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複雑な社会課題に、一歩一歩挑む。

企業の新規事業開発に関わる方々へのインタビューより、実践の現場で生まれた知恵、「クオートチップス」をお届けします

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新規事業開発の出発点は、「誰の、どのような課題を解決するのか?」という問いです。このとき、小さな課題を切り取ると、事業として小さくなってしまいます。一方で、あまりにも壮大な課題は、ビジネスの形で解決することが難しくなります。グロービスの仲川氏は、このようなジレンマに向き合う中、課題を一歩一歩解きほぐす道を模索しています。

“我々がターゲットとしている課題領域は、働く場における「学び」と「実務」との断絶です。この断絶は、社会人教育の領域で100年以上続いていると思っています。色々な課題が山積した結果として表れている、一足飛びに解決することの難しい問題ですから、課題を解きほぐし、1個ずつ解決していかないといけません。
そこで我々は、まずは「現状を知る」ための足掛かりとなる事業を立ち上げようとしています。そのような事業を通じて我々自身が業界を学び、最終的に実現したい世界の実現を、ステップを分けて目指しています。”

株式会社グロービス GLOPLA事業開発室 統括リーダー 仲川顕太氏

新規事業を構想するときには、どうしても「目の前でマネタイズできそうなサービス」に視野が向きがちです。だからこそ、「長期的にどんな課題を解決していくのか」「その視野で見ると、このサービスはどういう一歩目なのか」ということを考えてみることが、広がりのある事業を構想する上で大切なように思われます。

背景

株式会社グロービスのGLOPLA事業開発室では、「人の可能性を開放し、イキイキ働く人を増やす」をミッションに、新規事業の開発を行っている。現在、第一段として、研修の管理やデータ蓄積を行うための学習管理システム「GLOPLA LMS」を提供。本サービスでは、煩雑な研修オペレーション業務の効率化や、研修データの蓄積を行うことで、人事部が人材育成のより本質的な部分に向き合えるための支援を目指す。

GLOBISの新世代LMS「GLOPLA LMS」
https://glopla.globis.co.jp/

株式会社グロービス
https://www.globis.co.jp/

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