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【140字小説】バレンタイン先輩

「ハロウィンのやつ新人のくせにすっかり日本に定着したな。」
バレンタイン先輩が感心したように言った。

それはきっと、先輩が先陣を切って後続の進むべき道を示してくれたから。

「俺も続くっス!」
イースターの希望に満ちた声が響く。

我が社の未来は明るい。

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