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【140字小説】母方の叔父さん

僕にはろくでもない母方の叔父がいる。
後ろ暗いのかいつも母の不在時に訪れては内緒で僕から小遣いやおやつを少し受け取り、時には台所からビールを1缶だけ持ち帰ったりする。

月日は流れ僕の結婚式。
「叔父さんも呼ぶよね?」
「え?叔父さんなんていないわよ。」
「…え?」
「…え?」

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