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奈良クラブ対ポルベニル飛鳥 - #天皇杯 予選

 天皇杯奈良県代表決定戦/奈良県サッカー選手権大会決勝が橿原公苑陸上競技場で行われた。
 決勝のカードは2年連続で同じ、奈良クラブ対ポルベニル飛鳥。昨年は延長までもつれ0-0。PK戦4-2で奈良クラブが天皇杯の本大会への出場を決めた。

 都南クラブから奈良クラブに名前を変えた2008年以降の対戦成績は、

 1-0(2008.9.7/奈良県1部 第10節)
 5-1(2010.5.30/奈良県選手権 社会人予選 代表決定戦)
 7-0(2013.6.2/奈良県選手権 社会人予選 代表決定戦)

 奈良クラブの3勝。この時はまだポルベニルカシハラという名前だった。
 2018年にポルベニル飛鳥と名前を変え、Jリーグを目指すと宣言してからの成績は、上にも書いた昨年の1試合だけ。試合としては引き分けとなる。

 2009年以降、奈良県サッカー選手権大会では奈良クラブが優勝している。昨年までで12年連続の天皇杯出場。JFLに昇格してからは決勝の相手はずっと天理大学だった。力の差は歴然で毎試合複数得点で無失点だった。

 ポルベニル飛鳥には奈良クラブに在籍していた選手がいる。DF 野本泰崇、MF 志水克行、MF 吉田智尚。活躍してくれるのは嬉しいが、対戦するとなると嫌な相手だ。今年は奈良クラブソシオスに在籍していた MF 北田大亜 もいる。
 監督は京都、徳島、長野でも監督をしていた美濃部直彦。JFLからJ1まで全てのカテゴリーでの監督経験がある。注目したい監督の一人である。

 そして試合はというと、昨年と同様でリモートマッチ。新型コロナウィルス感染拡大の影響での無観客試合となった。
 テレビ中継はKCN(近鉄ケーブルネットワーク)のみということで、観ることができるのはわずかな人のようだった。視聴環境にないぼくは、ツイッターで奈良クラブの公式とKCNを見ている人たちの実況ツイートを楽しむことにした。

 ちか右衛門(@migitika7)さんがツイッターの新機能スペースを利用していたので、ぼくも参加させてもらった。
 二人でツイートを見ながらワイワイしゃべっていた。「惜しくも枠を外れる」と書いてあったらそれはどれくらいなのか、本当に惜しかったのかとか、観られない分いろんな妄想を話したりした。
 前半はほぼ二人で話すだけだった。後半からは何人かの人が聞いてくれていたようだった。もう少し話し手がいると良かったのだが、全員がスペースを使えるわけでは無いようなので仕方ないのか。事前に告知ができていれば、もう少し人が集まったかもしれない。

 個人的にはとても楽しかったのだが、90分を超え0-0で延長かと思ってた矢先、「失点」という文字。0-1で敗戦となった。

 試合内容については下記のツイートのまとめをご覧ください。

 ポルベニル飛鳥との対戦成績は、1分1敗 となった。

 奈良クラブを応援しているものとしてはとても残念な結果だった。
 しかしながら、奈良県のサッカーのこととして考えるととてもいいことだと思う。いくつかのチームで代表を争う。そこにカテゴリーは関係ない。奈良クラブだってKSLの時にJ1のチーム(4カテゴリー上)に勝ってるんだから。その逆だってあるだろう。10年以上一つのチームが優勝し続けるというのは異常なことかもしれない。
 奈良クラブ、ポルベニル飛鳥、このほかにも古豪ディアブロッサ高田の復活も期待したいし、天理大学やそのクラブチーム FC TENRI 2016 にも頑張ってほしい。あと奈良クラブソシオスも。

 個人的な希望としては、奈良県からJリーグに複数のチームがあって、JFL、KSL 1部、2部のカテゴリーにも奈良の地名を声に出して応援できるチームがあること。
 それほど遠くない未来に実現してほしい。


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