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【紅茶編】レシピ15 🍃ヨモギと紅茶


春の薬草

草もちに使われるヨモギ。
早春の頃から少しずつ芽を出して
昔ながらの薬草です。

新芽がついて

艾葉がいよう

よもぎの生薬名は『がいよう』とよばれます。
むかしから、「けつ」にかかわる生薬として使われ
とくに、月経痛、月経不順など婦人科系に効果があるとされています

五味五性

よもぎ
五味/五性 温 / 苦 辛
帰   経 肝 脾 腎
効   能 散寒 温経 止血 補血 
効   果 冷えによる下腹部痛 月経不順 月経痛 月経過多 下血  
      湿疹
「婦人科の要薬」といわれる
からだを温めて冷えを取り除き、痛みを止める働きがある
*湿疹によるかゆみの改善には、煎じ液を入溶剤として活用すると効果が期待できる

三寒四温の季節に

寒さと暖かさが繰り返されるこの時期、手足の先が冷たかったり
急におなかが冷えたりと、不調が起きやすい時期です。
まずは、ひやさない工夫が大事です。

いつものお茶をよもぎにしてみてはいかがでしょう。
時間があれば5~10分煮だすのがいいのですが、
沸騰したお湯を使って5~8分蒸らしてもいいと思います。

できれば、自然のものを摘んで干したものが良いのですが
土手やあぜのものは、衛生上あまりお勧めではありません。
薬局やドラッグストアで売っているので、
そちらを買っていただくと安心して使えると思います。

よもぎ

紅茶にあわせて

よもぎだけでも良いのですが
同じように「温」の性質をもつ紅茶とあわせるのもおすすめです。
ヨモギの香りもやわらぎ、飲みやすくなります
ティーポットにいれて、3~5分蒸らしてください。
紅茶は、お好みのものでよろしいですよ。

3~5g:お茶パックを使うと扱いやすい
ヨモギのみ


ヨモギ紅茶:ヨモギと紅茶は同じ分量でお湯は2杯分

季節の変わり目でもあるので
おなかを温めて、血行を良くして過ごしましょう

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