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051「58歳の転職記・完結編」労働組合の書記長

共済組合の事務職員の求人があって、応募しようと思ったときに、過去に労働組合の書記長をやっていたことを思い出しました。

会社の労働組合はたくさんの支部があり、支部の傘下に分支部があり、私は分支部の委員長を支えるナンバーツー。分支部のトップは労働組合に長年かかわっているベテランだったので、私はたいしたことはしませんでした。

それでも、分支部の上位の、支部の三役の人との電話会議に参加したり、各職場から選出された委員さんが集まる分支部委員会という会合に参加したりして、組合の現状に関する情報に触れていたので、勉強になりました。仕事をやりながら組合活動をやるので、時間のやりくりは大変だったけど、楽しんでました。会合の事務局など、人の中で仕事をするのが好きだというのは、この時も感じていました。

労働組合から少しばかりお手当が出ましたが、受け取るための口座は、銀行でなく労働金庫に口座を作って、そこで受け取ってました。分支部委員会に、労働金庫の人が来て、ローンの紹介とかしてました。

それから、労働組合の共済というのがあって、生命保険とかのあっせんがありました。支部の役員や分支部の役員は、労災への加入を勧められたりしましたが、私は適当にごまかして逃げ回ってましたね。

そうそう、政治活動もありまして、メーデーとか、参加したりしました。労働者の集まりなので、野党を支持して、上部の団体の推薦で代議士を一名くらい国会に送っていたかな。候補者の方に会って写真撮ったりしました。

労働組合のイベントに多数参加しました。東日本復興支援ボランティアとか。

手間はかかりましたが、いろんなことが物珍しく、楽しかったですね。

出向に行くタイミングで、後輩に押し付け、ではなく、席を譲りました。

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