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【よもやま話】File50 🚃撮り鉄の旅 JR木次線:三段式スイッチバック


木次線

広島県の備後落合駅から島根県の宍道駅までのローカル線。
『奥出雲のたたら』や『雲州そろばん』で有名な出雲横田を走る路線です。
特に三井野原駅と出雲坂根駅の間にある急こう配に対応するため
列車は進行方向を2回切り替えジグザグに上がっていく
『三段式スイッチバック方式』のある路線です。

このローカル線に乗って『三段式スイッチバック』を体験するため
奥出雲までやってきました!!


日本海新聞旅行部作成:スイッチバック図解

列車だけではない

この標高差162mをあがるのは、列車だけではありません。
車も実は大変なんです。
そこで、『奥出雲おろちループ』が建設されました。
こちらは、日本最大級の二重ループ道路なんです。


道の駅 出雲おろちループ作成


おろちループ


別の角度から

残念なことに・・・

当日はどしゃ降りに。
おまけに乗る予定の列車が、なんと、運休になってしまいました。

その理由は


JR木次線を走行中の観光列車【天地あめつち】が
「車輪が空転し速度が上がらない」と運転士からJR西日本に連絡がはいり、
日登(島根県雲南市)まで戻り運転を取りやめた。
雨でレールが濡れたためとみられる。
現場は日登から約1.5キロ、勾配25パーミルの上り坂。
線路に砂を蒔いて加速しようとしたが前進しなかった。
この列車と折り返しの「天地」を含む5本が運休した。
                ニュース記事より

天地あめつち

2018年、JR山陰線鳥取出雲間を中心に運行してきた観光列車。
木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号』が昨年11月運行を終了したことを受け今年4月から木次線の乗り入れを始めていた列車です。


あめつち:JR西日本

というわけで、
「道の駅 奥出雲おろちループ」に展示されていたジオラマ
お楽しみください。


奥出雲おろち号


出雲坂根駅
手前の東屋のそばに「延命水」が湧き出る


出雲坂根駅


出雲坂根駅ホーム


奥に見えるのがスイッチバックの線路


スイッチバックのジオラマ
奥出雲おろち号


スイッチバックのジオラマ
運転士は先頭から移動して後方の運転席へ移動するらしい


切り替えて進む


三井野原駅


三井野原駅ホーム


出雲三原駅の東屋


キツネ:国営備北丘陵公園(広島)


たぬき:国営備北丘陵公園(広島)


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