、そのお客様の対応をして、って結構、やることが盛りだくさんなんです。それは徹底した商品企画を終えた一流メーカーならやれるけど、小さな企業にそれは難しい。

売る場面から考えて商品を落とし込む

 でも、今は幸にして、ネット通販があるからやりやすくなってきていると思っています。でも、本質は変わりません。ネットがあるからといって、売れるわけでもありません。

 痛感するのは、お客さんあっての商品です。その商品というのは買ってくれるお客さんにとって対価に相応しい価値を備えたもので、しかも対価を支払える予算を持っているお客さんでなければなりません。

 だから、売る場面から逆算して、こういうお客さんがいるだろうから、ここにまずはこういう商品をコストのかからない形で売ってみたらどうだろう、ということはきっと可能なはずです。

 それで数値が出せるのが今のネットの時代だから、そこをフックに設計図を描いて、それで販売を繰り返してみることができるはずなんです。

だから必ずやってみたい

 いずれやってみようと思っています。キャラクター業界のライターとしてクリエイティブの現場を見て、その後商品企画、販売の難しさを知って、通販との巡りあったんです。それも運命かなと思っているんです。

 繰り返しますが、僕は売って儲けたいじゃなく、生み出したものを誰かに喜んでもらいたいって手段に通販があるのかもという視点なだけです。

 今のメディアの読者とかは一旦傍において、今ある繋がりと僕の感性とで、どういうお客様にどういうアプローチができるのか、勝負をしてみようと思います。そこのターゲットを自分で考えて捉えていきたい。

 そして、そこへの目標のために、今はまずは堅実に、文章という在庫リスクのかからない“商品”でマネタイズをして、極力コストを抑えてビジネスの感覚を掴みたい。それをコストがかかりやすい物理的なものへのチャレンジへと繋げたいと思っています。 

書くことも。考えることも好き。だからこその夢と、メディア愛

 僕は書くことも好きです。でも、究極は、ここまで書いてきたように、僕は何かをクリエイティブすることが好きなんです。今のメディア自体、そこに書かれる文章も、僕の手作りの商品ですから。幸にして、ご飯が食べられているということはここで、対価に見合った価値を提供できている。

 その先にはいずれ、僕がプロデュースする商品も、この会社からいずれ発信させたいと考えるのは、当然な流れです。

 そこに繋がるように、メディア、頑張ります。僕の起業した会社のポリシーには、世の中にある全てのものづくり工場に光をあて、作家の魅力に気づ口ということがあります。そこでの出会いと刺激をもとに、いずれ商品を届けるまでの成長をこの会社で遂げたいと思います。

 そのためのメディアです。生涯大事にするメディアです。

 活字もクリエイティブ。ものもクリエイティブ。絶対に、あきらめませんよ。このメディアはそんな夢を背負ったものとして、一歩一歩それ自体も試行錯誤を続けながら進化しています。

 今日はこの辺で。

ペンは剣より強しと言います。だから本気でここで書く一言、一言で必ず世の中は変わると思っています。そのあたたかなサポートが僕への自信となり、それが世の中を変えていくはずです。