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【140字小説】助言

ずっと何かを忘れて生きてるでしょう?

忘れてる事すら忘れてるくらいおぼろげな何か。

そうして浴室で1人、
目を閉じ髪を洗っていると
脳裏にぼんやり浮かんでくる何か。

…それ以上考えないで!

“何か”が輪郭を取り戻したら
きっと貴方が目を開けたとき
後ろに立っているから。

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