なぜ読書が大切か

こんにちは。
今日は、社会人1年目を経て習慣化させた「読書」について書きます。
私がなぜ読書に目覚めたのか、読書のメリットは何か、まとめてみました。


●仕事はあくまでアウトプットの場

昨日の内容と重複しますが、私は入社して半年が経った頃に、自分が付加価値を生み出せていないことに気がつきました。そこでどうすれば「仕事ができる」ようになるのだろうと考えた結果、当然の如く、「ビジネス書を読もう」という結論に至りました。

お恥ずかしい話ですが、学生時代は本など全く読む人間ではありませんでした。いわゆる「意識高い系」を毛嫌いするタイプの人間でした。
しかし不思議なもので、社会人になったいま、私は「一刻も早く、もっと本を読まなければ」という使命感に駆られています。

理由は簡単です。
仕事をして学べることは、「その時のアウトプットに対するフィードバック」でしかないからです。
そして、いくら自分一人でPDCAを回してみたところで、新入社員である私が向上させられるレベルなど、たかが知れているからです。
1のアウトプットで1.2を得る。1.2のアウトプットで1.4を得る。1.4のアウトプットで1.8を得る。そんなものです。成長の速度を上げるためには、仕事以外からインプットをするしか方法はないのです。
勉強せずに入試を受けまくったところで、大学には受かりません。筋トレせずにボディービルの大会に出まくったところで、優勝はできません。そういうことです。


●読書は「割が良すぎる」

では、具体的に読書によってどんな良いことがもたらされるのでしょうか。

ビジネス書多読による効用とその方法を説いた本田直之氏の『レバレッジ・リーディング』に、こんなことが書いてありました。

「わたしを含めた九九%の人間は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが、成功への近道だと思います。試行錯誤に時間や労力を使うのではなく、結果を出すために時間や労力を使うことができるようになるからです。
本当は本を読めば読むほど、時間が生まれます。本を読まないから、時間がないのです。なぜなら本を読まない人は、他人の経験や知恵から学ばないからです。」

この二文が、読書の意義を全て表していると思います。
たった1500円ほどの出費で、決してマイナスに転じることがなく、しかも直後から効力を発揮するリターンを得られるのです。世界最高の投資です。不毛な飲み会に行かないだけで2冊の本が買えます。今すぐ本を買いましょう。
私はまだ会社で不毛な飲み会が開催されたことはありません。非常に大人しい部署です。

ちなみに、この『レバレッジ・リーディング』という本は読書のモチベーションを高めるために最高の1冊です。1時間ちょっとあれば読み終わると思うので、ぜひ購入してください。きっと、どんどん読書がしたくなると思います。


●どんな本から読むべきか

1.自分の仕事に関わる内容 (興味があって)
2.ページ数が少なく、文章が平易 (親しみやすくて)
3.評判が良い (期待を裏切らない)

この3点を満たしていると、グッとハードルが下がると思います。無理せず、背伸びせず、定番本から読みましょう。そのうち読書が苦ではなくなります。
そうすれば段々、色んな分野に興味が出てきます。難しい本も読みたくなってきます。ポケモンと一緒です。キャタピーから始めましょう。ポチエナから始めましょう。伝わるのでしょうか。

私としては『1分で話せ』『これからの会社員の教科書』『「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方』などがオススメです。
あとは色んなサイト等を巡ってみて、興味が湧いた本を読むのが良いと思います。
主観ですが、映画等とは違ってビジネス書の評判は基本的に裏切りません。自分の読書レベルに沿わせる形で、「名著」と呼ばれる類のものは一通り読んでみるのが良いのではないでしょうか。
かくいう私もまだまだ読めていませんが。


●まとめ

今回は、私が読書に目覚めた理由と読書のメリットを書きました。
読書を始めてみての感想は、シンプルに「楽しい」です。色々な人のノウハウに触れることは、とても良い刺激になります。

皆さんもぜひ、読書をする時間を意識的に作ってみてください。

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