育休日記⑤〜立ち止まれて良かった〜
育休に入る前、具体的にはここ2年くらい
「早く教員を辞めたい」
本気でそう思っていました。現場でずっと必死に戦っている、クラスもそれなりに上手くいっている。幸い職場でも認めてもらえている。
「でも辞めたい」
そんな気持ちが勝っていました。中途半端に勉強をしているせいで頭でっかちになっていたんだと思います。県とか国とかにずっと腹が立っていました。
「育休中に次の仕事を決めたい」
と思い4月は焦っていたのですが、この10年間教員とボクサーの世界しか知らない、それしかやってこなかった私にはやりたいこともなく途方に暮れる日々が続いていました。尊敬する先輩やスタートの早い仲間が新たなステージに進んでいるのを見て焦っていたのもあるかもしれません。
この一月位妻と、先輩と友人とじっくり話をする中で
「私には教育しかない」
「ロングスパンでものを考える大切さ」
という2つの事に気づけました。気づけてからは方向性を
「仲間作り」
に切り替えました。私の周りには面白い人、尊敬できる人が沢山います。
その人たちと緩く、長く繋がれれば公教育に切り込む方法が見つかる気がします。
これに気づけたのは育休で1度立ち止まれたから。そして公務員だからこの時間も取れました。
感謝を忘れずにいきます。
今回はこの辺で終わりにします。
お読みいただき有難うございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?