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【薬膳編】レシピ6 雑煮を食べたらぜんざいも食べたい!!ちょい足し漢方で作る『小豆と緑豆のぜんざい』


雑煮

我が家の雑煮は、お澄ましのお雑煮。
かまぼこ、えび、いくら、三つ葉をいれます。

それでも、ほんのり甘い
ぜんざいは食べたくなる。
煮崩れたとろりとした小豆餡に焼いた餅は最高だと思う!!

小豆と緑豆と

いつもは、小豆の「ぜんざい」ですが
解毒の作用を持つ緑豆も入れて作りました。

≪ 材 料 ≫

  • 小豆 ・・・ 100g

  • 緑豆 ・・・ 100g

  • てんさい糖 ・・・80g

  • 黒糖 ・・・ 80g

  • なつめ ・・・ 2~5個

  *水の量はお好みの硬さになるよう調整してください

≪ 作り方 ≫

  1. 小豆と緑豆を、ぬるま湯(50℃)に1時間程度ひたす。

  2. 小豆は、浸した水ごと鍋にかけ、えぐみをとるため下茹でする。

  3. 下茹でした小豆を鍋に入れ、緑豆は浸した水ごと小豆に加える

  4. 豆が柔らかくなったら、てんさい糖をくわえて10分煮込む

  5. 黒糖となつめを加えてさらに煮込む。

  6. 好みの軟らかさになったら火を止め、冷まして味をなじませる。

  7. すぐに食べないときは、保存容器に入れ冷蔵庫にいれておく


小豆を浸す


小豆を下茹でした汁はあずき茶になる
緑豆は皮に効能があるので浸した汁ごと使う


黒糖:粉状のほうが溶けやすい

ちょい足し

ちょい足漢方はなつめと黒糖です。

なつめ 

 五味/五性 平 / 甘
 帰経    脾 胃
 中薬    補気薬

    気、血を補い、胃腸の調子を整えて体力を回復させる
    滋養強壮などに効果が期待できる
    安神効果(気の落ち込み、不眠解消など)
 *心身ともに疲れていると感じるときにおすすめ

黒糖

 五味/五性 温 / 甘
 帰経    脾 胃 肝
 

    血の巡りをよくして、おなかの調子を調える
    冷え、食欲不振、疲労回復などの効果が期待できる

小豆は、利水作用があり、むくみや体のおもだるさをとる効果があり、
「赤小豆(せきじょうず)」として利水滲湿薬の中薬です。
緑豆は、解毒、解酒の効果が期待できます。
「緑豆(りょくず)」として祛暑薬(清熱、消暑)の中薬です。
ただ、「寒」の食材なので、「温」の食材の黒糖を加えています。

何かとせわしない年の瀬から正月。
疲れも意外とたまりやすいですよね。
どうぞ、ご自愛くださいませ。
今年も良い年でありますように。

まめに働けますように


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