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氷河期の僕たちへ

僕は氷河期世代のジョブホッパー。

なりたくてジョブホップしてた訳では無い。

出来ればスムーズに生きたかったし、

研究者として充実した仕事をしていたかった。


最後の1文以外は氷河期の大体の人が同じなんじゃないかと思う。


そんな氷河期の人から氷河期の人へのメッセージを伝えたくて筆をとった。


生きてるだけで100点

多分、これを読んでる人は

みんなまだ生きてるんだと思う。

だから言う。

それだけで100点だ。

もうこれ以上ないくらい努力したと思ってくれ。

ニクソン・ショックがあって、

バブルが壊れて、

IT革命でもかわらなくて、

人口オーナスでパイは減り続ける。

その中で運悪くツケを払わされて、今生きてる。

それだけでいい。

充分なんだ。貴方達は僕らの誇りだ。


子育て仕事に忙しい人たちへ

貴方達は120点だ!もう振り切れてる。

共働き大変だよな、給与上がんないよな、

でも家庭もって、次の世代育ててる。

ホントに凄い。

誰がなんと言おうと、貴方達は誇りだ。


世代毎の谷の狭間で

世代間の当たり前の差は絶望するくらいに大きい。

色々あって僕は採用してきたけど、

僕らの世代は特に割りを食っていた。

だから、絶望していても。

これだけの逆境のなか、生きてるだけで充分なんだと誇りを持っていて欲しい。


これから願うこと

氷河期の僕らは辛い思いをしてきたと思う。

そのうえでこれだけはお願いしたい。

僕らの辛さを再生産するのはやめよう。

見ながら覚えろの身勝手なオナニーOJTなんか真似なくていい。

僕らも酷い扱いされたから、後輩に酷い扱いをすれば、それは同類。

ノウハウを交えた情報共有をタイムリーに行って、

次の世代へつないでいこう。

ぼくらは、未来を創るんだ。


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