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いま会社で一番いいことをしている、という自負が自分を高める。

企業の新規事業開発に関わる方々へのインタビューより、実践の現場で生まれた知恵、「クオートチップス」をお届けします。

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新規事業の担当に就任するときは、必ずしもはじめから主体的に参加できるとは限りません。特にすでにキックオフした後のプロジェクトを引き継ぐ場合、担当者は戸惑いや混乱を抱くこともあります。
そうした状況で、高いモチベーションを生み出すにはどうすればいいのでしょうか?
秘訣を教えてくれるのは、複数の新規事業を担当してきたオークネットの森本氏。先任から引き継いだプロジェクトでも、積極的に事業を動かせるようになったきっかけがあるといいます。

“実は、先任の人が着想した新規事業を、初めは愛せませんでした。しかし、その事業を自分の肚に落とし込んでいく中で、そもそもこの事業の意義はなんだろうと考えてみたんです。すると、「実は自分がこの会社で一番『いいこと』をやっているのではないか」と気づきました。その時に本気で取り組むぞと、自分の中で決めましたね。それからは、社内の皆にも積極的に力を借りることができるようになりました。”
オークネット 新規事業統括室 水産事業推進グループ マネジャー 森本祐介氏

事業が会社や社会に与えられる影響や意義を自分なりに捉え直し、ゴールを想像すること。前例のない新たな事業を自分ごと化していくためには、一度大きく理想の事業の姿をイメージすることが有効な手段になるかもしれません。

背景

株式会社オークネットでは、養殖魚の生産者と、スーパーマーケットなどの小売店とを繋ぐ情報流通プラットフォーム「港町のごちそう」を開発している。本プラットフォームでは、こだわりを持って育てられた養殖魚の特徴に関する情報を集約・整理することにより、優れたブランド魚の存在が小売店やその先の消費者まで伝わり、適正価格で取引される豊かな世界を目指している。

養殖魚の情報流通プラットフォーム「港町のごちそう」
https://minagochi.com/

株式会社オークネット
https://www.aucnet.co.jp/

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