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ごご茶
2022年7月23日 14:20
パブロフの町毎週日曜日の夕方、ゴミ出しに出る。ゴミステーションまでの道すがら、ゴミ袋をぶら下げゆっくり歩きながら必ず同じ事を思う。「なぜ私はこの町にいるんだろう」夕闇に染まる空と、左右に建ち並ぶ住宅を見ながら、良いも悪いもなくただ純粋に毎週自然とそう思う。きっとこれからも、この町のこの道で、日曜日の夕方に、ゴミを捨てる時。その癖はもう条件反射のように私の心の奥深く染みつ
2022年7月18日 19:59
空白真っ黒い心のどこかにまだ空白が残されているというそんなおとぎ話を信じて今日も僕は旅路を行く☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…物語現実が辛いと映画や小説に逃げ込むこの国のどこかが舞台の少し不幸で悲しみ漂う物語辛いのは私だけではないのだと主人公に共感し安心するやがて物語が終わる頃主人公は愛を見つける救いの兆しが描かれるバッドエンドだとしても死をもっ