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漢字が書けなくなってきた感じ

今日は漢字と私の関係性について。

私は小さい頃から漢字学習が大好きだった。


漢字ドリルは人一倍早く終わらせたいという変なプライドがあったし、漢字練習帳を使って漢字の反復練習をするのが大好きだった。


使い方を覚えればいいし、算数みたいに考えなくても書くだけで点が取れるし、難しい漢字を覚えること自体がかっこいいと思っていた。


中学に上がると、漢字は教えられるものではなく、自ら学習するものになった。


定期考査の国語の一番最初の10-20問が漢字の書き取りと読み取りだったから、中間と期末のために自主的に勉強しないと、簡単に点が取れるところで点を落としてしまう。


点稼ぎのために最低限、漢字の問題はパーフェクトに答えたかったのだ。



たまに漢字検定の校内バージョンテストなんかも受けていたし、いっぱい勉強していたので漢字には自信があった。


なのに!

なのに!



先週日本語で手紙を書いていて愕然とした。


全く漢字が書けなくなってしまったのである。


前の記事にも書いた、最後の家庭教師の日に、生徒さん二人と親御さん宛に、計三枚のお手紙を書かせていただいたのだが、それはまあ、書きたい漢字が出てこない。


普段は英語8、 日本語2、の割合で話す。 


日本語はもっぱら家族や友達と喋るくらいだし、ネットで物事を調べるときに日本語を少し読むくらい。


東野圭吾とか村上春樹とかの本も読んでいるけれど、漢字は読める=書ける ではないから…

漢字を手で書くという行為はここ最近ゼロに近い。


通訳するときも翻訳するときも手書きはないし、通訳のノートテーキングも全て英語なので日本語を書く機会がない。


使わないと忘れるというのを身をもって体験した。


漢字大好きな私が、確信という単語を確心と書いてしまったのだから…


脳が、学生時代にがむしゃらに覚えた漢字を、もう使わなくていいものとしてタンスにしまってしまったのだろう。



ああああ、悲しい。


いつか、もし将来日本に住むことになったとしても、お役所で漢字が書けなくてあたふたするんだろうな…


3年くらい前に何を思ったか、日本のAmazonで漢字検定2級と準1級の参考書を購入した。


今試しに2級の参考書を見てみたけれど、書けない問題がたくさんあった。準1級なんてもっての外。


夏は少し時間があるので、漢字のおさらいでもしようかな、と思う。






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