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「1984」

WAR IS PEACE
FREEDOM IS SLAVERY
IGNORANCE IS STRENGTH.
戦争は平和
自由は奴隷
無知は強み。

Nineteen Eighty-Four -George Orwell

ディストピア小説の名作
ジョージオーウェルの「1984年」の一節です。

思考までを完全に「教育」された世界では、"Thought Police"(思考を取り締まる警察)が存在します。
「間違ったこと」を考えることさえ許されません
だってみんな平等でいるためには同じでなければ。

そうですよね?

「平等」であることこそ完璧な世界。

そうですよね?

平等な世界を壊したい人間がでてこないように、
Big Brotherはいつもみんなのこと見てますよ。
Big Brotherにはお見通し。

「ビッグブラザーはあなたを見ていますよ。」

ジョージ・オーウェルの「1984年」という作品は人間の心の闇やダークな部分をえぐり出すような、そんな物語です。

支配しようとする者
それに従う者
世界のあり方に疑問に持つ者

全員幸せになれるでしょうか?

幸せになれるグループはありますか?

"Make Orwell Fiction Again."トラさんの演説の決め台詞を文字っていますが、「もう一度オーウェルの物語がフィクションだった世界に戻しましょう。(=今の世界はオーウェルが描いたディストピアに向かっています。)」というメッセージです。

「1984年」
というフィクション小説。

未来の予言だったのでしょうか?

私たちは理想の世界へと進んでいるのでしょうか?

読んだ方、どのように感じましたか?

2022年の今だからこそ読み返したい本だと思いました。

今だからこそ読みたい作品こちらの記事でも取り上げています。↓


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