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僕がサッカーから学んだもの

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幼少期から続けてきたサッカー。 場面場面で僕がサッカーから得たもの、感じたものを書いた記事です。
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#チーム

熱くそっと恋をして

先日大学サッカーを引退し、(多分)5歳から始まった自分の競技生活に終止符を打つこととなりました。 下記の文は、全日程が終了して書いた最後の部員インタビューの文です。 僕にとっての、僕から見た、チームの姿や思いを言葉にしたので是非ご覧ください。では、どうぞ。(読んだことある人、最後にも文付け加えたからそこまでスキップ!) まず初めに、このような難しい情勢の中、私たちのためにリーグ戦を開催・運営等、様々な所でご尽力いただいた関係者の皆様に、感謝申し上げます。 また、4年間指導

目指した瞬間的日本一

まだ1週間あると思えたあの日から、7日が経った。 ここ3日は凄くエモーショナルな自分に出会う場面が多かった。 0℃に達しない気温の中、グラウンドに行き、朝っぱらから大声を出した。 「寒さなんて関係ねぇ。」 その気持ちとともにあるのは、 「何か残したい」って気持ちだったのかなー。 随分、うるさい、頭おかしい、と思ったことだろう。 今になって言う。自分の中では勝負だった。本当に個人的な勝負だった。 勝利か敗北かは、これ以前にもこれ以降にも不明のままだけどね。 目指すは「

逃げない

皆さんこんばんは! 今日はマガジンで言うと、『僕がサッカーから学んだこと』にあたる記事です! 「学んだこと」というより、このような現状で、今まさに考えさせられている、学びの途中を言葉にしたものです。 チームを考えるうえで、僕自身が今思うことを綴ります。 . コロナのせい。. 「コロナだから。」全てこの一言で言い訳はできる。 コロナの時期だから、練習できない。 コロナの時期だから、コミュニケーションとりづらい。 でも、そんなことを言っている場合ではない。 自分達で決

未熟者

楽しむとふざけるの違い。 大学生にもなれば誰だってわかる。 何が違うのか。 サッカーで言えば、「ぬるい」と表現されることもある。 自分がプレーする身として感じる違いと言えば、「空気感」だろうか。この空気感(雰囲気)は、自然と構築されるものでもあり、作り出すこともできる。そして、作り出すことができるということは、変えることだって可能である。 ◇ 自分はまだ未熟だった。 「ぬるい」と感じていながらも、変えることができなかった。 このままではだめだと思っていながらも、変えら

ピッチで飛び交う声

「やれよ!」 「集中しろ!」 ピッチ内で耳にする言葉。 チームとして、個人として、勝負となれば互いに熱くなる。 そして、自分達同士で突き詰めなければならない。 時に、練習がぬるいと、やれてないと感じる時がある。 これは以ての外。日本一になるにあたって問題外の状況だ。 たいそう次元の低い話ではあるが、この状況の時に耳にするのなら、理解はしやすい。 しかし、ピリッとした練習の際も、同じく、最初の言葉は飛び交う。 球際、切り替え、イージーミス。。。 ◇ ここで一旦冷静に

好きに理由なんてないよ

もう残すところ1年になってしまった。 なかなか伝えることのできない思いを、ここに書こうと思う。 僕は、今所属するサッカー部のチームが好きだ。 こんなにも、自分の所属するチームを好きになったことはないくらい好きだ。 正直、自分でもびっくりしている。 これは、3年目にしてようやく、ではない。 大学に入学し、高校まで無名の僕は、セレクションを受けて、一番遅いタイミングで入部した。そして1年も経たないうちに、ここにきて良かった、このチームに入れてよかったと心から思った。 そ

応援の本質

応援の本質って? 自分にとって身近な「応援」は、サッカーの試合での応援が1番に頭に浮かぶ。 今日は、その情景を思い浮かべながら考えていきたい。 大きく3つに分ける。 ・それ自体が好きでの応援。 ・その人やチームが好きでの応援。 ・思いを託す応援。 1つ目は、応援そのものが好きな場合。 これは、その雰囲気、声を出すことに楽しさを感じている人。 2つ目は、頑張っている人やチームが好きで応援している場合。 純粋に、頑張ってほしい!勝ってほしい!そんな思いを込めて応援して

思いよ

自分が頑張れるのは、周りにもっと頑張る人がいるから。 くじけそうになっても、頑張ろうぜって背中をおしてくれる人がいるから。 大学に入って、そんな仲間に出会えた。 それは、大学1年の頃に感じた。 このチームに入ってよかったな、そう心から思えた。 何かこれといった、エピソードがあるわけではない。 だが、確実に、心の底からそう思ったのだ。 全てのことに、確たるエピソードがあるとは限らないと思い始めた。 「この経験をしたから、こう感じて」 確かにそれもある。 けど、何

リーダーシップ

どのようなリーダーについていきたいか?理由は? 高いレベルの集団ということを前提として、放任型リーダーシップをとるリーダーについていきたいと思う。 ある程度の自由が効くからこそ、当事者意識がうまれ、常にその組織の一員であることを実感したり、存在意義を感じられるから放任型リーダーシップをとるリーダーについていきたい。 また客観的にその組織を考えたとき、現場単位で決断をしなければいけない場面に遭遇した際、日頃から当事者意識をもつ人であれば、自信をもって決断できると思う。しかし、

チームの一体感とは。

今日の質問はこちら! 自分が感じるチームの一体感を考えながら書きたいと思います。 チームの一体感ってどういったもの? 僕自身、これまで十数年サッカーをやっていて、「何か1つになれた」そんな感覚になったことは何度もあります。それは、プレーしている時だけに限らず、スタンドから応援している時も。 ただ、今日はその「何か」が果たしてどういったものなのかを考えなければならない。 チームについて考える機会があり、 そこで考えた1つになって進んでいくための、自分なりの答えはある。