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経営理念を発信するということ

どーも。薬剤師兼起業家の海老沼です。

MBAを学び始めた頃に
『経営理念を発信するとか恥ずかしくね?
 何言っちゃってんの?』
とずっと思っていました。

ただ、自分が起業して
想いを発信する】ということが
如何に大事かを体感しました。

なぜそう感じたのか?
実体験を含めてBlogに書いていこうと思います。

0.そもそも何をやっているのか?

2022年5月に足立区にある調剤薬局をM&Aをし
薬局を経営しています。

また、アレルギーに関する情報サイトも運営しており
アレルギー患者さんのためになる情報を発信しています。

薬剤師業務をしながら
経営業務も行い
情報サイトも運営しています。

たくさんの仕事を同時にこなすため
日々時間がなく
誰か一緒にやってくれる仲間がいないかなー
と探していました。

そもそも
なぜ足立区なのか?
なぜアレルギーなのか?
少しお話していきます。

1.足立区への想い

私は足立区生まれ足立区育ちです。

社会人になって
北海道の札幌に2年6か月
立川に2年住んでおりました。

行く先々で出身地を聞かれ
足立区と答えると
え?治安悪いんでしょ?
ネガティブなイメージ
持たれることがあります。

確かに物騒な事件も多いですが
実際には面倒見の良い人が多く
みんな優しいです。

特に私は両親が共働きで
近所のおばちゃんに
面倒を見てもらっていたため
地域への想いもあります。

残りの人生、地元に貢献する時間があっても良いな
という一つの想いがあります。

2.アレルギーへの想い

もう一つは自分の病気の経験です。

昔からアトピーや喘息などのアレルギーがひどく
夜は掻いてシーツを血まみれにしたり
咳で呼吸が出来なくなるなど
本当に辛い経験をしてきました。

ただ、その経験がきっかけで
飲んでいた薬に興味を持ち
薬学部に進学し
新卒でアレルギー領域に強みを持つ
外資系製薬会社に入社しました。

ただ、会社組織に属していると
これって患者さんのためかな?
と思うことが多く
もっと患者さんのためになる事業をやりたいと
考え始めるようになり
製薬会社を退職し、自ら起業しました。

今思うと、理念に共感していなかったんだと思います。

3.薬剤師の關山との出会い

私の友人が開催する
薬コネという薬剤師が集まるイベントに
参加する機会がありました。

そこで会社の代表として
5分プレゼンをする場があり
足立区とアレルギーへの想いを発信しました。

プレゼン終了後に
色々な方とご挨拶させて頂き
トイレに行こうとした瞬間に
ある薬剤師に声をかけられました。

実は僕、同じ大学出身で足立学園出身でアレルギーなんです

そこから彼と週1でmeetingを繰り返し
事業を一緒に進めています。

彼の持つエネルギーは凄まじく
成長速度もすごいです。

もちろん、事業への貢献度も。

それはなぜか?
共感しているからです。

アレルギーの人のために何かをしてあげたい!!
いずれは地元に貢献したい!!
そんな想いがあるからです。

4.私の経営理念

まずはアレルギー疾患をお持ちの方に
アンケートやインタビューを200人以上繰り返してきました。

課題に至るまでのプロセスは省略しますが
様々な環境要因により
医療環境と患者個人の距離が遠いという課題を感じました。
(顧客セグメントによって課題は違いますが)

もっと身近に相談できる相手がいれば
色々な情報に惑わされずに
正しい対処ができたのに
と思う顧客の声も多数ありました。

ただ、既存の医療業界の産業構造上
それが難しくなっているなと感じます。

医療との関わり方をもっと気軽に
そんな世界を創りたいと思い
色々な事業をやっています。

不思議なことに
想いを外で発信すればするほど
仲間が増えます。

同じ想いを持つ方がいれば
個別にご連絡頂けると嬉しいです。