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いつでも一番重要なことは、シンプルに「相手のためになるかどうか」。

企業の新規事業開発に関わる方々へのインタビューより、実践の現場で生まれた知恵、「クオートチップス」をお届けします。


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新規事業開発は、サービスや商品を提案していく営業とも言えます。複数の新規事業の立ち上げに携わってきたオークネットの森本氏は、営業から転身した自身の経験を振り返りながら、既存事業の営業との違いやマインドセットの変化をこう語ります。

“既存事業の「営業」と新規事業の「営業」にはギャップがあります。既存事業はビジネスモデルが完成されているので、極端な話ですが、そのビジネスモデルを踏襲すれば何も考えなくても売れます。でも、既存事業も初めは誰かがその形(ビジネスモデル)を作ったわけですよね。新規事業では、何が相手にとってためになるのかを、ゼロから自分で考えていくので、営業の原風景に戻っていくような感覚です。”
オークネット 新規事業統括室 水産事業推進グループ マネジャー 森本祐介氏

新規事業は社内に蓄積されたノウハウや、顧客との長年の関係もない中で、試行錯誤することになります。そこで必要なのは「相手にとってためになることを考える」というシンプルな行為を突き詰めることなのでしょう。

背景

株式会社オークネットでは、養殖魚の生産者と、スーパーマーケットなどの小売店とを繋ぐ情報流通プラットフォーム「港町のごちそう」を開発している。本プラットフォームでは、こだわりを持って育てられた養殖魚の特徴に関する情報を集約・整理することにより、優れたブランド魚の存在が小売店やその先の消費者まで伝わり、適正価格で取引される豊かな世界を目指している。

養殖魚の情報流通プラットフォーム「港町のごちそう」
https://minagochi.com/

株式会社オークネット
https://www.aucnet.co.jp/

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