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[Warby Parker レビュー]有名D2Cブランド「Warby Parker(ワービーパーカー)」でメガネを買ってみた④ ~試着・購入編~

こんにちは!TCOのミカミ・リョーです。Warby Parker(ワービーパーカー)のブランド体験をレポートするシリーズ、いよいよ佳境です!まずは、前回の振り返りから。

ということで、NY在住の友人・キリコさんの元に試着フレームが届くのを待つところまでをお届けしました。今回は、いよいよ試着から購入までのステップをご紹介します!

試着用のフレームが到着! いざ、開封

キリコ 「ついに届きました!」
ミカミ 「キリコさん、どんな感じで届いたか見せてもらえますか?」
キリコ 「はーい。こちらがWarby Parkerから届いた箱です」

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ミカミ 「おお! 大きくメッセージが書いてありますね」
キリコ 「こういうところがいいですよね」

Good things await you
良いことが待っているよ

キリコ 「という意味ですね。お待ちかねのフレームが届いたよって」
ミカミ 「ちょっとしたメッセージが響きますね」
キリコ 「ですね。では、開けますね」
ミカミ 「よろしくお願いいたします!」
キリコ 「じゃーん! 5つ、いや5人のフレームです」

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ミカミ 「おおー。フタの裏に何か書いてありますね」
キリコ 「こういう一言で気分があがりますね」

Let's get this Home Try-on started
ホーム・トライオンを始めよう

キリコ 「その下に簡単に段取りというか、流れが書いてますね」
ミカミ 「手描きタッチのイラストもいいですね」
キリコ 「で、こんな感じで5人が入ってます」

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ミカミ 「フタ裏のイラスト、一番右はどんな意味ですか?」
キリコ 「はいはい、これですね」

Kick up your feet
足を投げだして

キリコ 「リラックスして待っててというニュアンスです」
ミカミ 「イラストも含めて、楽しい表現ですね」

Warby Parkerの遊び心あふれる演出は、第3回でも紹介しました。この箱に書かれたメッセージもいいですね。はじめに目に飛び込んでくるメッセージで期待感をあおり、開封して「さあ、始めよう」とアクションを促す。単純ですが、すごく大事だと思います。

気に入らなければ返送料の負担なしで返品可

ミカミ 「同梱物を見せてください」
キリコ 「まずは、返送用のシール。伝票ですね」

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ミカミ 「そうか、当然、返送も無料で対応ですね」
キリコ 「トライして気に入らなければ、買わなくてもいいです」
ミカミ 「試着ですからね。でも、送ってもらうと購買意欲を刺激します」
キリコ 「たしかに。あの、私は洋服をオンラインで買うんですけど」
ミカミ 「はい。当然、試着はできないですよね」
キリコ 「そうです。だから買って試して、気に入らないと返品します」
ミカミ 「買って返品のパターンなんですね」
キリコ 「そうなんです。返送料負担がないのが当たり前なので」
ミカミ 「アメリカはそうなんですね」
キリコ 「今回のWarby Parkerは、そのメガネバージョンという感覚」
ミカミ 「なるほど」
キリコ 「あ、日本の有名ファストファッションは店に返しに行きます」
ミカミ 「オンラインで買っても?」
キリコ 「そう。返送料がかかるから最寄りの店に返品します」
ミカミ 「日本企業とアメリカ企業の差がありますね」

アメリカは日本よりECが発達していると言われますが、消費者の買い方・選び方も違うかもしれませんね。Warby Parkerのトライオンとキリコさんの買い物スタイルから、そんなことを感じました。

遊び心あふれる、試着のトリセツ

キリコ 「次にトライオンのハンドブックです」
ミカミ 「オシャレなタブロイド紙みたいなトリセツですね」

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キリコ 「返送方法と選んだフレームの買い方が表紙にありますね」
ミカミ 「伝えたいことを、わかりやすく見せていますね」
キリコ 「3つのステップでまとめているのもわかりやすい」

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キリコ 「イラストや写真で楽しい誌面ですね」
ミカミ 「右上はクイズですか?」
キリコ 「はい、アルファベット群からフレームのカラー名を探すもの」
ミカミ 「誌面のけっこうなスペースを取ってますね」

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キリコ 「最後のぺージには、クロスワードパズルもあります(笑)」
ミカミ 「単なる説明だけでなく、遊べるツールにもなってるんですね」

普段モノを買っても、あまり説明書は見ないんですが、これはついつい読み込みたくなりますね。遊びにもスペースをとっていて、ユーザーを飽きさせない工夫がされているのもポイント。トリセツにもWarby Parker(ワービーパーカー)ならではの遊び心が散りばめられていて、本当によく考えられています。これは実際にホームトライを試したからわかったこと。実体験の大切さをあらためて認識しました。

では、試着パーティーをはじめましょう!

ミカミ 「では、キリコさん、さっそく試着パーティーをはじめましょう」
キリコ 「了解です」

※すみません、キリコさん顔出しNGのため、試着はテキストのみです。

キリコ 「まずは、Nose BridgeのLow Bridge fitから」
ミカミ 「このフレームはPercey君ですね。どうですか?」
キリコ 「すごい! 今までかけた眼鏡で一番のフィット感! 驚きました」
ミカミ 「鼻の低いアジア人向けだけあって、看板に偽りなしですね」
キリコ 「これは度付きで購入する候補にします!」

気になっていたLow Bridge fitは、なかなかいい感じです。画面越しに試着したキリコさんをみましたが、しっかりフィットしているのが伝わってきました。

キリコ 「あと、気になっていたサングラスも」
ミカミ 「これはToddy君ですか?」
キリコ 「そうです。これ、やっぱり気に入りました!」
ミカミ 「サングラスはレンズに何か書いてありますね」

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キリコ 「HOME TRY-ONと書いてありますね」
ミカミ 「試着用ということですね」
キリコ 「はい。これは度なしにしようかな」

こんな感じで5人の試着パーティーを終えたキリコさん。最終的に2本に絞り込みました。

キリコ 「度付きのPercey君とサングラスのToddy君に決定です」
ミカミ 「では、さっそく購入ステップに進みましょう」

アプリで瞳孔間距離を測定

キリコ 「ミカミさん、ちょっと待って」
ミカミ 「あれ、まだ何か?」
キリコ 「アプリで瞳孔間距離を測らないと」
ミカミ 「そうなんですね。瞳孔間距離って何ですか?」
キリコ 「右の黒目の中心から左の黒目の中心までの距離です」
ミカミ 「なるほど」
キリコ 「度付きのメガネを作る際に必要なデータです」
ミカミ 「PCからでもできるんですか?」
キリコ 「はい。でも、アプリのほうが簡単そうなんで」
ミカミ 「では、アプリの画面を共有しながら、進めてください」

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キリコ 「まずはこの画面を開いて」
ミカミ 「どれが瞳孔間距離ですか?」
キリコ 「Measure pupillary distance(PD)です」

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キリコ 「4つのステップがありますね。Got itをタップして」

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キリコ 「このドットを視線で追います」

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キリコ 「ここを見て」

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キリコ 「測定中です」

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キリコ 「頭を下に傾けて」

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キリコ 「スマートフォンを遠くに離して…… 出ました」

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キリコ 「私の瞳孔間距離は60ミリです」
ミカミ 「簡単ですね」
キリコ 「では、これを登録しておきますね」

パーティーで選ばれた2人を購入

ミカミ 「では、準備も整ったところで購入しましょう!」
キリコ 「はい! まずはカートの中を見てみると」

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ミカミ 「さっきのToddy君とPercey君ですね」
キリコ 「すっかり友だち気分です(笑)」
ミカミ 「Toddy君はサングラスなんでフレームだけで95ドルですね」
キリコ 「Percey君は度付きなので、レンズ代が100ドル追加です」
ミカミ 「では、Next stepに進んでください」
キリコ 「はい」

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ミカミ 「ここで処方箋のアップロードですね」
キリコ 「そうです。前にとった処方箋(注1)の画像をアップします」

(注1)越境編 を参照

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キリコ 「はい、アップロード完了です」

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ミカミ 「これで購入者の情報が出てきましたね」
キリコ 「クレカ情報は試着申込み時に登録済み(注2)でラクですね」

(注2)発動編 を参照

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キリコ 「スクロールしてReview orderをクリック」

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キリコ 「出ました」
ミカミ 「では、購入に進んでください!」

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ミカミ 「総額が298.44ドルになってますね」
キリコ 「8.44ドルは、いわゆる消費税みたいなものです」
ミカミ 「なるほど」
キリコ 「では、オーダーします!」

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ミカミ 「買えました! 感無量(笑)」
キリコ 「試着のときと同様にかわいいメッセージですね」

You'll be seeing Percey LBF and Toddy very soon
もうすぐ鼻ぺちゃ用のPerceyとToddyに会えるよ!

キリコ 「早く会いたい!」
ミカミ 「ミカミのアバターとしてご協力ありがとうございました!」
キリコ 「私もすごくおもしろい体験ができました」
ミカミ 「PerceyとToddyに会えたら、連絡ください!」
キリコ 「はい! 試着の5人は、さびしいけど返送しておきます」

ついにWarby Parkerでメガネが購入できました! ここまで長かったですが、細かくWarby Parker(ワービーパーカー)のサービスを確認しながらブランド体験できたことで、ミカミ的にもいろいろ学びがありました。あとは到着を待つのみ!

PerceyとToddyがキリコさんのもとに到着したところで、ミカミとしての「Warby Parker(ワービーパーカー)ブランド体験」を総括します。お楽しみに!

ミカミ・リョー@実際にやってみるって大事

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